2023.4.24(2024.6.10更新)
2023年3月24日に、X(旧Twitter、以降「X」とのみ記載)社は4月1日から従来の公式マーク/認証バッジ制度を廃止し、個人は「Twitter Blue(青色の認証バッジ)」、企業は「Verified Organizations(認証済み組織:金色またはグレーの認証バッジ)」の適用を前提とする新制度に以降すると発表しました。
4月21日には旧来の青色の認証バッジが廃止。多くの企業/有名人のアカウントからも公式マークが外される状況になっており、そのスピード感に戸惑われている企業担当者も多いかと思われます。
なお、8月5日には、「Twitter Blue」の名称は「X Premium」に変更されています。
そこで、本記事では、2024年1月5日現在のX公式マーク/認証バッジに関する最新情報と、今後企業はどう対応をするべきかについてまとめました。
※本記事は最新・完全・正確な内容を保証するものではなく、解釈や推測が含まれます。必ず公式サイトおよび公式アカウントの情報を確認してください。
X認証バッジとは、X社が認証したアカウントであることを示すラベルのことを指します。
ユーザーは、Xアカウント名の隣に付く青色や金色やグレーのチェックマークを見ることで、そのアカウントが本物なのか/どのような種類のアカウントなのかを見分けることができます。
(以下引用)
”Xでは、アカウントのさまざまな種類について、その背景情報を提供し、ひいては利用者にその区別が付くようにするため、アカウントのプロフィールにラベルやチェックマークといった、アイデンティティを示すマークを適用しています。こうした目印の一部はXによって適用されますが、ユーザーのアクションによってトリガーされるものもあります。”
従来、X認証バッジには「青色の認証済みバッジ」しか存在していませんでした。その認証ポリシーについて、公式サイトでは以下のように説明されています。
”Xで表示される青色の認証済みバッジは、対象のアカウントが公共の利益にかなっており、信頼できることをユーザーに知らせるためのものです。青色のバッジを取得するには、アカウントが信頼でき、著名であり、なおかつアクティブである必要があります。”
しかし、X社は2022年12月に従来の認証ポリシーの廃止を発表。月額8ドル、iOSでは月額11ドルをサブスクリプション費用として支払うことで、Xの青色認証済みマークを付けることができるX Premium制度を再開し(※)、企業など公式ビジネスアカウントは金色に、政府系アカウントはグレーに変更するとしました。
(※)X Premiumは2022年に個人向けの有料サービスとして開始され、X Premium購入者のみが利用できる機能(投稿後30分以内は5回までポストの編集が可能、長尺動画のアップロード可能など)があるとして話題になりましたが、同時になりすましアカウントによるX Premium申請が相次いだため、一時期受付が停止されていました。
その後、X Premium申請の条件を「アカウント作成後90日以上が経過」「電話番号が認証済み」「最近プロフィール画像や表示名を変更していない」「欺瞞的行為に加担していない」などの条件が追加され、2022年12月に再開に至りました。
2023年1月には、日本でも一部のユーザーからX Premiumの登録が開始され、Xでもトレンド入りするほど話題になりました。
Xを利用する多くの個人がこのX Premiumに加入。タイムラインでもしばしば個人のアカウントに青色のチェックマークが付いている様子を目にするようになります。
2023年3月23日には、以前から導入が発表されていた企業など公式ビジネスアカウント向けの金色の認証済みバッジ「Verified Organizations」の申請受付(ウェイティングリストへの登録)がスタート。月額料金は13万5,000円、社員などの関連アカウント追加は1人8,000円/月と発表されました。
さらに、3月28日には、イーロン・マスク氏が今後「For you(おすすめ)タイムライン」には、青色、金色、ないし銀色のverified account(認証済みアカウント)のみが表示されるようになると予告します。
2023年4月1日に、従来ポリシーによる青色の認証済みチェックマークを外していくと発表。青色の認証済みバッジを維持したい場合は、有料のX Premiumを購入するよう求められました。同時に、正式に「Verified Organizations」の受付も開始されました。
そして、2023年4月21日には旧来の青色の認証バッジが廃止され、多くの企業/有名人のアカウントからも公式マークが外されました。しかし、一度削除されたものの(非加入であるにも関わらず)再度青色の認証バッジが大量復活したとの報道もあり(フォロワー数が100万人以上のアカウントか?とのこと)、2023年4月24日現在、まだその詳細は明らかにされていません。
イーロン・マスク氏の投稿により、「Twitter Blue」の名称が「X Premium」に変更されたことが明らかになりました。「Twitter Blue」の公式アカウント名も、「Premium」に変更されています。
「ベーシック」は月額368円、従来のプラン「プレミアム」は月額980円、「Xプレミアムプラス」は月額1,960円と、3種類の有料プランが提供されることになりました。
なお、「ベーシック」に青色の認証バッジは適用されません。
法人向けの金色の認証済みバッジ「Verified Organizations」を付与されるには、これまで月額13万5,000円必要でしたが、月額3万円で金色の認証済みバッジを取得できる新プラン「ベーシック」が加わりました。
従来のプランは「フルアクセス」プランとなります。
このように様々なプランがリリースされており、各プランで使用できる機能も異なります。認証バッジが無ければやりたい施策もできないこともあるため、企業アカウントを運用する際には、プランごとの違いを理解し、自社の運用目的・方針と照らし合わせて加入を検討する必要があります。
現時点で、X認証バッジにはどのような種類があるのかと、その違いを改めて整理してみます。
X Premiumについて詳しくはこちら
▶X Premium(Twitter Blue)とは?機能や登録方法、企業利用におけるメリットを解説
画像引用:Verified Organizations: Twitter上の新しいネットワークの形|X ブログ
参考リンク:
・Xプロフィールのラベルとチェックマークについて|X ヘルプセンター
・X認証済み組織とは|X ヘルプセンター
・@verifiedによる2023年7月19日のポスト
参考リンク:
・X Premiumについて|X ヘルプセンター
・X Premiumの使用方法|X ヘルプセンター
※企業公式ビジネスアカウント、非営利法人、政府組織などのみが対象であり、個人は利用できません。
認証済み組織について詳しくはこちら
▶X(Twitter)認証済み組織とは?申請方法を詳しく解説【Verified Organizations 取り方ガイド】
参考リンク:
・Xプロフィールのラベルとチェックマークについて|X ヘルプセンター
・X認証済み組織とは|X ヘルプセンター
それでは、このような認証バッジ制度の変化を踏まえて、企業公式アカウントは今後どのような対応をしていくことが必要でしょうか?
一連の変更内容を見る限り、X社は、今後多くの企業公式アカウントがVerified Organizations(金色の認証バッジ)を取得することを目指していると考えられます。そして、今後さらにXの仕様変更、機能拡充により、アカウントが認証されていないと不利益/認証されていると利益がある状態になっていくものと予測されます。
また、そもそも企業にとって認証バッジが無い状態はなりすまし被害を生む可能性も考慮する必要があります。
よって、今後、企業公式アカウントは「Verified Organizations(認証済み組織)」または「X Premiumを取得すること」を推奨します。
コスト面で難しい場合、まずはX Premiumに加入すると良いでしょう。
ただし、法人向けにメリットがある機能拡張はX PremiumよりもVerified Organizationsに実装されていくことになると考えられます。最新の機能やその差分は常にチェックしておく必要があります。
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