愛知 一宮市 アスベスト含む産業廃棄物など放置で行政代執行
愛知県一宮市で健康被害のおそれがあるアスベストを含む産業廃棄物などが屋外に放置されている状態が続いているとして、14日、市が放置していた会社にかわって飛散防止対策として、廃棄物などにシートをかける「行政代執行」を行いました。
14日は、産業廃棄物などが放置されている一宮市の屋外施設に市の職員や作業員などおよそ10人が集まり、市の職員が廃棄物処理法に基づく「行政代執行」の開始を宣言してから作業を始めました。
市によりますと名古屋市港区に本社があり、産業廃棄物の収集や運搬などを行っていた「サーライン」が、去年1月から一宮市にある屋外施設に産業廃棄物などを放置していて、その後、アスベストを含むものも放置されていることが確認されたということです。
市は会社に対し、文書などで対策を取るよう指導した上で、ことし4月に廃棄物などにシートをかけて、アスベストの飛散防止対策を取るよう措置命令を出していましたが、1か月の期限の間に対策が取られなかったということです。
一宮市廃棄物対策課の中村幸司課長は「近くに畑や通学路もあるので、健康被害が及ばないか心配している人も多いと思う。事業者には引き続き対応を求めていきたい」と話していました。