上市町の山で京都芸術大学教授が死亡 1人で登山か 富山

9日、上市町の山あいの川で、1人で登山をしていたとみられる京都芸術大学の教授の62歳男性が倒れているのが見つかり、その場で死亡が確認されました。

警察によりますと、8日午後7時半ごろ、上市町にある山小屋の従業員から、「登山者が戻らない」と通報がありました。

警察が捜索したところ、9日午前9時半ごろ、山小屋からおよそ1キロ離れた山あいにある川で男性が倒れているのが見つかり、その場で死亡が確認されました。

警察などによりますと、亡くなったのは滋賀県大津市に住む京都芸術大学の教授で日本画家の菅原健彦さん(62)です。

菅原さんは今月7日から2泊3日の予定で1人で登山をしていたとみられるということで、警察が当時の状況を詳しく調べています。

警察によりますと、県内で去年1年間に発生した山岳遭難事故は127件で、このうち半分の65件が7月から8月までの夏山シーズンにおきたということで、警察は、無理のない登山計画を立てて、登山ルートや装備を事前に確認するなど注意を呼びかけています。

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