藤浪晋太郎 DeNA入団で合意 3年ぶりの日本球界復帰へ

大リーグ、マリナーズ傘下の3Aのチームから自由契約となっていた藤浪晋太郎投手が、プロ野球、DeNAへの入団で合意したことが関係者への取材で分かりました。3年ぶりの日本球界復帰となり、近く正式に発表される見通しです。

31歳の藤浪投手は今シーズン、大リーグ、マリナーズとマイナー契約を結び、傘下の3Aのチームでプレーしましたが、課題のコントロールを改善できず21試合に登板し、防御率5.79の成績で先月、自由契約となっていました。

関係者によりますと、藤浪投手は獲得に向けて調査を進めてきたDeNAと交渉した結果、15日までに入団に合意したということです。

3年ぶりの日本球界復帰となり、近く正式に発表される見通しです。

昨シーズン、26年ぶりの日本一に輝いたDeNAは、ここまでリーグ3位につけているものの、首位の阪神と10.5ゲーム差と離されていて、球威のある藤浪投手で投手陣の層を厚くし、上位との差を詰めたい考えです。

藤浪投手は、高校卒業後に入団した阪神で1年目から3年連続で2桁勝利をマークしましたが、その後はコントロールに苦しみ、2023年にポスティングシステムを使って大リーグに移籍してからも、その課題は改善されませんでした。

3年ぶりに復帰となる日本球界では、コントロールを修正できるかが復活のポイントとなりそうです。

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