逸木 裕

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逸木 裕
@yu_itk
ミステリを中心に色々書いています。最新刊は『風を彩る怪物』(祥伝社文庫)、『彼女が探偵でなければ』(角川書店)。プロ作家向けの情報交換コミュニティも管理しています→discord.com/invite/eJTrHRm
TOKYOyuitk.work/bookJoined May 2010

逸木 裕’s posts

「最も聞くべきはプロのアドバイスと素人の感想で、最も聞いてはいけないのはプロの感想と素人のアドバイス」という言葉があるが、これはある程度正しいと思う。僕も映画を見た感想などが、年々一般的な感覚から遠ざかっているのを感じる。
何年か前にプロットばかり考える日々が続き小説が書けなかったので、とあるサイトで女子高生のふりをして趣味の少女小説を書いていたところ、作家志望のおじさんがやってきて「君はなかなか見どころがありますから指導してあげます」と添削をはじめるという地獄が発生し退会したことを思いだした
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逸木 裕
@yu_itk
死ぬほど大変だった原稿をなんとか上げたので企画屋稼業に戻って色々考えている。2月は原稿の戻しがなければ企画と資料読みにあてる予定で、しばらく小説は書かないのでエンジンを冷やさないように何か趣味で書こうかなあ
新人賞取っても育成サポートがほぼないのは謎で、新人賞は賞金数百万円 + 選考料 + 社員の稼働費用 + パーティー経費など、恐ろしく金がかかっているはずなのに、デビューすると崖の下に投げ込まれて自力で上がってこいみたいなことになる。当然死ぬ人が続出するので、すごく無駄が多い気がする
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朱野帰子
@kaerukoakeno
新人賞とった新人に会社辞めるなというのはアドバイスとしてわかるんだけど、だったら新人賞の応募要項にデビューしても育成サポートはほぼないし、半年働いて一冊書いていただいても百万円お支払いできるかどうかわかりませんし二冊目の依頼もしないかもって書いておくべきだと思う。
エゴサーチをしていて思い出したのだが、デビュー直後に占い師? のサイトで、オチまでばらした上で「断言するがコイツは一作で消える」などと酷評をされたことがあった。酷評は自由だが、その後11冊出版して進行中の企画も10個くらいあるので、占いが外れたことは認めて謝罪してほしいですな〜
新刊『電気じかけのクジラは歌う』発売中。 AIが個人に合わせて無限に音楽を作り、作曲家が絶滅した近未来。AIに学習データを渡す仕事をしている元作曲家・岡部のもとに、自殺した天才作曲家・名塚から遺作と「指」が送られてきたーー。創作衝動に迫る音楽ミステリです kodansha-novels.jp/1908/itsukiyu/
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私の著作『彼女が探偵でなければ』が、第25回本格ミステリ大賞を賜りました。全く取れると思っていなかったのでびっくりしましたが、いまは喜びに浸っているところです。本当にありがとうございます。
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本格ミステリ作家クラブ
@honkakumystery
🎉速報/第25回本格ミステリ大賞決定!🎉 「第25回本格ミステリ大賞」が以下のとおり決定しました。 [小説部門] 『彼女が探偵でなければ』 逸木裕(KADOKAWA) [評論・研究部門] 『死体置場で待ち合わせ 新保博久・法月綸太郎 往復書簡』 法月綸太郎・新保博久(光文社)
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この記事がバズっているのを見ると、ベタな本格ミステリの需要がある気はする。僕のようなミステリ作家はどうしても「過去にないトリック」「類例のない設定」みたいのを求めて新作を書くのだが、過去の再生産でいいから面白くベタな、水戸黄門のようなミステリも求められているのではないか
