SNSの株式投資めぐるグループで詐欺か 医師が約4億円詐取される

小崎瑶太
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 埼玉県警は16日、SNS型投資詐欺で同県ふじみ野市の医師の男性(61)が約3億9千万円の被害にあったと発表した。同県内での特殊詐欺の被害額では過去最高額という。

 県警東入間署によると、男性が株式投資に関するSNSの投稿を通じて、SNSの株式交流グループを紹介され、実在する証券会社をかたった取引に参加したという。

 証券会社の職員を名乗る人物らから「証券会社の特権口座を開設してください」などとメッセージがあり、代金を求められた男性は、4月21日から6月27日までに55回、指定された47個の口座に現金計約3億9千万円を送金したという。

 6月29日に、男性が出金したいとSNSで連絡をしたが出金できず、不審に思った男性が署に相談し発覚したという。

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この記事を書いた人
小崎瑶太
さいたま総局|県警担当
専門・関心分野
災害、平和、表現の自由