中日・ボスラー、相性いい本拠地で先制7号 新加入のチェイビスは昨季チームメート「人柄も良くて良いバッター」試合前には電話で助言
◇11日 中日2―1広島(バンテリンドームナゴヤ) ライトスタンドの声援が好きだという。「最高だよね。ワクワクするし良い気分になる」。お互いに無得点で迎えた5回の先頭で打席に立った中日のジェイソン・ボスラー。ホームランコールが響く中での初球だった。広島の先発・森下が投じた141キロのカットボールを捉えると、打球はライナーで右翼席へ。「感触も良かった」。竜党をもっと良い気分にさせる先制の7号ソロとなった。 ◆中日・ボスラー、ライナー性の打球は竜党待つライトスタンドへ一直線【動画】 バンテリンドームナゴヤとの相性が良い。打率2割8分9厘で、セ・リーグの本拠地でトップの数字を残している。「今日のような歓声やサポートしてくれる人が多いので、良い結果につながっている」。得点が入りにくいこの本拠地で存在感をみせている。 チームは打線強化のため、メジャー通算42本塁打の新外国人・チェイビスを獲得。ボスラーは昨季、3Aでチームメートだった。「人柄も良くて良いバッター。そういうことがチームにプラスの影響を与えてくれると思う」。試合前には電話で話したという。 「いろいろ質問を受けたよ。日本の野球のこともそうだし、持ってきた方が良いものあるかとかね。日本の良いところを伝えといた」。井上監督は一塁にボスラー、二、三塁でチェイビスを起用したいという考えを述べている。共闘が今から楽しみだ。
中日スポーツ