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劇スのマサラ上映で生まれた舞台創造科が燃え尽きた話

めのフェさんが企画されたアドベントカレンダー2024の第13日目に参加させていただきます!


この記事は、劇場版 少女☆歌劇 レヴュースタァライトのマサラ上映に魅せられた一人の舞台創造科に灯った静かな情熱が全てを燃え尽きるまでの備忘録的ですので、取り留めのない内容でも宜しければこのままお進みください。
何も知らない方たちには当時の出来事の記録として、
共演者だった方たちとっては当時の記憶と熱狂を思い出させる着火剤のような、
そんな記事になれば幸いです。


2024年7月27日ー

連日の猛暑で熱されたアスファルトに夕立が降り注ぎ、独特の匂いと湿気でむせ返りそうな空気が行き交う人々を包み込む

池袋ー
サブカルチャー文化が盛んな街の中心に位置するアミューズメント施設
その地下へ続く階段の先にあるスクリーンでとある映画のイベント上映が開催されようとしていた

17時30分ーー
コスプレ衣装を身に纏い
両手いっぱいに抱えた荷物を整理し
最前列に複数の楽器が鎮座する
これから映画鑑賞するとは思えない景色、だけどもワクワクに満ち溢れた見慣れた光景

18時30分ーーー
観客の皆が待ち望んだ、"とても聴き慣れた心地の良い二人の声”と共に
1時間59分59秒間にわたる"運命の舞台"の幕が上がる

自身に与えた役を全うし、演じきった
そして、燃え尽きた

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そんな運命の舞台のタイトルはーーーーーーーーーー

"劇場版 少女☆歌劇 レヴュースタァライト"
  ~たどり着いたよ、究極のマサラスタイル上映に~

イントロダクション

マサラ上映とは

この記事をお読みいただく上で必要なキーワードである"マサラ上映"の一般的認識と私にとっての立ち位置を簡単に説明します。

マサラ上映とは、一言でいえば応援上映の一種です。
応援上映は上演中の発声やペンライト等のグッズの使用が許され、アーティストのライブのように応援して楽しむ方式ですが、そこに紙吹雪・クラッカー・楽器や鳴り物といった要素が加わり自由度が広がったスタイルを、インドの上映方式に例えられて"マサラ"上映と総称されているようです。

文字だけじゃ分からないと思いますので、マサラ上映のビフォーアフターをご覧ください

これがマサラ上映です

え?よく分からない?
じゃあ浴びにきてください(横暴)

話を戻しまして、
マサラ上映とスタァライトとの関りとしては、
小泉萌香さんの地元として知られる兵庫県尼崎市にある老舗映画館"塚口サンサン劇場"にて劇場版 少女☆歌劇 レヴュースタァライト(以後、"劇ス")のマサラ上映が初開催されたことが始まりです。
(以後、"劇スマサラ上映"又は"劇スマサラ"、塚口で開催されたものは"塚口マサラ"と呼称)

劇スマサラ上映との始まりとこれまで

2022年9月の当時の私は劇スを映画館で観ることに飢えた名もなき一般舞台創造科でしかなく、
もちろんマサラ上映のマの字も知らない状態でした。
そんな中、塚口サンサン劇場でマサラ上映が開催されるとの告知を目にし、”やったぁ、また劇スが観れるぞ〜”といった軽い気持ちで、一先ずクラッカーを数発だけ最寄りのダイソーで当日仕入れて参加した記憶。


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マサラで人生が変わる前の最後の光景


しかしそれが最後、史上初の劇スマサラで待ち受けていたのは

「クラッカーが舞台装置[血糊]として劇場を舞い、"星見純那の血しぶきを浴びる"」

「まひると一緒に観客全員でピストル(クラッカー)を放つ」

「レヴュー終演の度に盛大な拍手」

「“私たちはもう舞台の上”で耳が割れそうなほどの手拍子」

とてつもなく強烈な"劇場でしか味わえない{歌劇}体験"…
何度も見た作品にも関わらず、あの日のスクリーン4は間違いなくレヴュー会場と化していた
作品愛に溢れたあのキラめきにあふれる空間が眩しい…

