それは、あまりにも王道すぎた   作:親指ゴリラ

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「後でちゃんと回復しますので、許してくださいね」

 

 

 その一言と共に一歩前に踏み出したリティーからは、筆舌に尽くしがたい程の圧力が放たれていた。彼女の支離滅裂な言行に熱り立っていた冒険者たちが思わず一歩下がり、誰かが唾を飲み込んだ音が響いた。

 

 常識的に考えて、この場で冒険者ギルドとコトを構える理由をリティーが持ち合わせている筈がない。シン、あるいはリティーと呼ばれている冒険者はエキセントリックな行動で勘違いされがちだが、決しておつむが足りていない訳ではない。むしろ誰も知らないような知識や技術を持ち、決して認めたくはないが街の発展や治安維持に貢献している。戦闘力の高さも相まって、ひとかどの人物を称するに不足はない。

 

 頭の回転も早く、先ほども少ない情報から状況を正確に把握する様子を見せていた。今日ばかりは争い事にはならないだろうと、召集された冒険者たちは胸を撫で下ろしていた所だった。それを油断と呼ぶのは、流石に酷な事だろう。

 

 それなのに、なぜこうなってしまったのだろうか。

 リティー以外の全ての者たちが、この場に居合わせてしまった現実に嘆いた。

 

 

「先手を取れ!!」

 

 とはいえ、彼らも戦闘に関してはプロだ。

 重装備の剣士が全体へと指示を出しながら受付嬢の前へ出て彼女を庇い、その言葉が届くよりも早く軽装の戦士がリティーへと踊りかかる。

 

 戦士があえて隙を作りリティーの気を引いている事を理解した斥候が、潜伏していた屋根上から複数本のナイフを同時に投げる。その全てに麻痺毒が塗られているため、一本掠っただけでも機動力を大きく削れるだろう。

 

 魔術師二人が詠唱を始める。片方が捕縛の魔術、もう片方が目眩しの魔術を使用していた。どちらか片方が成功しただけでも、この場の諍いに終止符を打つ事が出来る。

 

 呪術師が即座に触媒を砕いた。指先にリティーを据え、緊急時以外は口にする事すら許されない呪言を唱える。獣の呻き声に似た識別不可能の声が、リティーの運勢を底まで低下させる。

 

 誰も油断などしていない。

 この場でリティーに立ち向かう全員が、ダンジョンで生命の限界を超えた強者だった。リティーと共に潜行した者だって少なくない。皆が本気でリティーを敵と定め、可能な限り全力で無力化する気だった。

 

 

「キャッツ・マジック――“シャドウステップ”」

 

“にゃー”

 

 その全ての攻撃よりも、リティーの行動が()()()()()。キャッツ・マジックによって呼び出された白猫が鳴き声をあげると同時に、リティーの体が徐々に透け始め、ナイフと呪言が届くよりも先にその姿を眩ませる。

 

 キャッツ・マジックのエフェクトの一つ、絶対回避だ。

 

 

「ざっけんなよマジで」

 

 馴染みのある魔術が齎した結果を目撃し、戦士が悪態をつく。彼はキャッツ・ウィザードのスキルを理解している数少ない存在の一人だった。

 リティーと共に深層に潜行した事もある実力者で、いつかあの生意気なメスガキの巨乳を揉みしだいてやると公言しては、いつも女性陣から顰蹙を買っている。

 

 そんな彼だからこそ、リティーが次にどのような手を打つかを正確に把握していた。そしてそれが、自らの陣営に甚大な被害を与えるという事も。

 

“えいにゃ”“みぃ”“しゃー”

 

 何度聞いてもふざけているとしか思えない掛け声が耳に届く寸前に、胸の前で両手をクロスした。“シャドウステップ”によって不可視化された通常攻撃のタイミングを見抜けたのは、単にそれまでの経験による第六感のお陰だった。

 

 ガードを貫く威力の殴打が戦士の両腕に響き、その場から吹き飛ばされる。

 

「ごっ、ぎぃ」

「がっ……は」

 

 軽装とはいえ、戦士は前衛だ。魔物を倒したことによって得た経験値は、当然のように肉体の強さへと大きく割り振られている。

 その戦士がガードした上で、吹き飛ばされる程の威力。

 防御力に乏しい後衛陣が耐えられる理由は、存在しない。魔術師二人は呻き声と共に倒れ、呪術師は無言で崩れ落ちる。

 

 キャッツ・ウィザードの持つパッシブスキルによって全体化された通常攻撃が、彼らの胸元に衝撃を与えていた。彼らがそれを目撃する事はなかったが、傷跡は猫の肉球のような形をしていた。

 直撃すればリティーを無力化できるはずの二つの魔術は、呆気なく霧散する。

 

 

