TBS番組 “番組か広告か区別しにくい内容”で放送倫理違反 BPO

TBSテレビが去年10月のバラエティー番組で家具日用品大手の商品を多数紹介したことについて、BPO=「放送倫理・番組向上機構」は、番組か広告かが区別しにくい内容で、放送倫理違反があったとする意見書を公表しました。

TBSテレビが去年10月に放送したバラエティー番組「熱狂マニアさん!」で、家具日用品大手「ニトリ」の商品47点をおよそ2時間にわたって紹介したことについて、BPOの放送倫理検証委員会は、企業のPR色が強く、広告放送と誤解されるおそれがあるとして審議してきました。

委員会は11日、意見書を公表し、商品の説明に続いて商品名や税込み価格などをテロップで表示し、この企業のロゴマークを常に掲載したことについて、番組と広告の識別に対する認識や検討が甘かったとし、番組の放送中に企業のコマーシャルが流れ、広告放送との疑念を持たれる可能性をさらに高めたと指摘しました。

そのうえで、日本民間放送連盟の「広告放送はコマーシャルとして放送することによって、広告放送であることを明らかにしなければならない」という放送基準などに反し、放送倫理違反があったと結論づけました。

TBSテレビは「BPOの意見を真摯(しんし)に受け止め、番組と広告の識別について番組の制作から放送に至る過程において適正な対策を講じ、視聴者の皆様の信頼回復に努めて参ります」とコメントしています。

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