あの瞬間生まれたのです。
名もなき一般舞台創造科から、"舞台創造科・しょる"が…
(そういえばこのマサラを起点に”しょる”と名乗ってTwitter活動を始めたよなー)

それ以降はあの日のキラめきと衝撃を追い求め狂ったように劇スマサラ開催地へ足を運んだ。
秋田県大館市での"御成座マサラ"で初めて紙吹雪を撒く快感と楽しさと覚えて情熱を燃やし、
池袋HallMixaにて念願の初関東・初満員御礼マサラが開催され多くの舞台創造科の目と耳を焼き、
2023年10月・2024年年始には再演者たちや新たに飛び入った共演者たちによってアイデアのビックバンが発生し、
2024年5月GWのHallMixaマサラでは有志による前説が企画されるなど、
2度と同じ内容になることのない、幕が上がる度にマサラはパワーアップしてきたように感じます

そして、2024年7月4日
マサラ上映界隈に衝撃が走った――――――


なぜ"劇ス" と "マサラ上映"なのか

ここまで劇スマサラの始まりとこれまでを勢いで書き殴ってきましたが、
マサラ上映未体験の方達は私やほかの舞台創造科の熱量を注げるのか疑問だと思うので、次の章で本題に行く前に、「何故"劇場版スタァライト"と"マサラ上映"が多くの舞台創造科を魅了し続けるのか?」という観点で話をしようと思います。
ただ、この議題に対しては語り尽くすとと本題から脱線しかねないので、燃え尽きる私を観測する上で必要な要素だけピックアップしていきます。

冒頭でも述べた通り、マサラ上映の大きな特徴は応援上映のような発声・ペンライトに加え"紙吹雪・クラッカー・鳴り物の使用がOK"であることです。

これらを用いて作品の推しへの愛を推し色の紙吹雪を撒いたりペンライトを振って表現したり、鳴り物を鳴らして楽曲を盛り上げることが、マサラ上映の一般的な楽しみ方です。

次に2023年8月HallMixaマサラ上映のレギュレーションを振り返ってみます。

ここで注目していただきたいのが"カスタネット"
何十回も劇スをご覧になった方たちならピンとくるはず。

そう、幼少期の華恋・ひかりと共にリズムを刻むことができます!

いざやってみるとこれがまた難しく、華恋が合わせられず苦戦する気持ちがが理解できちゃいます。
しかしながら観客皆で画面と音に集中してリズム合わせて合奏すると意外と楽しいものです(笑)(保育士でもないアラサーの純粋な感想)

この場面を切り取ってみると、
観客が行うカスタネットでの演奏は、画面上での幼稚園児たちと同じ行動をとっていることがわかります。つまりこの瞬間、我々は無意識に幼稚園児になりきっているわけです。
これをスタァライトっぽく言い換えると、
"カスタネットを通して観客は幼稚園児という役が与えられ演じた"ことになり、マサラ上映では
カスタネット=舞台装置
映画館=幼稚園の舞台セット
観客=配役:幼稚園児
となりえるのです。

わかります…か?🦒

わかります🍌⚔

このように、スタァライトという作品の特性上「持ち込まれた物や音は全て"劇スの小道具・舞台装置"という意味をもち観客はそれに応じた"役"を与えられる」という意味が生まれ、ただの観客ではない何かを演じることができる、これが劇場版スタァライトのマサラ上映の楽しさです。

そしてこのカスタネットの例はほんの一例にすぎません。

マサラ上映の醍醐味といえば…そう、"紙吹雪"
上記の解釈を紙吹雪に当てはめれば、何十回も劇場へ足を運んだ皆様ならおわかりではないでしょうか。

わがままハイウェイで桃色の紙吹雪を撒けば"桜吹雪が劇場を埋め尽くし"