「おいおい! 洒落になってねぇぞバカ! お前流石にこれはやり過ぎだろ!!」

「大丈夫ですよ。演出上はすごく痛そうですけど、実際は首裏をトンってやったくらいのダメージしか入っていませんし。死にはしません」

「それ当たりどころによっては普通に命の危険だからな!? ……あと一応言っておくけど、死ななければ何してもいい訳じゃねぇからな!?!?」

「後で適当に埋め合わせしておきますよ。旬のフルーツ盛り合わせとかどうですかね」

「入院しちまってるじゃねぇか!! 法治舐めんな!!」

 

 厄介な後衛を処理したリティーが次にターゲッティングしたのは、重装備の剣士だった。半透明に明滅しながら杖を振りかざすリティーに対して、剣士は必死の形相で防御を固める。

 

 剣士はリティーの装備による強化効果の凄まじさを知っている。彼はダンジョン探索の大手クランである“十剣衆”の一人であり、ソードマスターのシンと共にダンジョンに潜ったばかりだった。

 

 どういう理屈か、シンの持つ武器のエンチャントはパーティ全体へと効果を及ぼす。無法な強化値による恩恵を肌で実感したばかりの剣士にとって、その力が自分に向けられているというのは悪夢にも等しい。一撃でもクリーンヒットしたら、まともに立っていられるかすら分からない。

 

 リティーのデカい尻を揉みしだいてやると公言し妻子に冷たい目で見られた時よりも遥かに必死であり、額を伝う汗は彼女らに謝った時よりも多く流れていた。

 

 戦闘の規模に対して不釣り合いな軽口の応酬が一分ほど続いた頃、リティーが杖を持ちながらバク転で後ろへ距離を取る。

 

 剣士はそこで追撃するべきだったが、リティーの体躯に不釣り合いな胸がバルンバルンと揺れた事で視線を吸い寄せられ、結果的に大きく距離を取られてしまう。

 

 

「あっ、てめこらっ」

「キャッツ・マジック“エクスプロージョン”」

“にゃー”

 

 剣士が己の失策に気がついた時には、もう遅かった。ダンジョンで魔物に向けられたものよりも二回りほど火力の低いエクスプロージョンによって、剣士にスキルダメージが与えられる。

 

「あっっっつ!! てめ、明らかに人に向けちゃダメだろこれ!! 俺じゃなかったら火傷じゃ済まないぞ!!」

「おお、流石に固いですね。一発目とはいえそれなりの魔物でもワンパンできる威力があるのですが」

「お前そんなモン俺に向けて撃ったワケ!? なんか恨みでもあんのか!?!?」

「特にありませんが……強いて言うのであれば、前に僕が酒場で給仕してた時に酔ったふりして尻を揉みしだきましたよね」

「――っスゥ、それ嫁さんの前では黙っといてくんない?」

「構いませんよ。態々風聴する事でもありませんし」

 

 どうにか戦闘を止めようと機会を窺っていた受付嬢とアクアから、極寒のような冷たい視線が剣士へと向けられる。躊躇いなく人へ攻撃を加えているリティーよりも、過去にセクハラをした剣士の方が、女性からの印象は悪かった。

 

「っていうかそろそろ手打ちにしない?」

「僕もやりたくてやってる訳ではないのですが、どうにもそうはいかないみたいでして」

 

 小休止だった。

 リティーは会話による時間経過でスキルのリキャストを回しつつ、しれっとバーストを解放する準備をしている。

 剣士は自動回復で受けたダメージを回復し、次の攻撃を受け切る事に意識を向けている。その後ろにはポーションで回復してきた戦士と、戦闘序盤の回避時に挟み込まれたリティーのスキルで二ターン行動不可になっていた斥候が控えている。

 

 お互いが時間を稼ぐ事で準備を整え、次のターンでの攻防に全てを賭けるつもりだった。

 

 

「もうやめてください!!」

 

 その小休止の穴をつくようにアクアがリティーの()()飛び出そうとして――その意思とは無関係に、リティーの()()()()すがりついた。

 

「わ、私が……私が言うことを聞きます! 出頭でもなんでもします!! だから……だからもう、傷つけるような事はやめてください!! こんな形で護られても嬉しくありません!!」

 

 涙混じりの、必死の懇願だった。

 心の底からの、他者が傷つくことを拒む叫びだった。

 

 その言葉に思う事があったのか、リティーは動きを止めて虚空を眺め始めた。構えていた杖を、腕ごとだらりと下げる。

 

「そうだそうだ!! お嬢ちゃんの言うとおりだ!!」

「いや本当に……なんでこんな事するん!? 普通に意味不明なんだけど!?」

「帰して!! もうおうちに帰してよ!!」

 

 無事だった剣士、戦士、斥候がこれ幸いと囃し立てる。

 ふざけている様にしか見えないが、彼らも彼らなりに必死に抗議していた。なにせ、また戦闘になったら今度こそは無事で帰れる気がしない。

 

