米FDA、大塚製薬の抗精神病薬に効果懸念表明 試験結果一貫せず

米FDA、大塚製薬の抗精神病薬に効果懸念表明 試験結果一貫せず
 7月16日、米食品医薬品局(FDA)は心的外傷後ストレス障害(PTSD)の治療に使用される大塚製薬の抗精神病薬「レキサルティ(一般名ブレクスピプラゾール)」について、有効性に対する懸念を表明した。写真はFDAのロゴ。2020年8月、米メリーランド州で撮影(2025年 ロイター/Andrew Kelly)
[16日 ロイター] - 米食品医薬品局(FDA)は16日、心的外傷後ストレス障害(PTSD)の治療に使用される大塚製薬(4578.T), opens new tabの抗精神病薬「レキサルティ(一般名ブレクスピプラゾール)」について、有効性に対する懸念を表明した。試験結果が一貫しておらず、治療効果も臨床的に無意味だと指摘している。
FDAは18日に予定されている独立した専門家による会議に先立ち、16日に治療薬の審査を実施。専門家は改めて、FDAがブレクスピプラゾールの使用を認めるべきかどうか勧告する。
FDA審査官は、この薬が抗うつ薬のセルトラリンと併用された場合に、PTSDに対する有効性を示すエビデンスを示すことができておらず、研究結果にも一貫性がないと指摘している。
PTSDは衝撃的な出来事に遭うことで発症する精神疾患で、フラッシュバックや悪夢、強い不安などの症状が出ることが多い。米精神医学会によると、米国では成人の約4%が罹患(りかん)しているとされる。

私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」, opens new tab