同じ赤色紙吹雪でも使用するシーンが変われば"星見純那の血しぶき"にも"真矢クロとともに舞う薔薇吹雪"にも変化する

最後のセリフで舞う青色の紙吹雪はまるで"神楽ひかりのキラめき"そのもの

劇場に舞う紙吹雪は本っっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッ等に綺麗で美しく、劇スの賑やかな画面を派手にカラフルに彩ってくれます。正にキラめきの具現化です。ふたかお桜吹雪や真矢クロ薔薇吹雪は圧巻ですマジで泣けます。(この光景を見るために往復3万円払っていますガチです)
私がマサラ上映に、紙吹雪に魅せられた理由です。

そしてその紙吹雪という名の"舞台装置・キラめき"はスクリーンを彩り視界を遮るだけでなく、身体に降り積もります。観客を没入させ錯覚させます。
“ここは映画館ではなく、舞台だと。”
9人の舞台少女が歌って踊って奪い合う"ワイルドスクリーンバロックの舞台上"だと。

とある舞台創造科は言いました。
「私たちは舞台装置だ」と。

そう、マサラ上映という舞台で我々は【舞台少女のキラめきに呼応し勝手に動き出す"照明・音響・舞台装置"】の役を与えられるのです!!

わかります!!!!🦒


……すみません少々熱くなってしまいました。99%脱線しかけてました。

つまり、紙吹雪がもたらす劇場とは思えない景色が劇場版スタァライトと相性抜群だということ、
マサラ上映への熱量の原動力は「この作品が好き!」「推しが好き!かっこいい!!いつだってかわいい!!!」という"少女歌劇☆ レヴュースタァライトという作品への愛"であり、
それをダイレクトに感じられる上映スタイルだということです。
(百聞は一見に如かず、という慣用句がこれほど適切なことがあるだろうか)

この情熱は回数を重ねるごとに増していき、仲間へ伝染し拡がり、
2023年の秋ごろから仲間内で一つの願いが芽生え始めました。

「いつか、九九組や監督に劇スマサラを体験してほしい」
と…

舞台少女の放つキラめきを燃料にして舞うキラめき(紙吹雪)を、
"スタァライトが好きだ!!”という我々の強い気持ちが具現化した光景を、
劇スから生まれたキラめきが、劇場版 少女☆歌劇 レヴュースタァライトを再生産する瞬間を、
キャストの皆様やスタッフの方々に観ていただき届けられることが、劇スマサラのゴールではないかと。
胸を刺す衝撃・キラめきをくれた人たちに恩返しができる唯一の場だと。

そんな夢を秘めつつ、合計6度の企画・連続上映含めると9回の上映に足を運び、マサラ上映感想をラジオに送ったり(採用されたり)、活動続けること1年10か月…

そして"それ"は、
突然やってきた🍅🍅――――――――
(ということでようやく本編です笑)

運命の舞台へのチケット

2024年7月3日、マサラ上映主催アカウントより予告ツイートが投下される。

マサラ上映の猛者どもは「✨」がついているだけで、スタァライトのマサラ上映ではないかと察し始める。
また始まる!!と…
もちろん私もその一人。
しかし、翌日の明かされた告知されたの文字に全員が目を疑った。

"小山百代さんと相羽あいなさんをゲストにお迎えすることが決定!"

え?
ゲスト??
小山百代さんと相羽あいなさん???

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混乱中の私

TLもマサラ戦士DMも悲鳴・混乱・発狂の大嵐で、既に何かが始まり終わってしまったかのような異様な雰囲気に包まれる…

突然、夢が現実となってしまい、
嬉しさよりも混乱が圧勝して手が震えたり突然1人で泣き出す始末
(Twitterのスペースを聞いていた人に醜態を晒してた記憶)

チケットも宿も無事に確保し、
Xデー:7月27日(土)までの22日間、紙吹雪製作・小道具準備に追われる日々が始まりました。
仲間内でも紙吹雪製作部・コスプレ部が慌ただしくなり、楽器隊も個人練習し始め、劇団マサラがヒソヒソ暗躍する気配も…