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CLASSY.編集部
@classy_online
推理小説家が山荘に篭って執筆中に外は大雪、橋は崩落、電波不通で事件発生して解決するしかないアラサー女子のキレイめ冬コーデ【着回しDiary】 classy-online.jp/fashion/306755/
このエントリ、「小説家になりたいと言っているのに小説を書かない人はワナビーで終わる」的な話なのだが、大意に同意しつつも、僕も小説家になりたかったが小説をどうしても書けなかった時期が15年くらいあったので、そういう人への呪いにならないといいなとは感じた。 note.com/ochyai/n/n781f
『虹を待つ彼女』文庫版、発売中です。 2020年、AI研究者の工藤は死者の人工知能化プロジェクトに参加する。モデルの水科晴は自作のオンラインゲームとドローンを連携させ、自らを撃たせることで自殺をしていた。工藤は調査を通じ彼女に惹かれていくが…。横溝正史賞受賞作
酷評というのは難しくて、「単に好みに合わない」のか、「作者の狙いに対して構造的なミスが存在している」のかを切り分けて論じるのは難易度が高く、「構造的な修正を施した際にさらなる問題が発生するため、作者が意図的に次善策を選択しているケース」もある
新刊『星空の16進数』、絶賛発売中です! 「私を誘拐したあの人に、もう一度だけ会いたい」 それは、“色彩”だけを友とする少女の願い。 ウェブデザイナーの少女の元に突如届けられた、100万円。 11年前の誘拐事件に隠された真相とは――。誘拐と色彩と探偵をめぐる、青春ミステリです。
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この投稿に対し「新人が先輩作家なんかどこで探すんだよアホ」的なツッコミが多々入ったので、Discordのサーバーを作成しました。誰でも参加できますが、作家の方には別途権限を付与し、作家のみが情報交換できるチャットもご用意しました。お気軽にどうぞ! discord.gg/47q7Qj5U
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逸木 裕
@yu_itk
新人作家と編集者のトラブルは、大体先輩に一言相談していればソフトランディングできるもの(=対策が確立されているもの)ばかりであって、賞を取れるくらいの傑作が書き上がったのにそれごと自爆テロみたいなことをするのはもったいないなあ……と、野次馬としては思うわけですね
山本弘先生の『料理を作るように小説を書こう』を読んでいるのだが、僭越ながらプロとしてのスタンスがとても似ているのを感じて、今後折に触れて読み返すと思う。作家志望のかたにもおすすめします。とても面白い本。
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新人作家と編集者のトラブルは、大体先輩に一言相談していればソフトランディングできるもの(=対策が確立されているもの)ばかりであって、賞を取れるくらいの傑作が書き上がったのにそれごと自爆テロみたいなことをするのはもったいないなあ……と、野次馬としては思うわけですね
テレビドラマ制作の現場で事故が起きると、ネットでは戦犯を吊るし上げて追い詰めるみたいなムーブが発生しがちなのだが、各人の思惑が微妙に食い違ったままプロジェクトが進行してしまって、最終的に大事故になるみたいな状況は結構あるわけで、そういう状況を書くのに小説は向いてるんだよな
5/24にデビュー作『虹を待つ彼女』の文庫版が出るのですが、本日見本をいただきました。ずっと読んできた角川文庫に自分の本が入るなんて夢のような話です。担当編集さんの手腕がすごくて、解説はなんと恩田陸先生からいただけました。ダブルで夢のようです!
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話題のゲーム『未解決事件は終わらせないといけないから』を途中までやったのだが、大変面白い。しかし「読書離れ」と言われるが、このように大量のテキストを読んで思考し続けるタイプのゲームは読書以外の何者でもなく、やはり現代人は圧倒的に読書してるよなと思う
日本推理作家協会賞の短編部門を受賞しました。めちゃくちゃ嬉しいです。引き続きより良い作品を書けるよう頑張ります!
