伝説の番組「タミヤRCカーグランプリ」26年ぶり復活回のレース出場者が当日の様子を現地レポート!日髙のり子さん・前ちゃん・滝博士も駆けつけた収録現場の“復活劇”を振り返る!
聖地タミヤサーキットで6つのレースが開催
さあ、ここからは当日行われたレースにフォーカスしていきますが、その前に!! 事前の参加申込みには、伝説の番組の復活とあって、多数の応募があったもよう。筆者の周囲でも「落選した」との声が……。筆者は“男女ペアで出場”という特殊な条件のクラスに応募したからか、運よく“予備予選”を通過できました。
RCカーファンにとっては“聖地”とされる、会場のタミヤサーキットには、オンロードコースとオフロードコースとが1面ずつあります。今回はそれぞれ3クラスずつレースが行われました。決勝に進めるのは予選上位者のみ、さらに上位6名だけが日髙さんにインタビューを受けられるとあって、各クラスとも予選からヒートアップしていましたよ。
ラリー10.5Tクラス
「GRヤリス」や「ランサー エボリューションV」など、WRC(世界ラリー選手権)でおなじみの新旧車種が激突。ジャンプ台が設けられ、ダイナミックな跳躍が見物です。
タミヤツーリングクラス
最も門戸が広く、誰でも参加しやすいクラス。「GT-R」「GRスープラ」「NSX」をはじめ、国内最高峰のレースであるSUPER GTなどに参戦している車種が目立ちました。
男女M-Sportsクラス
当時の番組でも親子がペアで走る名物クラスがありましたが、今回は男女ペアでリレーするクラスが設けられました。
NXGENクラス
今春発売された、タミヤの最新2WDレーシングバギー「ファイター ネクスジェン」のワンメイククラス(同一車種クラス)です。
グラホーネット2WDクラス
「タミヤRCカーグランプリ」放送開始の1984年に登場し、誕生40周年を迎えた、懐かしの2WDレーシングバギー「グラスホッパー」と「ホーネット」のみで争われます。
ホットショット4WDクラス
1985年に発売された、4WDレーシングバギーの先駆け「ホットショット」。その復刻版のみで競われるクラスです。