皆が待ちわびた、夢に見た舞台が、現実になろうとしている。
大量のお花紙購入報告が相次ぎ、TLでの準備の熱の入り方が今までとは段違いだ。
#劇スマサラ紙吹雪製作部  
  ↑準備の様子を眺められるハッシュタグ

もちろん私も例外ではない。

マサラ上映カウントダウンを毎日投稿し、

お花紙や紙吹雪ケースを買い足し、

紙吹雪を切って、切って、切って、切って、切って、切って、切って、切って、切って、

裁断機の刃が寿命を迎えても、切って、切って、切って、切って、切って…

最終的には3公演分で合計54万枚

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160サイズ段ボール1.5箱分に
流石に新幹線内に持ち込めないので、宅急便で宿へ配送することに🚚

前日金曜日は有休を取って確実に関東入りし、

連日の紙吹雪準備作業を疲労をサウナで吹き飛ばし、下見を終え、

宿で最後の追い込み作業。

そして運命の舞台、当日を迎える。

マサラ上映当日

キャスト登壇マサラ上映を散々語ってきましたが、本公演は実は3本立ての3連マサラ上映でありキャストが登壇されるのは3本目の18時半公演のみ、
1日3公演となると、やはり荷物置き場や幕間の休憩場所が欲しいしコスプレ部は着替えられる部屋が必要だ…
ということで、仲間の一人が劇場近くのレンタルスペースを手配してくれました!

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いやぁ酷暑ゲリラ雨の不安定な日だったので本当に助かった〜

もちろん私だけでなく、コスプレ部や紙吹雪制作部の人たちが続々と荷物を持ち込む。

史上初のロンド・ロンド・マサラ

前の章で"キャスト登壇マサラは3本目のみ"と書きましたが、じゃあ前の2本は何が行われたかというと…
1本目・11時半開演は
再生産総集編ロンド・ロンド・ロンドのマサラ上映!!

史上初です!
人類は新たな一歩を踏み出しました!!(大袈裟)

史上初ということは、私も含め誰も見たことのないマサラ上映。
どの場面で撒くか、
タイミングを合わせられるか、
そもそもどのくらいの紙吹雪を生産したら良いの?
発声できるタイミングなんてあるの?
クラッカー発射ポイントは?

👑「わからないよ…ひかりちゃーーーーーーーーーーん!!!!」

な状態。
果たして、本当に盛り上がるのか、楽しめるのか。
マサラ上映がマッチするのか…
本当に緊張して吐きそうだった記憶。

そんな不安を抱えながら会場入り。

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受付を済ませてスタッフさんに挨拶と感謝を伝え中へ進むと…
概念物がたくさん売られてるww
スタッフさんもノリノリだ!!

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場内に進むと…
実家より見たHallMixa地下劇場の光景

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ぞくぞくと共演者たちが集まり、
最前席にドラムセット・スネア・カホンが設置され、
仲間と今日という待ちわびた日々を喜び合い、
中には知っている声なのに姿は大場ななだったり。

そんなこんなしていると、不安は和らぎワクワクが止まらなくなっていた。

そして11時30分、記念すべき第一回ロロロマサラ上映の開演し、終演しました!!

見てください、この劇的☆ビフォーアフターを!!

上演前の単調な色素の地面が、再び照らされると九つ色の紙吹雪で満たされている光景が本当にきれいなんですよねぇ~

そんな景色を楽しむ時間はもうおしまい。次の舞台に向けて片付けなければ。
もちろんばら撒いた共演者たちで!!
せっせせっせと紙吹雪クラッカーを回収しながら仲間と感想を語ったり、初マサラの民を探したりするのも楽しみの一つだったり。

