天然生活 最新号

毎週月曜日更新のまちがい探し。今回のテーマは花火大会です。まちがいは全部で3つ。難易度が高いものもありますが、すべて見つけることができればスッキリしますよ。頭の体操にぜひ挑戦してみてください。

3つのまちがいを探してください

画像1: 3つのまちがいを探してください
画像2: 3つのまちがいを探してください

夏の風物詩のひとつが花火大会ですね。

花火大会といえば、「たーまーやー」「かーぎーやー」の掛け声が有名な、東京・隅田川の花火大会がよく知られています。

この掛け声は、当時の2大花火師「玉屋」と「鍵屋」の花火が同時に上がった際、観衆が気に入った方の名を叫んだものなのだとか。

当時の川柳などを見ると、実は「玉屋」の方が人気だったようです。

玉屋は鍵屋の番頭が独立して興しましたが、後に火事を起こし江戸を追放されてしまいました。鍵屋は現在でも花火制作会社として現存しています。

<イラスト/升ノ内朝子>



あなたにおすすめ
料理家の野口真紀さんに、夏野菜を味わうピクルスと、アレンジレシピ2つを教わりました。さんさんと降り注ぐ太陽の恵みがぎゅっと詰まった夏野菜を、ピクルスにして楽しんでみませんか。梅雨時季の梅仕事で使った氷砂糖がキッチンに残っていたら、ピクルスづくりに活用するのがおすすめです。

氷砂糖と夏野菜たっぷりの食卓で、夏バテ予防と疲労回復を

日常の料理づくりに氷砂糖が欠かせないという野口真紀さん。

氷砂糖は雑味がなく、すっきりとした味だから食材の風味が活きるんです。煮ものに使ったり、しょうがのシロップを漬けたりと活用中。結晶が大きいから計量もしやすいし、少しずつ溶けて素材の味を引き出してくれる、頼れる存在です」

画像: 氷砂糖と夏野菜たっぷりの食卓で、夏バテ予防と疲労回復を

今回は、氷砂糖のクリアな味と色を活かして、夏野菜のピクルスをつくります。

「氷砂糖でピクルスをつくると、にごりのない液色になります。漬け込んだあとは野菜の自然な色が出てきて、びんを眺めるのも楽しいひとときです」

夏野菜は水分とカリウムやビタミンを豊富に含むものが多く、夏の脱水症状やむくみの解消にも役立ちそうです。夏野菜のピクルスは、氷砂糖の糖分とお酢のクエン酸がもつ疲労回復効果が期待できて、夏バテ予防のひと品に。

「氷砂糖とお酢の効果で日持ちもするので、時間があるときにまとめてつくっておくと、日々の料理がぐっと楽になりますよ」

氷砂糖を使った
夏野菜のピクルスのつくり方

画像: 氷砂糖を使った 夏野菜のピクルスのつくり方

みずみずしい夏野菜に氷砂糖のピュアな甘味とお酢の酸味がしみ込んだピクルスは、食卓をカラフルに彩り、浅漬けのように楽しめます。

「夏野菜は数種類を組み合わせると、ピクルス液に風味が移ってよりおいしくなります。だから冷蔵庫に少しずつ余った野菜があれば、ピクルスづくりのチャンス。苦味のあるゴーヤや香りの強いみょうがなども、ピクルスにするとくせがやわらぎます」

ピクルス液には水を加えず、その代わりに野菜をたっぷりと入れて漬け込むのが野口さん流。氷砂糖が野菜の水分を引き出す役割をするので、塩は少量で大丈夫。

「そのまま食べてもおいしいし、料理に使うと味付けをしながら野菜をたっぷりとれるのもうれしいですよね。ピクルスをきざんでドレッシングに加えるのもいいですよ。マヨネーズとゆで卵に混ぜれば、簡単タルタルソースにも。サンドイッチに添えたり、ワインのおつまみにしたり、いろいろと楽しんでください」

材料(約1L分)

画像: 材料(約1L分)
<夏野菜>
・きゅうり2本
・セロリ1本
・パプリカ1個
・ゴーヤ1本
・ズッキーニ(小)1本
・みょうが6個
<ピクルス液>
・氷砂糖60g
・塩小さじ1/2(約3g)
・米酢1カップ(200mL)
・ローリエ2枚
・黒こしょう(粒)大さじ1
・赤とうがらし(お好みで)1本

