泉房穂氏と明石市議6人が否定 「二度と政治に関わらないから刑事告訴はやめてくれ」SNS拡散情報をファクトチェック /参院選兵庫選挙区
SNS拡散情報 泉氏と明石市議6人が否定
参院選兵庫選挙区に立候補している前明石市長の泉房穂氏に関してSNSで拡散されている情報について、サンテレビはファクトチェックを行いました。
市議らは「聞いたことがない」
ファクトチェックを行ったのは、7月17日午後11時現在、Xで118万回以上表示され、「独占スクープ泉房穂が隠している『政治家引退宣言』の裏で行われた市議との取引が…」という投稿です。 また、リンク先のYouTubeも28万回以上再生されていて、動画の配信者は泉氏が明石市長時代、市議会議員2人に対して暴言を吐いて問題になった後、 「市議会議員から泉氏を刑事告訴するという話が浮上していた」 「なんとかもみ消したかった泉氏が『二度と政治に関わらないから刑事告訴はやめてくれ』という表に出ていない交渉があった」と語っています。 この点についてサンテレビが自民、公明、明石かがやきネット、共産の6人の市議に取材したところ、市議らへの脅迫の疑いで、当時、泉氏の刑事告発を検討していたことが確認できました。 しかし、泉氏が「二度と政治に関わらないから刑事告訴はやめてくれ」と市議らに交渉したという主張については、全員が否定。 「聞いたことがない」、 「刑事告発を取りやめたのは被害にあった市議への配慮」 などと語っています。 2021年に行われた全市民への金券配布事業をめぐり、明石市議会は、2022年10月、泉氏に対する問責決議案を賛成多数で可決。 当時泉氏は、市議への不適切な発言を巡り、政治家を辞めると表明していました。
泉氏「密約は絶対にない」と否定
サンテレビの取材に対し、泉氏は、 「根も葉もない話で非常に迷惑している。 辞任の際に密約があったことは絶対にない」 と語り、SNSの情報を否定しました。
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