そんな楽しい片付けも気づけば15分ほどで床も奇麗になり、次の舞台へ向けて会場を一度離れることに。

肝心なロロロマサラ感想ですが、
予想していた通り、声出しポイントが少ないを通り越して皆無に等しく、
過去一静かな(?)マサラでした
紙吹雪についても個人的には、計画を練って準備していたもの、というよりは脊髄反射でばら撒くといったスタイルで挑みました(その結果赤紙吹雪が冒頭変身バンクで半分枯渇)
ただ、ここで絶対大量に撒くぞ!といったポイントは1つ決めていました。
その場面は孤独のレヴュー"華、ひらくとき"にて東京タワーが地面にぶっ刺さり大波が発生するシーン、ここで3万枚の青紙吹雪を使い切ることにしました。ここがロロロマサラの一番の見せ所!!と考え、実行。
結果、ドンピシャ!
波が吹き上がる描写、神楽ひかりのキラめきの再生産、この高揚感と紙吹雪との相性が抜群!!
孤独のレヴューの会場がスクリーンから飛び出してきたかのように、水しぶき(紙吹雪)が全身に降りそそぐ圧倒的没入感…
「あ~、これこそ!私が見たかった舞台!!わかりまぁす!!!!🦒」
と、心の中で叫び泣きながら15秒間紙吹雪を撒き続けました。

私の真後ろの席の神楽ひかりオタクも感激してくれて大満足😊

でも、もっとやれることあったよなぁ~、と久々に訪れる終演後のアイデアひらめきゴールデンタイムもつかの間、

次の舞台、2本目マサラへ

嵐の前の劇スマサラ・そして前説

14時半からの2本目は、劇場版の通常マサラ上映でした。(通常とは…)
ただし、今回は劇団マサラによる前説があるとのこと。

前説については初めての試みというわけではなく、2か月前のGWで開催されたマサラ上映にて企画されたものです。
企画元のクーベルチュールさんからの公募があり、そのオーディションで選ばれた6人のガチ勢達により劇団マサラが結成され、GWマサラでは見事に前説という大役を見事に演じ切ってくれました!(私はそのオーディションに選ばれなかった屍です)
その細かい内容は私がこの記事を書く2日前に投稿されたので、是非ご覧になってください。

そして今回も前説は劇団マサラの6人が担当され、オタマトーンによる生演奏・躍動する舞台装置と黒子(?)、そしてその脚本もGWとは異なり観客も参加できるようパワーアップしていました!(いつかご本人たちの誰かが記事にしてくれそうなので内容は割愛)
「Act.Ⅰ:序章」改めて、見事な「Act. 0 :前説」・「決起集会」 でした!

そんな前説に続いた劇ス通常マサラ(通常とは…)はこれまで開催されたマサラと同じように、派手にクラッカーが鳴り響き・紙吹雪が劇場内を彩り、無事に終演。
ロロロマサラと同じように紙吹雪を片付け、劇団マサラの雄姿を称えながらも、気持ちはすでに次の舞台へ向かわずにはいれませんでした。

そう、この2時間後には、運命の舞台が、待っているのだから…

運命の舞台・キャスト登壇マサラの開演

開演前

2本目マサラの片づけが終わり、3本目の準備に取り掛かるため、再度劇場を離れる。
ただでさえ通常鑑賞ですら感情のジェットコースターで疲れる劇スを、マサラ上映では2時間ずっと紙吹雪を撒き続けて頭と腕を使い続け、しかも既に2本分参戦していると、汗だくになるし空腹にもなる。
一度宿に戻りエネルギー・水分補給し、シャワーで汗を流し、ついでに勝負服(部隊創造科概念服装・白Tシャツ×ワインレッドつなぎ)に着替えて、仲間の集まるレンタルスペースへ。

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ポケットにはペンライトと電動ドライバー

扉を開けると

天堂真矢
悪魔クロディーヌ
神楽ひかり
星見純那
大場なな3人(軍服x2・レヴュー服x1)
キリン

…カオスだ(笑)

