派遣先と期間内に合意すれば正規雇用される「紹介予定派遣」として任天堂(本社・京都市南区)で勤務していたのに、上司にあたる産業医からのパワーハラスメントで関係が悪化したのを理由に正規雇用されなかったのは不当として、20代と30代の女性保健師2人が8日、同社などに地位確認や損害賠償を求め、京都地裁に提訴した。原告側の代理人弁護士によると、紹介予定派遣の雇用拒否を巡る訴訟は全国で初めて。
訴状によると、派遣会社に登録していた2人は、任天堂の採用担当者らによる面接を2回受けた後、2018年4月から3~6カ月(うち3カ月契約だった1人は3カ月契約延長)の派遣が決定。人事部で勤務し、産業医の指示で健康診断の実施や社員の健康指導などを担っていた。
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