制服のスカートってどう描けばいい?を徹底解説!
JKの腰元でフワッと広がって
可憐さを演出するプリーツスカート、
あなたは描けますか?
こんにちは。
ドライブ動画が最近マイブームのReLです。
次々と移り変わる景色に癒やされながら、
これイラストだとどうやって描けるかなー、、、
なんてことを考えたりしてます。😎
今回はプリーツスカートの描き方解説です。
生地が丈夫で動きやすく、
学生服にも取り入れられているプリーツスカート。
むしろプリーツスカート以外を採用してる学生服ってあるのか?
と思うくらい浸透してますよね。
プリーツと呼ばれる綺麗な折り目が特徴ですが、
だからこそ描こうとすると難しいものです。
描くと裾がガッタガタになる
描いたは良いけど全ッ然見映えがしない…!!
スカートが広がる表現ってどう描けばいいんだ?
気付いたらヒダを細かくしすぎて収拾つかなくなった😭
見た目が固くなりすぎるし、裾が尖っちゃってもはや凶器…😱
そんなプリーツスカート、どう描けばいいんでしょうか🤔
実はとっても単純。
複雑なプリーツスカートの全体像を
一発で捉える秘訣
プリーツスカートを上手く描けないのは
見たままの形で全体像を捉えてることが原因です。
だって…ヒダが目立ちますからね…笑
こういうときは単純化してシンプルに考えてみてください。
と考えると…あら不思議、こんなにシンプル!
ヒダはとりあえずガン無視して、
プリーツスカートを単に「腰を包む布」として捉えると
シンプルな全体像が見えてきませんか?
この、プリーツスカートの原型とも言えるような
全体像を捉えられるかどうかがカギとなります。
これをベースとして、
「ヒダは装飾である」と捉えると突破口が開けますよ。
ということで、ここから実際に描いていきます。
まずは飾りがないシンプルなスカートを描いてみて、
その後でヒダを足していきましょう٩( 'ω' )و
Step1. まずはヒダなしの原型を描く
シンプルなスカートを描いてアタリを取ります。
まずはスカートのベルトと裾を描きましょう。
ベルトを描く
ベルトはへそと同じ高さか、ちょっと下に描きます。
裾を描く
裾については、ちょっとしたテクニックを使います。
∞の字で描いてみてください。
スカートが適度にひるがえってる感じになって
グッと見映えが良くなりますよ👍
良いんです。
イラストを描く上では自分がルールです💪
裾はベルトに対して斜めになっても問題ありません。
ただしいきなり斜めで描くと、描いてから
左右で裾の長さが違った…なんてことになる可能性があります。
そういうときはツールの力を使いましょう。
最初は水平に描いて、回転ツールの中心を
ベルトに合わせた状態で回転させると
いいバランスで斜めにできますよ。
回転ツールの中央に出てくる「+」のアイコンは
実は掴んで移動させることができる。
これで片方だけ短くて片方だけ長くなる
という事態を防ぐことができます。
ベルトと裾をつなげる
ベルトと裾を描けたら、それらを繋ぎます。
ここでも、見映えを上げるためのちょっとしたテクニックを使います。
股間の高さくらいまでは体型に沿うようにしてください。
それより下から裾につなげていくと、
スカートの広がりを良い感じに表現できますよ。
両端の線がだいたい同じ長さになるように描くのがポイントです。
丈はどうする?
余談ですが、スカートというと
「丈はどれくらいがいいんだ?」という問題が出てきますよね。
基本的にこれはお好みでOKなんですが、
キャラの見た目や性格を考慮できると◎です。
例えばギャルのような派手なキャラの場合は
短めに太もも辺りまでにしておく、とか、
反対に図書委員をやっていそうなおとなし目のキャラの場合は
長めに膝下まで伸ばしておく、とか。
見えてはいけないものが見えてしまいそうな短さ。
派手、活発、陽キャという印象になる。
おとなしい、地味、無口といった印象が増す。
キャラに合わせて丈を調整できると、
個性や印象を強めることができてキャラの魅力もアップしますよ😉
Step2. 裾にヒダを描いていく
Step1でスカートの全体像を描きました。
これがガイドの役割を果たしてくれるので、
これを元にヒダを描いていきます。
新規レイヤーを作り、
ガイドに沿って好みの数のヒダを描いていきましょう。
ガイドがあれば描きやすい
ヒダの構造はいくつか種類がありますが、
ここではオーソドックスな
「車ヒダ」と呼ばれる種類のヒダを描いています。
車ヒダは必ず左向きになっているので、方向に注意してください。
ヒダの数はデザインによって様々なので、
コレ!という正解があるわけではありません。
描いてみてイイ感じになればそれでOKです。
細かくしすぎると後が大変になるので、
見映えと描く手間が釣り合うような
自分にとって丁度いいバランスを探ってみてください。
Step3. プリーツを描き込む
裾のヒダが描けたら、ベルトからヒダに向かって
プリーツを描き込んでいきます。
このとき、端からではなく中央から描いていくのがコツです。
端から描いていくとバランスが崩れやすくなります。
まずは真ん中から、スカートを半分に割るような感じで
プリーツの線を引きます。
次はその線で左右に分割して、
それぞれの中央付近に来る線を引きます。
これでスカートが4分割されたはず。
この時点で結構それっぽい
プリーツスカートの完成形が見えてきたんじゃないでしょうか。
あとはヒダの数に合わせて
残りのプリーツを描き込んでいけば、
バランスを崩さずに描くことができますよ😉
ただし両端は間隔を狭めてください。
これだけで立体感を出すことができますよ。
ヒダの折り返しの線も忘れずに描き込みましょう。
線を伸ばす方向に注意してください。
表側の線と平行になるように線を引くのがポイントです。
周りの線と平行に描けば問題なし👌
Step4. 超忘れがち!ベルトの構造を描いて仕上げ
ここまで描けたら、あとちょっと。
忘れがちですが、
ズボンにチャックやホックがあるように
スカートにもチャックやホックがあります。
スカートの場合は目立ちにくい左側面に
ホックがあることが多いです。
チャックはプリーツの折り返し部分に上手く隠されているので、
見た目では分からないようになっています。
というわけで、ベルト部分に縦線を入れましょう。
目立たないのでぶっちゃけ無くても違和感はないけど、
あればリアリティが増しますよね😁
最後にガイドとして使った原型の部分を消して完成です!
プリーツスカートを見映えよく描きたいなら
この2つのポイントだけでも押さえよう
現実だと、動かず風も吹かない状態のスカートは
下にストンと落ちて終わりです。
だけどそれではあまりにも味気ないし見映えしないですよね😅
イラストで大事なのはリアルさよりも見映えです。
裾の形を∞の字にする
スカートを広げるのは股間の高さ辺りから
この2つのポイントを押さえておけば、
程よいリアルさを残したまま見映えを上げられるのでオススメですよ。
ぜひチャレンジしてみてくださいね٩( 'ω' )و



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