ほかにも
聖翔ジャージ姿の人や
東京タワーを身に纏った人や(え!?)
クーラーボックスサイズの紙吹雪ケースを抱える人も。
皆が過去最多量の紙吹雪を鞄・ケースいっぱいに詰め込んでいた

とにかく、これから始まる、待ちに待った舞台のために
この日のために3週間寝る間も休日も惜しんで準備してきた仲間たちの
全てが、詰まっていた

集まった皆で"私たちはもう舞台の上"というセリフと共に決起し、
コスプレ部員と紙吹雪を傘で守りながら、運命の舞台へ

本日3度目のHallMixa入り。
同じ光景のはずなのに、その場内の空気は明らかに違っていた。

とうとうこの日がやってきた、という高揚感は私たち歴戦の戦士(?)だけでなく、名前の知らぬ共演者たち・スタッフの方々も同じようだった。

そして、スクリーン入り口の前のポスターを見ると

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あれ、サインが、増えてる…??
この瞬間、実感してしまった。
小山さんが、相羽さんが、マサラ上映にやってくることを。
ポスターを見た後の開演前の1時間弱、あまりにも緊張してどのように行動したかを殆ど覚えていない(写真はたくさん撮ってた)。
気づいたら着座して開演時間だった。
(私の座席振り返れば真矢様とひかりちゃん、通路を挟めば軍服なな・じゅんなななだった記憶)

そしてそれは突然だった。

小山さん・相羽さんの声、ではなく、華恋・クロディーヌの声が劇場に響き渡る。

え、影ナレ!!??

あまりの衝撃に記憶が無い(笑)
覚えているのは、
・相変わらずクロディーヌからは"天堂真矢"というワードが発せられた
・影ナレの脚本がちゃんとマサラ上映レギュレーション説明になっていた

そんなサプライズが終わると、小山さんと相羽さんがスクリーン前の舞台に登壇。

気づいたらね、赤とオレンジの紙吹雪を投げていたよね。
上映始まってすらないのに(笑)

何なら既に泣いてた気がする。

またもや記憶が吹っ飛ぶオタク
(レポート書く資格ないよねもう…)

気づけばお二方の挨拶も終わり、下手最後列への着座を確認。

あぁ、本当に劇場でマサラ上映を浴びてくれるんだ…
紙吹雪の舞う光景を、劇ス愛を届けられるんだ…

上映前から感極まる限界オタクの完成です。

そして、親の顔よりも見た「キネマシトラス」の文字が映し出され

運命の舞台が、開幕したのでした。

上映中

私の当時の記憶を箇条書きでとにかく殴り書き

・🍅爆発でクラッカー紙吹雪が大量に舞い散り響き渡る
  >>小山さんの動揺する声が後ろから聞こえる…
    既にオタクの脳みそへの情報量がキャパシティ越え
・🦒「まにまにまにまに」
  >>観客「頑張れー」「間に合うよー」過去一のキリンへの応援
・👑「おはようございます!」→観客「「「おはようございます!!」」」
・幼少期華恋へ向けて観客が「「かわいい!!」」
  >>後方から「ありがとう!!」の声(オタクの脳みその情h)
※これ以降何度か小山さん・相羽さんがセリフに対してレスポンス
 その度オタクの脳m
・香子「忘れた?」パァン「諦めた??」パパァン
   「受け入れた???」パパパパァン
・皆殺しのレヴューの開演と共に黄色紙吹雪が大量に飛ぶ
・過去最高量の舞台少女の血を浴びる
・「ひかりちゃんが"ドンドン"行っちゃったら」
  >>カホン勢が"ドンドン"と鳴らす ←素晴らしい発想
・列車のガタンゴトンもカホンで再現
・決起集会「「せーの!」」を観客全員で合唱
  >>上手壁際で星摘みの塔が立つ ←え??
・「君には絶対手出しさせない」→観客「「「シャー!!」」」
・「行こう、青空の向こうに!」
  >>観客「「「行こう、青空の向こうに!!!」」」→全員で拍手

