【速報】生成AIで”フィッシングサイト”作成か 大手ECの偽装サイト構築した男らを逮捕 警察も捜査に生成AI活用
誰でも知っているような、大手EC(通信販売)サイトに似せたフィッシングサイトを作成したなどの疑いで、大阪の29歳の男らが逮捕されました。 不正アクセス禁止法違反の疑いで逮捕されたのは、自称データサイエンティストの29歳の男と、36歳の無職の男です。 警察によりますと、男らは大手ECサイトの承諾を得ずに、それに成りすましたフィッシングサイトを開設し、一般が見られるような状態にした疑いと、不正に取得したユーザー5人分のIDやパスワードなどを保管した疑いがもたれています。
◆生成AIでプログラムを作成か
男らは、フィッシングサイトに関わるプログラムを改良する際に生成AIを活用し、生成AIを活用することで、成功率の高いプログラムを効率的に作成していたとみられています。 警察は、生成AIにより詐欺の内容が巧妙になっているとみていて、生成AIでプログラムを効率的につくるほか、外国人が日本語サイトを作るときに、自然な日本語を作れるようになり、被害者がだまされやすくなっているのではないか、としています。
◆警察も捜査に生成AIを活用
いっぽう、警察も犯罪の実態解明のため生成AIを活用しているといいます。 外部に漏れない方式ということで、通常ならプログラムの読み解きに時間がかかるところを効率的に進めることができたと、その効果を指摘します。 大阪府警が、大手のECサイトを偽装してフィッシングサイトを構築した容疑者を摘発するのは初めてで、警察は今後犯罪グループや手口の実態を解明したいとしています。
◆拡大するフィッシングサイト報告数
国内のフィッシング詐欺被害は深刻な状態で、被害は拡大しています。 フィッシング対策協議会によると、報告件数は、おととしは約120万件、去年は約171万件と増え、今年は5月末までで約100万件の報告が入っています。