報告12(2)
本記事は、報告12「「サブカルチャー」に関する投稿」で指摘した、堅洲斗支夜のサブカルチャーに関する投稿をまとめた記事である。
本記事では、2023年の投稿をまとめている。
2023年
2023年1月19日午後7時05分
X上にて、堅洲斗支夜は「最近思うんだが、ライトノベルの文脈でしか小説や物語を語れず、サブカルの喩えでしか物事を語れない大人、はたで見てるとクソかっこ悪いな。」と投稿する
2023年1月29日午後8時53分
X上にて、堅洲斗支夜は「たくさんのお金を出してくれる人々って、消耗品ではないもの、文化だとメインカルチャーの大系で説明できる良い意味で冗長なものを好む傾向が強いです。サブやましてカウンター傾向の知識や能力だけを高めても、それは消費速度の速い枠組みに入りがちなので、ここは注意しといた方が良いと思います。」と投稿する
2023年2月12日午後2時29分
質問箱にて、堅洲斗支夜は「自分がサブカル系ラブコメを好まないのは、現実の女性に対する何のヒントも無いそういう作品ばかり楽しんでて、いつしか高齢独身になった連中をたくさん見てるからですね。もう少しこう、ヒントくらい入れてやれよ、とは思います。」と回答する
2023年2月16日午後2時36分
質問箱にて、堅洲斗支夜は「漫画は広義では『サブカルチャー』に分類されますが、『王道』という言葉にあるように、『メインカルチャーの文脈』をなぞったものが大ヒットします。これは人の根本的な『今より良くなろうとする意志』をなぞるものでもあるからです。なのでメインカルチャーのように大きくなってきた。しかし、ラノベは基本的にサブカルチャーです。良く言えば少し深く、悪く言えばちょっと拗らせたコンテンツでもあります。『今より良くなろうとしない』を肯定する側面があり、そのような需要もあるわけです。だから、なろう発で大ヒットする作品は必ず『正道・メインカルチャーみ』を帯びて一般層にも波及するものばかりですし、『典型的なろう』だと、そうではないものが圧倒的に多くなるのです。ただ、これは一般的な小説とは程遠い概念なので、ここからして大きな齟齬が発生していますね。」と回答する
2023年2月22日午前8時53分
X上にて、堅洲斗支夜は「残念ながら世の中には『本物とそうでないもの』はあるんだよ。これを否定するのは根っからのサブカル野郎だけさ。」と投稿する
2023年2月23日午前1時30分頃
X上にて、堅洲斗支夜は下記投稿を行う
色々と腑に落ちたけど、ラノベ及びその周辺のモノの考え方が基本的にサブカルで、実業的ではないから肝心な部分で全くかみ合わないんだなと。同じ『ライトノベル』でも、回し方が全然変わって来るぞこりゃあ。
ファンタジーのこれまでを考えると、『この時期にこういう作品が無いとおかしい』みたいなところがぽつぽつと出てきているわけだけれど、なんて事はない、サブカル的な思想だから大系を把握する必要性が分かってないわけだ。そりゃ『何でもあり』って言うしかないだろう。
裏を返せば、『何でもあり』って言ってる人たちの仕事を見てみるととことんサブカルであり、『何でもあり』『面白くて、売れればいい』だから、時間かけて大きなものなんて作っていられない。
ならこちらは、風潮が行き過ぎて放置された、ある程度大系を理解する実力ある人々と、パワーのある文化圏なら存在していたであろう作品の抜けを埋めていこう。ここに理と利があるはずだ。もしかしたら天意のようなものも。
2023年2月23日午前10時56分
質問箱にて、堅洲斗支夜は「本当に自信のある仕事をしている人は何も気にしないもんです。意外と多くの人々が反応していましたが、自分たちの仕事を完全にサブカルととらえて『文化資本』としては解釈することが無いのだなと。だから『何でもあり』を是とするのですね。」と回答する
2023年3月2日午後1時36分
質問箱にて、堅洲斗支夜は「いやー、最近気づいたんですが、適当なサブカルで飯食おうと思ってる人らが『本物なんて無い』って言ってるんだなと。色々と解像度が上がりましたよ。」と回答する
2023年3月4日午後0時17分
質問箱にて、堅洲斗支夜は「サブカルなら自由です。しかし、各ジャンルを尊重するなら本当は分類って大事なんですよね。いずれにしても時が経てば必ず誰かが分類しますしね。この時に『形無し』は排除されやすいのです。」と回答する
2023年3月5日午後8時06分
X上にて、堅洲斗支夜は「#作家は経験したことしか書けない 真面目な話をすると、サブカルに終始するなら経験なくても結構なところまで行く作品を出せるだろうけど、最後は経験の量がモノを言う。大人でも唸るような部分を入れ込みたかったら特にね。」と投稿する
2023年4月5日午後8時00分
X上にて、堅洲斗支夜は「あーそうそう、あと小説の批評的な読みで非常に危険なのは、サブカル分野にしか触れてこなかった人々の読み方ね。一般小説にあるような大きな仕掛けの可能性をそのまんま読みこぼす事が多い。商業的な訴求力に注視し過ぎたせいだ。これが物語を小さくしてる。」と投稿する
2023年4月29日午前10時24分
X上にて、堅洲斗支夜は「本当にまともな女性に好かれたかったら、おのれの男性性に向き合って高める事と、サブカルだけにならない事は大事だな。逆に言えば、男性性が低くてサブカルしかない人は高確率で独身になりやすいとも言える。」と投稿する
2023年5月17日午後3時21分