~ワイルドスクリーーーーンバロック~
・「さぁ張った張ったぁ!!」を全員で叫ぶ
・香子双葉の清水の舞台身投げで大量の桜吹雪が観客席から噴き出す
・「バイク、頼むな」で"T紙吹雪"舞う
・MEDAL SUZUDAL PANIC◎○●のイントロで最前列楽器隊のドラムが鳴り響く
・「絶対、負けないからね!パァン」「夢咲く舞台に輝け、私。パァン」
   >>劇場全体からクラッカー
・スズダルクッションダイブで白紙吹雪大量飛散
・飛び交う"明朝星紙吹雪"
・星見純那の覚醒に大量の紙吹雪が舞う
・「私のひよこは…?」で"ひよこ型紙吹雪"が舞う
・燃えるキリンに赤・オレンジ紙吹雪
・スクリーンで額縁が飛び交うと共に"額縁紙吹雪"があちこちで噴出
・真矢クロ結婚式で赤紙吹雪・薔薇吹雪が舞い続ける
 (誇張なしでずっと途切れない)
  >>「西條クロディーヌ、其方は美しい…」
    この数秒だけ紙吹雪も楽器も全てピッタリと止まる
・「ホシクバ~ホシツメ~」で鳴り物ペンライトの大合奏
・愛城華恋の再生産で大量の赤紙吹雪
・「ひかりちゃん、きれい…」で神楽ひかりのきらめきが舞い続ける
・ワイルドスクリーンバロック終幕でT紙吹雪大量噴出
・"私たちはもう舞台の上"で楽器隊の演奏
 観客もクラップとカスタネットでリズム刻む

・終演後の変わり果てた景色に興奮とどよめき
 

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ペンライト発光部が埋もれてる…


いや、ほんとに、皆の熱量がすごかった。

紙吹雪は過去一大量に舞い散り降り積もるし、楽器隊の楽曲だけでなくBGM・SEとしての活用も見事だった。小山さん・相羽さんと一緒にマサラ上映を浴びていることを何度も忘れて共演者たちの演奏や紙吹雪演出に魅了されてしまった。 

私自身もトマト果肉・星見純那の血飛沫・桜吹雪・ミスターホワイトクッションの埃・薔薇吹雪・神楽ひかりのキラめき、合計24万枚の紙吹雪を大量にばらまきました。
T紙吹雪・額縁紙吹雪も時間かけてたくさん作りました。
ミスターホワイトの首吹っ飛びを再現するため真横に綺麗に白紙吹雪投げられました。
舞台創造科・舞台装置として当時やれることを全力でそして悔いなく、小山さんと相羽さんと一緒に、演じきることができました。
御二方に劇ス愛を届けることができたと思います。

終演後にお二方が登壇されマサラ上映を浴びたてホヤッホヤの感想をたくさん聞くことができました。

その中でも
👑「これまでで一番一瞬に感じた劇スだった!」
フランス「次に参加するときは自分ならこうしたい!」
と言っていただけました…

あぁ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
この感情知ってるーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!

正に、私が1年10か月前に劇スマサラ上映を浴びて抱いた感想と全く同じで、本当にどうにかなってしまいそうでした。

何度も追い🍅を繰り返し知っている脚本と画面のはずなのに、目の前で起こる新たな景色と音がもたらす没入観、そしてその中に参加することで、あっという間に私たちはもう舞台の上までたどり着く感覚。

そして、全てを見届け浴びて魅了されたら最後、「次は紙吹雪を作りたい!」「あのシーンでこれができるな」と、次の舞台(マサラ)を渇望する。

参加された皆さんも身に覚えがあるのではないでしょうか?
あの日、小山さん・相羽さんも我々と同じ初見感想を思い浮かべたということは、我々のマサラへの熱意・劇スへの愛が届いたということだと私は考えています。

皆で創り上げたのです。
全く新しい舞台を。

そして、極めつけは小山さんから

「いつかマサラ行きたい!とプロデューサーさんに直談判したりしたので…」

は?
え!!??