「シンさん……」

 

 受付嬢が懇願するようにリティーを見つめる。

 

 リティーにとっては正に、針の筵だった。

 想定していたよりも、遥かに状況が悪化していた。

 

 

「ああ、なるほど」

「……? リティー、さん?」

 

 つまり、この選択肢は間違っていたという事だった。

 

「やはり、大事なストーリーで適当にスキップするのは良くないですね」

「リティーさん、何を」

 

 ()()()()()()()を虚空に向けて、リティーは自ら選択した。

 

「すみません、仕切り直しでお願いします」

 

 

 

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「後でちゃんと回復しますので、許してくださいね」

 

 

 その一言と共に一歩前に踏み出したリティーからは、筆舌に尽くしがたい程の圧力が放たれていた。彼女の支離滅裂な言行に熱り立っていた冒険者たちが思わず一歩下がり、誰かが唾を飲み込んだ音が響いた。

 

 なぜこうなってしまったのだろうか。

 リティー以外の全ての者たちが、この場に居合わせてしまった現実に嘆いた。

 

「先手を取――――」

「あ」

「……あ?」

「すみません、ちょっとタイムでお願いします」

「「「「「「「「はぁ!?!?」」」」」」」」

 

 まるで腹を空かせた猛獣のような雰囲気から一転、いつも通りの無気力な様子でタイムを要求したリティー。一触即発の気配を一言で霧散させた後に、手の中の杖を光の粒子へと変換する。

 

 手ぶらになった状態で周囲をキョロキョロと見回すと、一番近い路地裏へとその身を投げ込んだ。

 

「あ、おい! ちょっと待て!!」

「すぐ戻ります」

 

 ついつい引き留めた戦士を意に返さず、闇の中へと消えていくリティー。無意識に伸びた腕を降ろし、大きなため息を吐く戦士。彼は本気で引き留めるつもりはなく、なんならこのまま何処ぞへ消えて欲しいとすら思っていたが、それはそれとして急なタイム要求にモヤモヤとした感情を抱えていた。

 

 そしてそれは、この場に居る全員が持ち合わせている感情でもあった。

 

「えっと……その、今のうちに穏当に連行していただくことって可能ですか?」

「あ〜……はい、そうですね。どうせ直ぐに戻って来るでしょうし、さっさと移動しちゃって――――」

「お待たせしました」

「……本当に速いですね」

 

 (リティー)の居ぬ間にと相談していたアクアと受付嬢の後ろから、今一番聞きたくない声が浴びせられた。恐る恐る振り返った二人が目撃したのは、意外にも()()の服を着たリティーの姿。

 

「リティーさん……? 随分真っ当に可愛い服ですね」

「はい、ソードマンのリティーです」

「ソードマンの……リティー?」

「俗にいう、初期装備というやつですね」

 

 ヒラヒラしたフリルのついた白い服の上から、シンプルな皮鎧を付けただけの装備。腰に下げている剣は決して粗悪というわけではないが、ソードマスター時につけていたものと比べると見劣りする一般的な直剣。全体的に、駆け出し冒険者といった印象を与える装いだった。

 

「あの、シンさん……? 何故、(アイアン)時代の装備をつけていらしたんですか?」

「それはもちろん、この装備で戦うためです」

「はぁ!? おまっ、流石にそれは俺たちを舐めすぎだろ!?」

「僕もこれは心許ないのですが、此方にも都合というものがありまして」

「いやいや、流石にその装備のお前に負けるほど弱かねぇよ。実は武器をしこたま装備してるっていうなら話は別だけどよ」

「いえ、今回は本当に初期装備ですね。対戦よろしくお願いします」

 

 いうが早いが、抜剣して正面に構えるリティー。

 普段とは違ってあまり強さを感じないその佇まいに、冒険者たちは困惑しきりだった。

 

「お、おい……お前なにがしたいんだよ。流石に意味わかんねぇって、ちゃんと俺たちに分かる言葉で説明しろよ」

「ああ、できるだけ荒くれ者っぽい人が相手してくれると助かります。この中だと……戦士さんと斥候さん、あとは剣士さんですかね。斥候さんは頭にバンダナを巻いて、剣士さんは上半身だけ裸になってもらえますか?」

「聞けよ。っていうかいま俺たちのことバカにした?」

「戦士さんはそのままでも十分チンピラなんですけど、いまいちパンチが足りないんですよね……髪型をモヒカンに変更って出来ませんか?」

「出来るわけないだろ!? というか流石に言いたい放題すぎんだろ!!」

 

 剣を構えながらコントを始めるリティーと戦士、困惑しながらそれを眺めるその他の面々。完全に弛緩し切った空間で、一人だけやる気満々のリティー。

 

