シドニー・モーニング・ヘラルド紙電子版は13日、トランプ米政権がオーストラリアに原子力潜水艦を供与するに当たって、米国に関わる緊急事態にオーストラリアがどのように対応するか事前に明確化するよう求めていると報じた。米国防総省高官の話としている。台湾有事の際の原潜派遣を確約するよう求めている可能性がある。
オーストラリアは米国の同盟国だが、歴代政権は台湾有事への対応について、米軍の後方支援にとどめるかどうかなどを曖昧にしてきた。
この高官は、台湾を巡る米中の軍事衝突だけでなく、あらゆる緊急事態シナリオにおいて「オーストラリアから何を期待できるか明確に把握しておきたい」と述べた。
米国防総省は、米英豪の安全保障枠組みAUKUS(オーカス)に基づく原潜供与計画の見直し作業に着手。ヘラルド紙によると、見直しは、原潜の指揮系統や米国の原潜生産能力などの4分野に焦点を当てている。(共同)