会社概要
ご挨拶
水道事業や下水道事業は皆さまの生活を支える、欠かせないライフラインです。一方で、人口減少に伴う水需要の減少、深刻化する技術者不足、そして施設の老朽化による設備費用の上昇など、その持続性は大きく揺らいでいます。これらの課題解決を図り、事業を継続していくための取り組みとして、宮城県では、「宮城県上工下水一体官民連携運営事業(みやぎ型管理運営方式)」を2022年4月1日より開始しました。
当社は、この革新的な取り組みである「みやぎ型管理運営方式」を担うために存在している会社です。事業開始以来、社員一丸となり水インフラを守っていく責任感を胸に、安全な水道水をつくり、安定的に下水をきれいにすることを通じて、みなさまの生活や公衆衛生の確保、地域経済の発展に貢献してまいりました。
事業の効率化や安定化に寄与する様々な施策の導入も進んでいます。皆さまのご期待やご要望に沿えるよう、これからも当社は「地域」「信頼」「革新」の経営方針の下、持続可能な上工下水道サービスの確立に邁進してまいりますので、今後ともご理解、ご指導のほど、よろしくお願い申し上げます。
代表取締役社長 門脇 進
当社は全国で事業を展開する水インフラ企業や宮城県内の地元企業、計10 社の出資により設立された、みやぎ型管理運営方式の対象施設の運転維持管理を担う企業です。
2022 年4 月の事業開始以降、さまざまな課題に直面しましたが、全社員が団結し、多くの関係者の皆様からのご支援もいただきながら、その解決に向けて日々の業務に誠実に取り組んでまいりました。こうした積み重ねのなかで、社員は現場を正しく、深く理解し、得られたノウハウを蓄積しながら技術を磨き、皆様の生活を支える企業として成長しています。
今後も安全・安心な上工下水道サービスを提供するために、人材育成や品質管理の改善に努め、みやぎ型管理運営方式の運営権者である「みずむすマネジメントみやぎ」と共に、情報発信やデジタル技術の導入を積極的に進めていきます。また、危機管理ツールを活用した訓練などを通じて、関係者間における連絡体制の円滑化を図るなど、危機管理能力を向上し、日々の生活に欠かすことのできない大切な上下水道施設を県民の皆様に安心して使っていただけるように、これからも不断の努力を重ねてまいります。
代表取締役社長 安東 武智