こんな、嬉しいことがあるだろうか。
キャストの方からこんな言葉を聞けてしまったこと、こんな幸せがあるのだろうか。
マサラ上映のお仕事が決まる前から、マサラ上映に行きたいと願っておられたなんて…

これまでのマサラ布教・紙吹雪準備、すべての活動や苦労が報われた瞬間でした。
気づけば天を仰ぎ、自然と脳内にとあるセリフが再生される…


わたしいま、世界でいちばん空っぽかも…


そしてトークも終わり、舞台下手に捌けて公演が終了…と思いきや
スマホを持って再登場する小山さんと相羽さん

「折角なのでこのマサラ上映後の写真を撮りたいです!!」

え、いいんですか!!

ということで記念撮影、どころか動画撮影が始まり

すべての演目が終わり、
ちょこっと記念撮影をしたり感想と感謝を周りの人に伝えながら降り積もったキラめき(紙吹雪)を拾い集め、
運命の舞台の幕が終わりました。

~後日譚~
約2週間後のオールスタァラジオでフォロワーのマサラ上映感想お便りが読まれ、その中での小山さんのコメント

"紙吹雪投げてたら、次の日なんて筋肉中になっちゃったよね〜"
"キャストだったみんな、演者だったよ!"

少女☆歌劇 レヴュースタァライト presents オールスタァラジオ#50

小山さんの感想、心に沁みます、ほんと。

おわりに

まとまりのない殴り書きに対してここまで目を通していただき、ありがとうございました。

2022年2月に劇場版 少女☆歌劇  レヴュースタァライトと出会い人生が色づき始め、同年9月の塚口マサラで生まれた舞台創造科"しょる"が生まれ、1年10か月の間、マサラ上映に生かされ続けて突っ走ってきました。

そして私自身、本当にこの7月末に燃え尽きてしまったようです。
記事を書くために過去のツイートをさかのぼってみるとマサラ上映のつぶやきが8月以降激減しており、実際、再演を望む気持ちが沸き起こってこないのが現状です。

正直、再演が決定しても同じ熱量で臨める保証も自身も全く無いです。
この記事の執筆ですら、当時の熱量を思い出す工程でかなり苦労しました。

そして偶然なのか、よく持ち歩き写真でも出演しているトマト(食品サンプル)も、このマサラ上映の掃除中に紛失してしましました。

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こいつです

それでも、変わらない確かな気持ちがあります。


マサラ上映で出会い、バンドライブで広がった輪で更にマサラへ足を運び、北は北海道・南は沖縄まで、幅広くて個性的で独創的で行動力に溢れたマサラ戦士達に、そして顔も名前も知らない共演者の皆様に、この記事を書きながら心の底から感謝しております。
マサラ上映に何度も・遠くから・変わらないどころか回数を重ねるたびにパワーアップして、私の情熱なんて追い越して盛り上がってくれたからこそ、キャスト登壇が実現するまでマサラ上映が続いたのだと思っています。
(お世辞でも何でもなく、正月マサラで人数集まらなかったら叶ってなかったと思ってます)

本当に、本当に本当に、ありがとうございました!!!!
(心の中で九つ色の紙吹雪を撒きながら)

そして、まだ劇スマサラを知らない方達へ
私の拙い文章ではマサラの魅力を9%程しか伝えれません。
前半でも書いた通り、”百聞は一見に如かず”
劇場版 少女⭐︎歌劇 レヴュースタァライトの魅力は劇場でしか発揮されるのと同じように、
マサラ上映の熱狂は現地でしか味わえません。

この記事を通してもし興味を持ってもらえたのなら、新たな共演者として是非飛び入り参上しちゃってください。
舞台で、まってる…!!

それでは、いつかまた、両肩一杯のキラめきを抱えて劇場へ足を運べる日を願って。

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運命の舞台の残火

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劇スのマサラ上映で生まれた舞台創造科が燃え尽きた話|しょる🍅
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