※材料の野菜は一例です。好みの野菜3〜6種(1L分)を組み合わせてお楽しみください。

基本のピクルス液の分量 3:10(氷砂糖:酢)+塩少々

下準備

● 保存容器を煮沸消毒またはアルコール消毒する。
  ※ジッパー付き食品保存袋等を使ってもよい。

つくり方

 鍋にピクルス液の材料をすべて入れ、中火にかける。氷砂糖が溶けたら火を止め、そのままおいて冷ます。

画像1: つくり方

 きゅうりは2cm幅、ズッキーニは1cm幅に切る。セロリは葉を取り除き1cm幅の乱切り、パプリカは3cm幅に切る。ゴーヤは縦半分に切ってわたを取り、5mm幅に切る。みょうがは縦半分に切る。

画像2: つくり方

 保存容器(または保存袋)にを入れ、を注ぎ入れる。

※野菜の水分が出るので、容器の上までピクルス液が入らなくてもよい。冷蔵庫でひと晩おいて、味をなじませる。

画像3: つくり方

保存期間:冷蔵庫で約5日間保存可能

野口さんのひと工夫

●ピクルス液には水や白ワインを加えない方が日持ちする。
●酢は酸味がやわらかな米酢がおすすめ。まろやかな味になり、料理のアレンジがしやすい。

※写真の容器の容量は材料の約1/2量です。実際には同容器2個分の分量をつくることができます。

夏野菜のピクルスを使ったアレンジレシピ①
さけとピクルスの混ぜ寿司のつくり方

画像: 夏野菜のピクルスを使ったアレンジレシピ① さけとピクルスの混ぜ寿司のつくり方

甘酸っぱいピクルスは、ちらし寿司の具材にもぴったり。夏野菜のシャキシャキとした食感を残す程度の厚みに切り、寿司めしに混ぜ込めば、ヘルシーなサラダ風お寿司ができ上がります。

寿司酢にも氷砂糖を使い、すっきりとした味わいに。さけの代わりにあじなどの干物を使ってもおいしくつくれます。野菜と魚、ごはんが同時にとれて、夏にうれしいひと品です。

材料(4人分)

● 米2合
● 寿司酢*大さじ4
● 甘塩さけ3切れ
● 夏野菜のピクルス1カップ分
● 白ごま大さじ2
● いくら(お好みで)適宜

*寿司酢のレシピ(つくりやすい分量・約4合分、市販の寿司酢でもよい)

酢1/2カップ、氷砂糖40~45g(大さじ3相当)、塩大さじ1/2、昆布5cmを鍋に入れ、中火にかけて溶かす。

冷蔵庫で約2週間保存可能。余った分は酢のものやドレッシングなどにも使える。

つくり方

 米は通常の水加減で炊飯する。熱いうちに飯台やボウルに移し、寿司酢を加えてしゃもじで切るように混ぜる。

 甘塩さけはグリルで焼き、骨を取り除いて身をほぐす。ピクルスは水けを切って薄切りにする。

画像4: つくり方

 を加えて全体を混ぜる。白ごまを散らし、好みでいくらを飾る。

夏野菜のピクルスを使ったアレンジレシピ②
揚げささみのピクルスマリネのつくり方

画像: 夏野菜のピクルスを使ったアレンジレシピ② 揚げささみのピクルスマリネのつくり方

粗くきざんだピクルスで揚げものをマリネするひと皿です。酢漬けの文化をもつ北欧をイメージして、サワークリームとディルを添えて。

ハーブのさわやかさとサワークリームのコクがピクルスと好相性。ささみは火の通りが早いので、時短で調理できるのも夏にうれしいポイントです。

よく冷やした白ワインや、すこし酸味のある食事パンがよく合う、夏らしい料理。涼やかな夏野菜を楽しんでください。

材料(4人分)

● ささみ5本
● 夏野菜のピクルス1カップ分
● ディル1~2束
● サワークリーム適量
● オリーブオイル適量
● 小麦粉適量
● 揚げ油適量
● 塩、こしょう各少々

