皆様

 

こんにちは。

いかがお過ごしでしょうか。

 

さて、今日職場で上司が、「私たちが住む州では特に、医療職と介護職の資格をもつ人が不足していて今問題になっているんだよ。」という話をしてくれました。

 

私たちが住む州は、イギリスの中でも、日本のイギリス観光ガイドブックにすら載っていない田舎です。しかし、良い点は、日本の地方と同じで、住宅費などはロンドンなどの都市と比べれば非常に安いこと、また、教育面でも、特に公立の進学校(Grammer School)の受験を考えている場合は、ここは都市と比べれば圧倒的に受験数が少ない上に、特に私の住む地区などはグラマースクールの数が多いので、お受験を考える家庭とっては、非常に良い教育条件の場所と思います。


また、羊や牛がたくさんいる北海道のような場所で、カントリーサイドライフもしくは、クオリティライフを求める人、家族連れには特に暮らしやすい場所と言えます牛

 

一方、これも日本の地方と同じで、欠点は、都市と比べれば給料が安い上、仕事が少ない点です。そのため、若者は大学等卒業しても、都市、またはほかの州に流失してしまうことが多いです。そのため、特に高齢化が進むこのような州が、特に必要としている医療職、介護職の資格を持つ人間がますます足りなくなるという事態になっています。

 

医療職、介護職に関しては、これまでは移民が携わることが多かったようですが、数年前のBrixitでヨーロッパからの働き手の流入をシャットアウトしましたし、今回も、政府がせっせと移民削減に励んでいますので、特に給料が低く、国内ですら知名度が非常に低いこの地域には、人材不足をカバーしてくれる移民すら来ないというまさに、自業自得な状況に陥っていますニヒヒ

 

上司に、「そもそも、それはお宅の政府が頑張ってせっせと移民削減しているからでは…。凝視

とつい愚痴ってしまうと、「そうなんだけど…。しかし、こういう状況だから、国内の(イギリス人の)働き手を何とかこちらに呼ぶ方法がないかと考えているんだよね。」とのことでした。

 

個人的な見解ですが、この地域のイギリスの若者たちが、医療職の資格を得て、地元に残るかどうかというと、まず疑問です。大学ですら他の州で学ぶケースも多いでしょうし、卒業後は、大学のある州や、給料が倍、もしくは3倍の華やかな都市で働きたくなるでしょう。

 

介護職に関しては、特に、精神的にも肉体的にも非常にきつい仕事です。海千山千、人生の荒波を乗りまくってきた移民の皆様であれば、安い給料でも、頑張ってせっせと働いてくださるかもしれませんが、わがまま放題、態度がでかく、世間知らずのここの若者たちが積極的に携わりたい、もしくは続けられる分野の仕事ではないのではと思います…真顔。もちろん人によりますが。

 

また、ここで医療職の場合、ここの医療システムは年功序列的なシステムがあり、上の人が辞めない限り、昇進できないというシステムになっているそうで、働き手のモチベーションを削ぐのも問題の一つなそうです。それであれば、昇進だけは望むわがままな若者はますますさっさとやめそうですね…。

 

上司には、「そういう状況であれば、ターゲットは、若者と言うよりも、実務経験があり、家族がいる層ではないでしょうか。都市に住む、高資格の人々のUターン就職キャンペーンでも組むしかないのかもしれませんね…。都市部は移民の数もまだまだ多いでしょうし。」と返事をしました。

 

ここイギリス地方都市の抱える問題は、日本の地方が抱える問題と同じですね凝視

 

私はまったく詳しくはありませんが、日本の地方Uターンキャンペーンで、こちらでも参考になりそうな成功事例が日本にはたくさんありそうですよね。皆さん何かご存じでしょうか。

 

また、我が身を振り返ると、この様子では、病院にいっても、医療従事者が足りないため、恐ろしく長い待ちリストに入れられるのは、明々白々。こちらでは定期健診など存在しませんし、この調子であれば、ガンになったら、本気で手遅れで、死ぬしかないでしょう…。そうならないことを心から望みます。

 

イギリスに住む場合は、何にしろ健康であることが必須です。

健康にくれぐれも気をつけよう…と改めて思った日でした驚き

 

皆さんもご自愛ください。

 

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