アルジェリアに関する声明 [fr]

 フランス大統領府は4月15日、アルジェリアに関する声明を発表しました。

 フランスはアルジェにあるフランス大使館に勤務する外交官12人を国外追放するアルジェリア当局の決定を驚きをもって受け止めます。法的手続きの基本ルールを無視した今般の決定は不当かつ不可解です。アルジェリア当局は2国間関係の急激な悪化の責任を負っています。

 このような状況の中、フランスは必然的にアルジェリアの在仏公館に勤務する職員12人の国外退去を要求することになります。フランス共和国大統領はステファヌ・ロマテ駐アルジェリア・フランス大使を協議のため召喚することを決定しました。

 こうした厳しい状況の中、フランスは国益を守るとともに、特に我々の国家安全保障と移民をめぐる協力に関し、アルジェリアがフランスに対する義務を完全に遵守するよう引き続き要求していきます。これらの要求とともに、フランスは自国の利益、歴史、両国間に存在する人的つながりを考慮し、アルジェリアとの関係に対する高い志を持ち続けます。

 フランスとアルジェリアの利益は対話を再開することです。フランス共和国大統領はアルジェリア当局に対し、アルジェリア大統領と3月31日に始めた厳しくも建設的な対話の枠組みの中で責任感を発揮するよう呼びかけます。

最終更新日 16/04/2025

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