つくり方

 ささみは一口大のそぎ切りにする。塩、こしょうをふり、小麦粉を全体にまぶす。

 フライパンに揚げ油を1cm深さ程度に入れ、180℃まで熱する。を入れてこんがりと揚げる。

 ピクルスは水けを切って粗くきざみ、ボウルに入れる。揚げたてのを入れて全体をあえる。

画像5: つくり方

 を器に盛り、サワークリームとディルを添え、オリーブオイルを回しかける。

野口真紀(のぐち・まき)
料理雑誌の編集者を経て料理研究家に。美しくておしゃれなおつまみから、じんわりおいしい日々のおかずまで、ジャンルを問わずマルチに活躍。2児の子育てを通して生まれた、つくりやすいレシピに定評がある。『ストウブで一肉一菜:2つのメイン食材でここまでおいしい! 組み合わせを楽しむ肉×野菜のコンビレシピ』(誠文堂新光社)など著書多数。

もっと氷砂糖のレシピを知りたい人は

全日本氷糖工業組合 | 旬の果実でおいしく楽しい氷砂糖

画像: 「夏野菜のピクルス」のつくり方と、2つのアレンジレシピ。氷砂糖とお酢で手軽に“夏バテ知らず”の食卓|氷砂糖で楽しむ家仕事/野口真紀さん

氷砂糖でくらしをもっとカラフルに。梅酒づくりでおなじみの氷砂糖は、じつは梅以外の果実とも相性Good。色とりどりのフルーツを使って手づくりを楽しめる氷砂糖の世界、あなたものぞいてみませんか。

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協力/全日本氷糖工業組合
http://www.hyoutou-kumiai.jp/tezukurilife/

〈料理/野口真紀 撮影/林 紘輝 取材・文/河合知子〉

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料理研究家の松田美智子さんにきゅうりとミントのヨーグルトサラダのつくり方を教えていただきました。ミントが香るエキゾチックなサラダ。食欲がないときもさっぱりといただけます。

きゅうりとミントのヨーグルトサラダのつくり方

画像: きゅうりとミントのヨーグルトサラダのつくり方

少量加えたはちみつが、味に深みを出す。

材料(つくりやすい分量)

画像: 材料(つくりやすい分量)
● きゅうり3本
● ミントの葉1/4カップ
A
・プレーンヨーグルト1/2カップ
・レモン汁大さじ2
・はちみつ大さじ1
・ナンプラー小さじ1
● 白こしょう少々

つくり方

 ボウルにAを入れてよく混ぜ、白こしょうを加える。

画像1: つくり方

 きゅうりは両端を切り落とし、ピーラーで皮を縦に3か所ほど帯状にむく。縦半分に切り、種取りスプーンなどで種を取り、伏せておく。7mm厚さの小口切りにし、に合わせる。

画像2: つくり方
画像3: つくり方
画像4: つくり方

 ミントの葉を手でちぎりながら加え、よく混ぜ、器に盛る。

きゅうりのこと

きゅうりの原産地はインドとされ、日本には6世紀ごろに中国から伝わりました。細長い形と鮮やかな緑色、みずみずしい食感が特徴のきゅうり。約95%が水分で、カロリーが低く、カリウムビタミンCも含まれています。

主な産地は宮崎県や群馬県などで、6月から8月にかけて旬を迎える夏野菜です。

暑い季節に体を冷やす効果があり、サラダや漬物、酢の物などさまざまな料理に使われます。シャキシャキとした食感とさっぱりとした味わいが、夏の食卓に涼しさをもたらす、日本の夏を代表する野菜のひとつです。種を取ると、きゅうり独特の臭みがなくなり、余分な水分も切れ、味がよくなります。


〈料理/松田美智子 撮影/山田 耕司 取材・文/佐藤雅子〉

松田美智子(まつだ・みちこ)
日本料理をベースにした家庭料理の教室を1993年より主宰。鎌倉で育った子ども時代から身近だった保存食づくりを基本に、いまの時代に無理なく楽しめる季節の仕事を提案。著書に『65歳からの食事革命 』(文化出版局) amazonで見る など。
インスタグラム:松田美智子@michiko_matsuda/自在道具@jizai_dougu

