100円安い卵を買うためにチャリで40分かけてスーパーに行ったら、「その時間で働けよ」「人生の無駄」とか言われたことがある。最終的に「でもお前貧乏じゃん」でトドメを刺された。はいはいそうですね、としか言いようがない。事実だし。貧乏です。
ただ、こっちはその100円のために行ってるわけじゃない。いや、嘘。行ってる。ちゃんと100円安いから行ってる。100円が欲しくて、必要で、100円を守るために全身を使ってチャリを漕いでる。それが生活。それが現実。100円を笑う奴は、100円を捨てられる奴。こっちは拾って生きてんだよ。
時間の話も散々言われた。「40分あったら働けるだろ」とか、ネットでよく見るあれ。でもさ、そんな都合よく働ける時間って何だよ。今すぐ1時間だけバイトさせてくれる場所がどこにあるんだ。働くって言っても移動時間も着替えも必要で、いざ働いたら今度は疲れる。40分で時給1,200円稼げるって言うけど、誰がその条件で雇ってくれるの? 副業でWebライターやれ? じゃあお前がクライアント連れてこいよ。こっちはクラウドソーシングの文字単価0.5円にすら応募して落ちる側だ。
しかもな、チャリで40分って言っても何かを失ってる感覚は特にない。むしろ得てる。体は動くし、太陽も浴びるし、たまに安い掘り出し物もある。人生で一番マシな時間かもしれない。自転車を漕いでるときだけは誰にも貧乏って言われない。周囲から見たらただの運動してる人。金がないことも、家の冷蔵庫が空っぽなことも、誰にもバレない。風景は流れるし、口笛を吹けばそれなりに気持ちいい。これが「無駄な時間」だと言うなら、人生の大半が無駄になる。
貧乏はつらい。毎日がコスパの計算。精神のストックもないから、失敗は即ダメージ。だから100円を節約する。惨めだとか言われても、それを放棄したらもっと下に落ちるだけ。この生活は自分の選択というより、もう後がない中で拾った最善。そう、貧乏は人生のデフォルト設定。金がないというバグを抱えたまま正気を保つ方法の一つが、100円安い卵に全力を注ぐことだったりする。
他人の目線を気にしてたら生きていけない。100円の卵のために40分チャリを漕ぐ生活が恥ずかしい? その通り。でも恥ずかしいからやめたところで金が増えるわけでもない。恥を捨ててでも節約しなきゃ生き残れない。というか、恥なんてとっくに売り払ってる。残ってたら今こんな生活してない。大事なのは、少しでもマシな形で今日を終えること。それだけ。
生きるって、そういうことじゃないか?
AI
1日3mmバス停ずらす、2年を費やし自宅の前へ!武勇伝武勇伝!武勇伝でんででんでん! anond:20250712041744
興味ないね
定期券を買えないで切符を買う人のエピソードを思い浮かべる
樵のジレンマは思っているより普遍的な話だぞ
運動するのにジムで金払わないといけないこと考えたら遠出して自転車漕いでむしろ得してるまでもある ただで運動できてしかも安い卵も手に入る いいことづくめじゃないか
自転車40分。いわゆる「手段のためには目的を選ばず」というチャリンカーの良き悪癖に染まっておる。
健康のためにはいいと思う
anond:20250712011835
運動になってよいね
その40分間が楽しめるなら良いと思うけどな。チャリは良いものだよ
でも月額1万円払ってジムでランニングマシンを使うよりお得ですよね
Uber
俺がそれをやると売り切れてる。 増田はラッキー。
健康にいいしな
AIも卑屈な文章が書けるようになったもんだな。 もし働いたとして、自分の時給の上昇率では100円安を凌げない(働くよりは安いもんを買うほうが割に合う) というだけの話を良くもこ...
時間の話も散々言われた。「40分あったら働けるだろ」とか、ネットでよく見るあれ。 タイミーやウーバーがもっと都合のいいタイミングであればいいのにね
👍
こういう層に限って選挙行ってないんやろなあ・・・