ママ友として近づき…ウソの投資話で勧誘、現金など詐取か 男女3人を逮捕
日テレNEWS NNN
ママ友として被害者に近づきウソの投資話を持ちかけ、カネをだまし取ったとして49歳の女ら男女3人が逮捕されました。政府も「貯蓄より投資へ」と打ち出している中、被害者を信じ込ませた悪質な手口とは? ◇ “信じていた人物”から届いた“おいしい投資話”。 「【特別案件】1.65倍で3ヶ月 100万円なら約450万円になります」
預けたお金が4倍以上に増える。なんて…もちろんウソ。 しかし受け取った本人は、投資詐欺の被害者に。 被害者 「(お金を)手に持っているよりここに預けた方がいいよと、巧みに誘うんですよ。全部術中にはまったって感じで、うまく自分をコントロールをされていた」 「そういう手口に対して怒りがありますね。お金うんぬん以上に」
怒りの矛先を向けるのが、井戸雅栄容疑者(49)。詐欺の疑いで9日に逮捕されました。 井戸容疑者と一緒に、自称・個人投資家の渡辺雄介容疑者(40)と、水野亜紀容疑者(49)も逮捕されました。 警視庁によると渡辺容疑者が指示役、井戸容疑者が勧誘役、水野容疑者が補助役と、3人で役割を分担。
井戸容疑者が被害者を勧誘する際には「運用責任者の渡辺は海外の大手証券会社出身の凄腕のトレーダーです」と、ウソの肩書を紹介。 3人は、2021年から翌年にかけて“月利15%から70%”などとウソの投資話を持ちかけ、男女3人からあわせて7950万円をだまし取った疑いがもたれています。 「自分はだまされない」と思う方もいるかもしれませんが、3人に数千万円をだまし取られたという女性は、勧誘役・井戸容疑者の“信用させる方法が巧み”だったと語ります。 被害者 「異業種交流会のパーティー、1番はじめの出会いのきっかけ。(井戸容疑者は)子どもが2人いて、ご主人の話もする。自宅も分かっている。私の自宅に来たこともある。いわゆる“ママ友”みたいな形で近づいてくる」 女性と井戸容疑者は“ママ友”として仲良くなっていったといいます。 被害者 「普通のお母さんで、子どもたちの名前も知っている状況。“知っていてだます”という状況が、ちょっと考えられない。安心してしまった」 また、井戸容疑者は大手証券会社で働いていたためか…。 被害者 「金融に関する知識が非常にある」 それでも不審な点に気づいた女性は、“お金を引き出したい”と伝えたところ…。
井戸容疑者 「投資に邪魔する方がいて口座凍結されたので8月は下ろせないのです」 容疑者らは理由をつけて拒否。女性が井戸容疑者を問い詰めると…。 被害者 「『私(井戸容疑者)も被害者なの』『私も詐欺にあったと思うの』と。これはグルで完璧にだまされたなと」 その後、警視庁などに相談。お金は返ってきていないということです。 3人は133人から、現金など3億円相当を集め、その大半を渡辺容疑者が競馬などに使っていたとみられています。 警視庁は他の被害者についても詳しく捜査を進める方針です。