米NASA、上級職員2000人超が退職へ 削減圧力で=報道
7月9日、米航空宇宙局(NASA)の上級職員約2145人が人員削減の圧力を受けて退職する見通しだと、米政治サイトのポリティコが報じた。バージニア州ワロップス島で2022年10月撮影(2025年 ロイター/Evelyn Hockstein)
[9日 ロイター] - 米航空宇宙局(NASA)の上級職員約2145人が人員削減の圧力を受けて退職する見通しだと、米政治サイトのポリティコが9日報じた。
退職する職員の多くが上級職で、同局は早期退職に伴う優遇措置などを提示したという。
NASAの報道官はロイターに対し「より優先順位のある予算内で業務に取り組む中、引き続きミッションにコミットしている」と述べた。
米宇宙産業やNASA職員は過去数カ月、トランプ政権による人員削減や科学プログラムへの予算削減案などで混乱に陥っている。
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