 だから、それは完全に油断だった。

 

 

「“挑発”」

「は?」

 

 リティーが発動したスキルによって、己の意思に関係なく短刀で切りかかる戦士。リティーはそれを構えた剣で受け、勢いを殺しきれず後ろへと吹き飛ばされる。

 

「お、おい、おまっ、なにして――」

「“かばう”」

 

 二人の間に入ろうとした剣士が、何かに引っ張られるようにリティーへと詰めより、上段から剣を振り下ろす。リティーは剣でそれを向かい打ち、再度吹き飛ばされる。

 

 地面に叩きつけられ、それでも直ぐに立ち上がる。

 その額からは、一筋の血が流れ落ちていた。

 

「ばっ、てっ、てめぇ!! 何してんだ!? 狂ってんのか!?」

「“呪術・青鬼の相”」

 

 悪寒を感じてその場から逃げようとした斥候がリティーへと向き直り、目にも止まらぬ速さで投げナイフを投擲する。リティーは一本目を弾くも、一本目の影に隠れていた二本目が肩へと突き刺さった。

 

「ぐっ」

「リティーさん!?」

 

 肩に刺さったナイフを抜き、いつになく必死な目で冒険者達を見返すリティー。

 

→ 『僕は絶対に……仲間を護るんだ!!』

 

 

「――――何がしたいんだよ!?」

「もう俺たちの負けでいいから帰らせてくれよ!!」

「あそこから被害者ヅラするの無敵すぎんだろ!?」

 

「“挑発”」

 

「うおおおお体が……っ! 勝手に!?!?」

「狂ってる……! もう強いとか凄いとかの話じゃねぇだろ……!! シャバにいたらダメだって……!!」

「やめ、やめろっ、俺たちを加害者に仕立て上げようとするんじゃない! 降参! 降参するから!!」

 

 普段は絶対に口にしない様なヒロイックな台詞を吐きつつ、スキルを使って自分を攻撃させる頭のおかしい女がいた。

 

 彼女はソードマン、リティー。

 狂人だ。

 

 正気とは思えない所業に、空いた口の塞がらない面々。

 メスガキの挑発に逆らえず、その太い腕に血管をパンパンに浮かび上がらせて襲いかかる荒くれ者達。

 

 自分から戦いをふっかけた上、スキルで自分を痛めつけることで被害者ポジションに無理やり収まったリティー。

 

 それは正に、悪夢の様な光景だった。

 

 

 

「もうやめてください!!」

 

 自作自演で少しずつ生傷が増えていくリティーの姿を見かねて、アクアが彼女の()()()()すがりつく。

 

 頭で考えるよりも先に口が動き、最初から用意されていたかの様に言葉が紡がれる。

 

「わ、私が……私が言うことを聞きます! 出頭でもなんでもします!! だから……だからもう、傷つけるような事はやめてください!! こんな形で護られても嬉しくありません!!」

 

 涙混じりの、必死の懇願だった。

 心の底からの、他者が傷つくことを拒む叫びだった。

 

 その言葉で限界を迎えたのか、リティーは動きを止めてアクアへと体重を預けた。構えていた剣が、腕ごとだらりと下ろされる。

 

「そうだそうだ!! お嬢ちゃんの言うとおりだ!!」

「いや本当に……なんでこんな事するん!? 普通に意味不明なんだけど!?」

「帰して!! もうおうちに帰してよ!!」

 

 攻撃を強要され続けていた剣士、戦士、斥候がこれ幸いと囃し立てる。

 ふざけている様にしか見えないが、彼らも彼らなりに必死に抗議していた。なにせ、また戦闘になったら今度こそは無事で帰せる気がしない。

 

「シンさん……」

 

 受付嬢がドン引きの目でリティーを見つめる。

 

→『まだだ……』

 

 傷つき、今にも意識を手放そうとしていたリティーにアクアとの思い出が力を与える!!

 

『名前……? あっ、そうです、私はアクアっていいます!』『ちん○にゃ!?!?』『便所の落書きに!?!?』『猫ちゃーーーーーん!!!』『私の出番ーーーーー!!』

 

「なんか知らない記憶が流れ込んできたんだけど」

「いまち○ぽとか便所とか言った?」

「アクアさん……?」

「いや、ちがっ、切り抜き方が悪質じゃないですか!? っていうか何なんですか今の!?!?」

 

 

 理解不能な現象に狼狽える面々を他所に、リティーの足元からバーストのオーラが溢れ出す!

 

→『これが……!』

 

→『仲間との……!』

 

→『絆の力だ……!!』

 

 バースト発動、“ストームエッジ”。

 

 剣に秘められた力が解放され、荒くれ者たちを吹き飛ばす。その結末を見届けてから、リティーは満足したように一つ頷いた。

 

 

「なるほど、これが正規ルート」

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