「次の選挙で落としたる」明石市長の泉房穂氏が女性市議らに発言

兵庫県明石市の泉房穂市長
兵庫県明石市の泉房穂市長

兵庫県明石市の泉房穂(いずみ・ふさほ)市長が、自身に対する問責決議案をめぐって、市議2人に「次の選挙で落としたる」などと発言していたことが11日、分かった。決議案は12日に市議会で可決される見通しだが、泉氏の発言に議会側は批判を強めている。

泉氏は平成31年、国道用地の買収が進まないことに腹を立て、職員に「火を付けて捕まってこい」などと発言したことが発覚し市長を辞職。出直し市長選で当選していた。

今回発言を受けた2人は榎本和夫議長(自民党真誠会)と、飯田伸子市議(公明党)。榎本議長によると、8日に市立小学校で行われた記念式典の直前、泉氏から「問責なんて出しやがって。ふざけとるんか。お前ら議員なんか(選挙で)落としたるからな」とすごまれた。

飯田市議は同じ場で、泉氏に顔を近づけられ「問責決議案に賛成したら許さんぞ」と3度繰り返されたといい、精神的ショックから式典後の祝賀会を欠席したという。

泉氏は2人に対し電話で謝罪。榎本議長は「女性に脅迫まがいの発言をするなんてありえない。リーダーとして不適格だ」と訴え、飯田市議は「謝罪されても許せない」と話しているという。

問責決議案では、新型コロナウイルス対策の金券配布事業をめぐって、議会の決定を無視したなどと泉氏の言動を問題視。「再三の不適切な言動や議会対応について議会で指摘したが、変わらない」として、2人が所属する会派などが議会に提出する考えを6日に表明していた。

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