文部科学白書「大学の規模見直し必要」 少子化受け指摘
文部科学省は15日、2024年度の文部科学白書を公表した。少子化が急速に進む中、大学間の連携、再編・統合、縮小といった議論は避けられないとし「高等教育全体の適正な規模の見直しが必要だ」と指摘した。
白書は高等教育機関の在り方に関する今年2月の中教審答申を特集。24年に約63万人だった大学進学者数は40年に約46万人となり、現在の定員の7割程度しか埋まらなくなるとの見通しを示した。規模の適正化を図りつつ、各地域で高等教育を受けられる機会の確保や規模の縮小を補う教育研究の質向上が必要だとした。
国公私立大のいずれも規模の見直しが迫られるとし、各大学が持つ教育資源を最大限に生かし、地域や設置者の枠組みを超えて連携していくことが重要だと言及した。
24年夏のパリ五輪・パラリンピックの特集では、日本選手団の活躍や国際競技力向上の取り組みを紹介した。〔共同〕