瘴気領域 報告2
仮処分決定投稿
権利侵害の説明
(1)同定可能性
本件投稿には、「名興文庫」と記載されており、一般人が本件投稿を読んだ場合、債権者が代表を務める名興文庫を指していると認識することは容易であることから、本件投稿に同定可能性は認められる。
(2)債権者に対する人格権侵害
本件投稿は債権者の名誉権を侵害する不法行為であり、債権者の社会的評価を低下させるものである。
(3)違法性阻却事由の存在を窺わせる事情の不存在
本件投稿には「名興文庫は詐欺師まがいにまで落ちぶれた」とある。
債権者は詐欺を行ったことはなく、詐欺を行うつもりもない。
詐欺とは、刑法246条「詐欺」に規定された犯罪であり、本件投稿は「名興文庫は詐欺師まがいにまで落ちぶれた」とあることから、債権者を犯罪者扱いしている投稿である。
本件投稿は、債権者が詐欺を行った具体的な事実を記載せず、一方的に「名興文庫は詐欺師まがいにまで落ちぶれた」と主張する投稿であることから、一般人が本件投稿を読んだ場合、「名興文庫は詐欺を行った」と読み取るのは容易であり、本件投稿によって債権者の社会的評価が低下させられたのは明らかである。
本件投稿は、債権者を「詐欺師」であるかのように一方的に訴えかける悪質な投稿であり、本件投稿に公益目的が存在するとは考えられず、民法709条に規定されている不法行為であることから、本件投稿が名誉権の侵害に当たることは明白である。
(4)小括
以上により、本件投稿により債権者の名誉権が侵害されたことは明らかである。



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