液晶テレビ偏光フィルムの交換修理(その4)
裏のガワを取付、足を取り付けて完成です
電源オフのテレビ画面は黒々しくて良い感じです
正面から見ても、側面から見ても、側面下方から見ても、側面上方から見ても、綺麗です
気泡は見当たりません
ほこりが若干混入しています、画面黒の時に近づくとわかる程度です
レトロゲームを遊ぶには十分楽しめるかと思います
===偏光フィルムについて===
<ビネガーシンドローム>
偏光フィルムは経年劣化で加水分解していくそうです。
湿度や環境によって劣化速度が違うようです。
加水分解で、お酢(英語でビネガー)成分と同じものが生成されるそうです。
なので劣化画面に鼻を近づけると酸っぱい臭いです、分解した偏光フィルムはめちゃくちゃ酸っぱい臭いです。
<液晶画面の構成構造>
シャープ「液晶ディスプレイの原理」などで学べます。
構成構造から重要な事
・偏光フィルムは光を整える役目(スリットで1方向の光のみ通す)
・液晶ガラスの前後両面に偏光フィルムは貼られている
・偏光フィルムは前後で角度(スリット)が90度違う
ネットでは前面偏光フィルムのみ貼替修理のサイトが見受けられますが、両面貼替修理です。
裏面は劣化が少ない、両面だと材料費が掛かる、裏面は解体手間が掛かるとかあるかも知れませんが両面貼替修理です。
偏光フィルムには向きがある(角度がある)
たぶん横スリットが0度だと思います。
右時計回りに、45度、90度、135度の角度です。
テレビは、前0度、後90度が多いそうです。
ソニーWEGA KLV-15AP2も、前0度、後90度です。
余談ですが、ノートパソコンは、前45度、後135度が多いそうです。
ネットでは「よく見える角度に合わせる」みたいなこと書いてあるところがあるかもしれませんが、0度、45度、90度、135度のいずれかだと思います。
そう書かれている理由の1つに、偏光フィルム(偏光板)の保護フィルムを剥がさずに角度確認しているんじゃないかと思います。
薄い保護フィルムですが、光波形を曲げます。
クリアファイルやラミネートも光波形曲がります。薄いサランラップだと影響は少なかったです。
余談ですが、偏光フィルムの角度について補足事項
液晶ガラスの裏面に貼る偏光フィルムは、人が画面を見る側からすると裏面が見えています。
偏光フィルム0度を、180度回転しても、上下反転裏向きでも、左右反転裏向きでも「0度」です。
偏光フィルム90度も同様に、どの向きでも「90度」です。
偏光フィルム45度を、180度回転しても「45度」です、しかし上下反転裏向きや左右反転裏向きは「135度」です。
つまり偏光45度の場合、両面とも偏光フィルム45度を貼ると、前45度・後135度となるのです。
===偏光フィルムの購入について===
偏光板と偏光フィルムがありますが、テレビやモニターは偏光フィルムです。
ネットで偏光フィルムを検索しても、私が検索下手なので日本国内で販売しているところを見つけられません。
海外で販売していて、安く入手できるのはAliexpressでした。
Aliexpressサイト内で「偏光フィルム」と検索すると、複数の小売店が販売しています。
・ワイド画面、4:3画面の種類があります
・光沢とマットの種類あります。
・0°、45°、90°、135°角度があります。
・多くの画面サイズがあります。
商品の価格差による、品質違いが判断できない。
価格の高い材料買うくらいなら、経年劣化していない中古テレビ購入すればよい。
よって価格の安いものを購入します。
ワイド画面、4:3画面ですが、4:3はほぼ売ってません、あっても高価格です。
ワイド画面を購入して、サイズカットします。
光沢とマットはマットの方が高価格です。
ほとんど販売品は光沢です。
マットを購入してみたんですがほぼ光沢と変わらなかったです。
なので気にせず光沢を購入でよいかと思います。
価格は基本的にサイズが大きくなるほど高くなります。
ただ例外サイズがあります。27インチと32インチは割安です。たぶん世間の需要が多いので割安なのではないかと思います。
ソニーWEGA KLV-15AP2は、0度と90度を各1枚必要です。
購入サイズ選択(以下の寸法は画面サイズです、偏光フィルムはこれより少し大きいです。)
・15インチ(4:3)は 305x229mm
・19インチ(16:9)は 421x237mmなので、15インチ(4:3)を1枚切り出せる
・27インチ(16:9)は 598x336mmなので、15インチ(4:3)を2枚切り出せる
・32インチ(16:9)は 708x398mmなので、15インチ(4:3)を3枚切り出せる
詳しくは、切り出し例の図を見てください。
価格最小は27インチ1枚から、15インチ1組切り出しです。
初めての偏光フィルムの貼付けは失敗することもあるので、+1組くらい余分に購入したほうが良いかと思います。
私も初めての時は、2枚ほどくしゃくしゃポイって捨てました。
修理台数を考えて、自分に合ったサイズと枚数の購入を決めましょう。
Aliexpressの場合、送料が無料とか、1度の購入合計1,500円以上送料無料品とかもあります。
購入商品+送料の合計価格で決定しましょう。
ちなみに私の場合(2024年9月~10月頃購入)
32インチ1枚1,500円位、27インチ1枚1,100円位、19インチ1枚900円位でした。
32インチ2枚で3,000円÷3組なので1組当たり1,000円位となります。
1台当たり材料費1,000円なら修理しても十分OK、1度貼替に失敗しても2,000円です。
ついでに、20インチ(4:3)の切り出し例です。
画面が大きくなると、切り出し効率は悪くなってしまいます。
ここ2ヶ月で、テレビ4台ほど偏光フィルム交換貼替修理をおこなった初心者記事でした。
by gorigori_o
| 2024-11-06 14:47
| その他
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