X上にて、堅洲斗支夜は「サブカルに浸かり過ぎた孤独な男ってのは、老害化するとものの見方がいちいち歪むんだな。他人に何か言う前に、自分の人生を振り返り、元気なうちに今後の人生を真剣に考えるべきだと思うが。」と投稿する
2023年5月20日午後2時14分
質問箱にて、堅洲斗支夜は「みんなサブカルを過大評価しすぎなんですよ。なんで『サブ』カルチャーなのか理解してないのです。その隙間が闇となります。拾い上げweb小説の世界ばかり見てないで、もっと色々なものを見て体験し、俯瞰すべきなのですが、摂取したものがサブカルで止まっている人にはこれが分からないため拙速な判断の結果が闇となります。」と回答する
2023年6月18日午前8時29分
X上にて、堅洲斗支夜は「ラノベ登場からのファンタジーの軸の捉え方を見ていると、当の出版社ってのがそんなにジャンルの歴史や読者のニーズなんか見てない事がよく分かる。過度に文学小説に振るか、過度にサブカルに振ってばかりで、結局多くの人が楽しめる大型コンテンツ向けは創れない。ずっとそう。」と投稿する
2023年6月22日午後1時55分
X上にて、堅洲斗支夜は「サブカルだけで生きて来ちゃって言行不一致の人、せめて自分の作品書き続けるくらいしたらどうだろうか?遠い昔の実績にすがるのは結構だけど、それで今後も生きていけるわけじゃ無かろうに。」と投稿する
2023年6月23日午後2時48分
X上にて、堅洲斗支夜は「『売れれば本格と呼ばれる』この時点でもうファンタジーへの理解やら扱いが雑で困ったもんだよ。小説なんだから漫画みたいにノンジャンルだと考えないでほしい。それはサブカルと商業の考え方だ。」と投稿する
2023年8月1日午前7時52分
X上にて、堅洲斗支夜は「本人は気づいてないが、例えばサブカルの仕事だけで生きてきた人には独特の軽さが付きまとっているし、営業だけで生きてきた人には独特なうさん臭さがにじみ出ている事がある。不惑を過ぎるとこれらの空気は本人が気づかないところでつぶしを利かなくするので、出来れば職歴も気を使った方がいいよ。」と投稿する
2023年8月16日午後10時12分
質問箱にて、堅洲斗支夜は「サブカルとエンタメだけだと、『味が濃いだけ、強いだけ』になりがちで、考えさせられることがあまりないから教養も積めないし知見も広がりません。結果としてエロとテンプレが溢れ、世界を描ける作家など激減します。でもそれはとても貧しいことであり、それに合わせて人々の生活も貧しくなっていく危険があります。私の所では踏ん張りたいところです」と回答する
2023年8月19日午前7時01分
質問箱にて、堅洲斗支夜は「サブカルのラブコメにはまっても、実は現実の女性や恋愛の解像度は上がるどころが下がるので、かえって遠ざかるという恐ろしい落ちがあるんですけどね。」と回答する
2023年8月24日午後8時38分
質問箱にて、堅洲斗支夜は「えーと、リアリティからかなり遠いサブカルやラブコメの女性像しか知らないと、いい年になった時に女性ってものが全く分からないのに過酷な生存競争に放り込まれてしまいます。で、それで辛くなってサブカルで自分を癒していたら高齢独身に……なんて人はゴロゴロいるわけです。デフォルメし過ぎた作風の作り手はこういう人々を量産する後押しをしている可能性があるわけですね。こんな悲しい事は無いと思います。まあだから、女性キャラクターをデフォルメしすぎたり、解像度低すぎるコンテンツって罪だなぁと思うし、自分はそういう物は送り出したくないわけです。」と回答する
2023年9月3日午後9時43分
X上にて、堅洲斗支夜は「まあこれもはっきり言っておくけど、実業で働かず、頼りない肉体にサブカルだけしか知らないで高齢独身の弱者男性ルートに入った人がそれっぽい事言っても、何にも響かないです。背負ってきた責任も受けた信頼も明らかに低いのに、いまさら誰に何を聞いてもらえるのだと。」と投稿する
2023年9月8日午後3時28分
X上にて、堅洲斗支夜は「私は度々こういう事言ってますよ。本当にサブカルだけで言う事も考えも止まっている人はいて、それが本人の作品や人生観に大きな影響を与えて、時に苦労しています。これはちょっと良くない傾向です。」と投稿する
2023年10月25日午後3時03分
X上にて、堅洲斗支夜は「散見されるサブカルに過ぎるキャラクター創作論系は結局のところ浅いファンを増やすばかりで、コンテンツの切られるタイミングがどんどん早くなっていってるところに答が出ている気がする。」と投稿する
2023年11月1日午後6時54分
X上にて、堅洲斗支夜は「氷河期世代以降は情報が氾濫して、教養を積みづらくなったのも大変な思いをする人を増やした一因かもしれないな。とくにあの頃からのサブカルはあかん。結果的に孤独な人を随分増やしてしまったと思う。そこに2ちゃんねるなどのルサンチマン共有・正当化コンテンツで冷笑主義が台頭したしな」と投稿する
2023年12月6日午後10時35分
X上にて、堅洲斗支夜は「サブカルもほんと罪深い時があるよな。『君の解釈はそのままでいいよ! 下駄履かせてあげるからね!』からの~『異性も社会も自分自身も解釈できましぇん! 無理!』ってなって弱者男性ルートになるの残酷過ぎませんか?」と投稿する
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