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日本推理作家協会◉広報
@mwjsince1947
Replying to @mwjsince1947
【短編部門】 「スケーターズ・ワルツ」逸木 裕(小説 野性時代二月号) 「時計屋探偵と二律背反のアリバイ」大山 誠一郎(Webジェイノベル 二〇二一年十月一二日配信)
自分の文章を読んでいると「説明が足りないかな?」と思ってついつい書き足してしまうのだが、ほかの人の小説を読んでいると説明が多少足りなくてもそれはそれという感じで読める。小説は読者の理解力と一緒に作るものだなと感じる
注意喚起として、実績を公開していない自称創作講師や自称編集者は情報商材屋みたいなものなので、相手にしては駄目です。
メディアミックスの結果、めちゃくちゃな原作改変がなされてしまう件って、結局は現場に予算がない中でプロダクトを作らなければならないビジネススキームの問題であって、「現場の人の能力を上げて姿勢を正しましょう」みたいな方向に行っても、典型的な日本型敗戦パターンになってしまう気もする
Replying to
僕がなぜ15年書けなかったかというと目標設定が高すぎたから。いきなり「火車」とか「ジェノサイド」みたいなものを書こうとしていたので、そこに全く届かずに勝手に絶望していた。「駄作でいいから最後まで書く」と目標設定を切り替えたところ書けるようになり、それが運良くデビューにつながった。
編集者が作家とのトラブルをSNSで発信しはじめたら、こんなものでは終わらないであろう。世界の終わりである
新刊『電気じかけのクジラは歌う』(講談社文庫)発売しております。 作曲AI〈鯨〉の台頭により作曲家がほぼ絶滅した近未来、それでも生き残っていた天才作曲家・名塚が突如自殺する。かつての友人のもとに送られてきたのは、名塚の「指」だった−−。 音楽・創作・AIをめぐるミステリ小説です。
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9/28刊『彼女が探偵でなければ』の書影が公開されました。装画はげみさん()、装丁は原田郁麻さん、帯コメントは阿津川辰海さん()にいただきました。 私がずっと書いているみどりシリーズの最新短編集、乞うご期待です。
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作家の多くが思っていそうだが、小説を書くたびに「もっと楽な作品を書きてえ……」と思うものの、気がつくと自分に書けるかよく判らない作品に取り掛かっている。そこに山があるからならぬ、そこに企画があるから状態である(ひとつ脱稿したのでヘトヘトになっています)
「真面目につけたとは思えないペンネームで新人賞を受賞し、編集者から変えてほしいと提案をされて怒り狂い揉めまくる作家のお話」を書いたばかりなので、今日の炎上はタイムリー。5/19東京流通センターで販売予定だ。
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最東対地
@31tota1
超豪華合同誌『編集に怒られる!』 文学フリマ東京38 えー01 【5月19日 東京流通センター】 ついにお披露目! 最東対地 尼野ゆたか 和泉桂 逸木裕 川越宗一 寺地はるな 額賀澪 水沢秋生 (敬称略) 8人の作家が「担当編集に出したら100%怒られる」というテーマの下、書き上げた八編!
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犯人と対決するタイプのミステリにおいて探偵がやっていることは、犯人が流しているフェイク情報(密室の中で被害者は死んだのだから、これは自殺である等)を、様々な手がかりを集めて正しい物語に更新する作業に他ならず、いまの陰謀論が横行する世界において、ミステリにできることは多くあるはず
小説家の収益の話、本の全ページに投げ銭用のQRコードを刷って、いい表現やいいどんでん返しが発生したら投げてもらうみたいなシステムは作れないものか。同人誌でやればよいのか
創作はかなり個人差のある感覚的な行為であって、作品を書けば書くほど自分個人しか使えない、極私的な創作論ばかりが溜まっていく。汎用的な創作論を語ろうとすると「寝ろ」「運動しろ」「書け」「読め」みたいなことしか言えなくなる
【発売三日前】『星空の16進数』の見本をいただきました。11年前に2時間だけ誘拐された少女が、そのときに見た色彩の記憶とは……? 誘拐と色彩と探偵をめぐる青春ミステリ。 自分の原稿が本になるというのは、いまだに夢のような気分です。最高に美しいカバーですので、ぜひお手に取ってみてください
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