自民党の鶴保庸介参院予算委員長が、参院選(20日投開票)の応援演説で「運のいいことに能登で地震があった」と発言したことの責任を取り、委員長職を辞任する意向を固めたことが12日、分かった。複数の自民幹部が明らかにした。鶴保氏は発言を撤回したが、与野党から非難の声が相次いでいた。
鶴保氏は8日に和歌山市内で開かれた参院選の自民候補者を応援する集会で演説し、2拠点居住推進の必要性を訴えた際に「運のいいことに能登で地震があった」と述べた。
発言を受け、自民の森山裕幹事長は鶴保氏を厳重注意した。石川県輪島市議会は被災者の心を深く傷つけたとして、鶴保氏に抗議文を送付した。
鶴保氏は参院和歌山選挙区選出。平成10年に初当選し、現在5期目。