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「今日何つくろう?」とお悩みのあなたへ。

天然生活webにて連載中の「松田美智子の季節の仕事」より人気レシピを集めました。

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少ない材料でつくりやすい、毎日の食卓に役立つ1冊です。

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(松田美智子・著/扶桑社刊)

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あなたにおすすめ
風を通す、水をまく、しつらいを変える。エアコンの設定温度を下げなくても、涼しくなる方法はいろいろとありそうです。今回は、OKUDAIRA BASEの奥平眞司さんに、自然の中で過ごす、夏ならではの仕事の楽しみ方を教わります。
(『天然生活』2024年8月号掲載)

家中の窓を開けて風を通し夏ならではの仕事を楽しむ

奥平眞司さんの夏は忙しい。

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ドクダミの花が咲いたらそれを天日干しにしてウオツカに漬けてチンキを仕込みます。

画像: この夏は家庭菜園に力を入れている。きゅうり、枝豆、ミニトマト、バジルなどを自作の木箱プランターで育て収穫を楽しみに

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梅干しづくりも欠かせない夏の行事だし、その合間に刈っては生えてくる雑草も取らなくては......。

忙しい、でもそれがたまらなく楽しいようです。

自身の日常、生活の工夫、料理レシピなどをユーチューブチャンネル「OKUDAIRA BASE」で紹介している奥平さん。

「暮らしが仕事」と話す目はキラキラ輝いています。そんな奥平さんが暮らすのは、築50年ほどの木造2階建ての古屋。

海に近い駅を降り、住宅街を抜け、鬱蒼と木が茂る細い道の奥にその家はあります。

画像: 肌に触れるとひんやりした感触が心地いい畳の居間。畳は通気がよく、吸湿性にも優れているという特性も

肌に触れるとひんやりした感触が心地いい畳の居間。畳は通気がよく、吸湿性にも優れているという特性も

小山の上、ぐるりと木々に囲まれるように建つ家は素晴らしい眺望。春は鳥のさえずりが、夏には虫の大合唱が、家のどこにいても聞こえてくる、自然をダイレクトに感じられる暮らしです。

この家では3度目の夏。山の上の家は思った以上に快適で、夏が大好きな奥平さんにとっては、一連の夏仕事も含め「待ってました!」というところです。

「全室和室の一軒家で、エアコンのある部屋は少しだけ。ふだんは自然の風で過ごします。家中の窓を開けておくと、谷から上ってくる風が通り、快適なんです」

画像: DIYを繰り返し整えたキッチン。厳選の道具は、木の板を貼った壁にディスプレイするように収納

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居間が東向きのため、太陽の光がたっぷり入る午前中はさすがに暑い。だから、すだれをかけて光を遮ります。

得意のDIYや庭仕事などの力仕事は、太陽が家の裏に回り込む午後になってから。汗をたっぷりかいたら、自家製の梅干しをつまんで塩分補給をし、ひと休み。

画像: 縁側にある縁台もDIYでつくった。サボテンが育つ陶器もなんと奥平さん作。家にある器の多くは自分でつくったという

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あまりにも暑ければお風呂に入り、ミストシャワーを浴びて、クールダウンするのだとか。夕方5時まで働いたら、今日の仕事はおしまい。

縁側に腰かけ夕涼みをしたり、キャンプ用の椅子やテーブルを出し、妻とここで夕飯を食べることも夏の日常です。

画像: 1階の仕事部屋。椅子は軽いキャンプ用で、縁側や庭に持ち運びしやすい

1階の仕事部屋。椅子は軽いキャンプ用で、縁側や庭に持ち運びしやすい

暑いからといって、クーラーをつけて終わりにしてしまうのはつまらない。

夏の暑さ、冬の寒さも苦ではなく、それに対処するよう工夫することこそ「暮らしの楽しみ」だと思っているのです。



<撮影/山川修一 構成・文/鈴木麻子>

奥平眞司(おくだいら・まさし)
YouTubeチャンネル『OKUDAIRA BASE』主宰。料理や季節の手仕事、庭仕事、旅行など、「暮らしを楽しむ」動画を配信。チャンネル登録者数は36万人を超え、広い世代に支持される。暮らしの道具を扱うブランド「ki duki(キヅキ)」で、キッチンツールの開発やデザインも行う。https://linktr.ee/okudaira_0421/

※記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです



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