凍結口座への強制執行、根拠となった公正証書「内容は虚偽だった」…「借金」側代表が明かす
スタッシュ社の担当者は取材に「公正証書の内容はすべて正しい。男性の会社に事業資金として貸し付けたものだ」と述べた。貸し借りはなかったとする男性の説明については「借りた側が『借りていない』と言っているだけだ」と語った。
◆不当な強制執行問題=投資詐欺などに悪用された疑いがあるとして凍結された口座に対し、スタッシュ社が「名義人に金を貸している」と主張し、相次いで強制執行をかけていたことが読売新聞の報道で発覚した。執行件数は25件に上り、内訳は、公正証書に基づく8件と支払い督促に基づく17件。一部については「根拠がなく無効」との判決も示され、確定している。