四柱推命の十種類ある通変星のひとつ「食神」について解説していきます。
「食神」
「食神」は日干から生じられる五行で、同じ陰陽の関係になる通変星。四柱推命では「食神(しょくじん)」ですが、算命学では「鳳閣星(ほうかくせい)」という名前になります。
享楽、遊び心、自然体、表現など
「食神」の性格・特徴
中心星にある通変星が、基本的な性格を表します。
- 明るくて楽観的
- のんびり屋
- 楽しいことが好き
「食神」は、明るくて楽観的な性格で、ゆったり、のんびりとした雰囲気をもちます。
無邪気なところやおおらかな包容力があるので、円満な人付き合いをすることができるでしょう。
また「食神」は、食べることに困らない運勢の持ち主でもあります。衣食住に恵まれやすく、困った時も助けてもらえる“ラッキーな星”です。
ただ、正直に生きている子供っぽい面があるので、人によってはワガママな人や怠け者に思われることもあります。
ですが、基本的には大抵どんな相手とも無難に接することができます。
年柱が「食神」
年柱は、初年期の運勢と家系などを表します。
年柱に「食神」がある人は、良い家柄に生まれることが多いです。
月柱が「食神」
月柱は、青年期の運勢と仕事運などを表します。
月柱(天干)に「食神」がある人は、穏やかな性格を活かせる仕事や人と関わる仕事に向いています。
接客業や芸術、芸能関係が適職です。
日柱が「食神」
日柱は、中年期の運勢と自分、配偶者などを表します。
日柱に「食神」がある人は、温和で愛嬌があるためモテるでしょう。
じっくりと愛を深めるタイプですが、自由な恋愛を好むため結婚願望は薄い人が多いです。
時柱が「食神」
時柱は、晩年期の運勢を表します。
時柱に「食神」がある人は、「偏印」がなければ、恵まれた晩年になるとされています。