春休み中は、個別指導の4回分(短時間)無料の春期講習に参加し、先生がたびたび離席、問題が簡単だし説明が下手、とのことで2回でやめた息子。やっぱ友達も通ってる〇〇にしたいな~と言うから、すぐに電話して説明を聞きにいくことにしたのだが、私はここで失敗している。
私だけまず行って話を聞いてくればよかった。早く塾に行かせたいと焦っていたし何度も行くのがめんどくさいと思っていた私は「息子に塾の様子を見せたいので息子も一緒に説明聞かせてもらってもいいですか?」と言い、一緒に行った。
向こうは営利目的の塾だから、入会させたいに決まっている。
「難関目指すお子さんと同じクラスで息子はだいじょうぶでしょうか?通知表も3がほとんどですが・・?」
「だいじょうぶですよ!」
「中三から入って、ついていけるのでしょうか?」
「だいじょうぶですよ!春期講習は今までのおさらいでしたし、中三の分野には少し入ってしまっていますけど、その分はどこかで時間とってフォローしますから!」
「私立希望なので3教科だけにしたいですが」
「ここは5教科を強くおすすめします。それに志望校はもっと上をめざしましょう。私立併願で確約をとりつつ、もっと難易度高い公立にチャレンジするのがいいと思います。私立に行くにしても、理科社会を疎かにしたお子さんは高校でつまづきます。大学受験で理科社会のどちらかは絶対にやらないといけないので基礎知識ないとあとが大変です。留年とかになりかねません」
息子に、どうする??と小声で聞くと、「5教科やる」と答えた。
「じゃあ5教科で」
「体験してから決めていただくこともできますが、体験してしまうと迷いがでて入塾がどんどん遅れてしまいます。」
私もせっかちな性格もあり、息子が入りたいと思っているのだから早く決めてしまおうと思い、その日のうちに入塾届出してしまった。
今考えると、一呼吸おいてよく考えて、体験もすればよかった。
もっとさかのぼれるなら、この塾も無料体験春期講習をやっていたのでこちらにすればよかった。
春休み前に息子に確認したときは「春休みくらいゆっくりしたい」との言葉をそのまま聞いてしまったのだ。
ちょうど父の介護施設のことや娘の卒業式や入学準備でバタバタしていて息子のことを考える余裕がなかったのが一番の理由だけれど。
そもそも息子のほうの塾のことは夫にまかせたはずだった。
それなのに夫は積極的に動こうとしなかったのだ。夫はコスパ、タイパばかり考えるし、息子も自分のようにいつかやる気が出て自分から勉強するようになると思い込んでるところがあるので通塾したほうがいいとか言いつつも結局は私任せ。
東進オンラインに入ったと言うと、「いいじゃんいいじゃん」
個別指導〇塾の無料体験申し込んだよ、と言うと「いいじゃんいいじゃん」
やっぱり〇〇塾がいいって息子が言ってるよ、「あ、〇君と同じところ?いいじゃんいいじゃん」って・・
頼りにならなすぎる。まあお金だけはしっかり払ってもらうけれどね!
で、タイトルのように「話が違う」というのは、息子の言葉。
今週から4月の授業が始まると聞いていたのに、今週は春期講習の確認テストだったらしいのだ。
授業はなしでテストと採点とちょっとした見直しのみ。
息子は春期講習も受けてないし、普段勉強まったくしていないに等しいのでできるわけがない。
半分の点数もとれない状況で非常に嫌な思いをした、テストなんて聞いてない!ふざけんなよ!!と怒りまくる息子。
「まあできなくても仕方ないよ、できなかったところを見直せばいいだけなんだから」となだめたが「仕方ないじゃないよ!俺だけできなすぎて恥ずかしかったんだよ!」
さらに、「リュック買ってって言ったよね?いつ買ってくれるの?」って言うから「指定してくれたら買うよって言ったよね?お母さんが選んで買って文句言われたくないから!」と言いつつも、その場で楽天で一番売れてる通塾用リュック(安いやつ)を見せて「これでいい?」と聞くと「いい」と言うので買った。
さらに昨日もまた「俺、〇〇に腹立つんだよね。上から目線なんだよ」
〇〇とは同じ塾に通う同級生二人のうちの一人、英検準二級とって留学までした友達だ。
〇〇とは同じクラスになったことがなく私もよくは知らないのだが、まさかそんな性格の子とは思っておらず驚いた。
初日に私が車で送迎したときに「友達二人と一緒に帰りたかった!」ってしつこいくらい言っていたから二人と仲良くしたいと思っていたのに。
前回、大雨に降られたこともあり、こんどからは私が車で送迎することになった。
しかし今日は父の介護施設見学と病院に面会もあるので息子の塾に行く時間に間に合うかどうか・・
父の病院の面会は2週間ぶり・・ 毎回そうだけれど気が重すぎる。
また長々と話を聞かされるのだろうか・・・ 嫌すぎる。
人間、自分で自分のことができなくなったら、いっそのこと認知症になってしまったほうが本人も家族も楽なんじゃ?と思ってしまった。