泉房穂氏 (c) Shinya Nishizaki

「しゃべったこともない」

なお、泉氏は選挙告示日には街頭演説などの日程をSNSで公表していたものの、選挙2日目からは事前の告知をしなくなった。

立花氏の狙いは、知事選に続く「二匹目のどじょう」だ。泉氏の街頭演説で抱きつき「炎上」させることで注目を集め、票を伸ばそうという戦略である。これは、斎藤知事の選挙で行われた「2馬力選挙」とは正反対の「逆2馬力選挙」を展開していると言える。

7月6日の最初の日曜日(選挙サンデー)、午前11時頃、泉氏はSNSでの告知なしに、自身の事務所がある神戸市の商店街に現れた。

泉氏が

「泉房穂です」

「事務所がある商店街、地元の皆様にお願いにあがりました」

と両手を広げ大声で叫ぶと、大勢の人が殺到した。泉氏は握手や写真撮影で大忙しの様子。駆け付けたメディアの中には、取材に夢中になるあまり、商店街の植栽に気づかず激突し、路上に土が散乱する場面すら見られた。泉氏は、世論調査でトップを走るその人気の高さを見せつけた。

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商店街での挨拶と街頭演説を終えた泉氏に、立花氏の「攻撃」について尋ねると、泉氏はこう語った。

「今まで会ったことも、しゃべったこともないので、わかりませんわ。他の候補がどうだとか、関係ありません」

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