「三田の米はまずい・おいしくない」上越市長の複数回の発言に三田市長が抗議状「ふるさとを侮辱している」上越市長は抗議受け謝罪
7月、新潟県上越市の市長が兵庫県三田市の米を「まずい」などと発言したことを受けて、7月7日に、三田市の田村市長が上越市長に対し抗議状を送りました。 【画像を見る】取材に答える上越市長「心からお詫びしなければいけない」 上越市などによりますと、上越市の中川幹太市長は、7月1日に行われた懇談で、酒米の山田錦の産地である兵庫県に関する話題になった際、三田市の米について「まずい。これあんまり言ったら怒られるんですけど」などと発言したということです。 また、その2日後には上越市内の専門学校生と意見交換した際、三田市で食べた米を「あまりおいしくない」と話したということです。中川市長は高校時代に三田市に住んでいたことがあり、当時、食べた米に関する感想を述べていたということです。
発言を知った三田市の田村克也市長は、7月7日、「”ふるさと三田”を侮蔑する倫理観に欠けるものである」などとして、中川市長に対し抗議状を送りました。 抗議状で田村市長は、「速やかに三田産および兵庫県産米の不当な評価の回復への取り組み、本市農業者及び全国の関係者への誠意ある謝罪を公式の場でされると共に、対応結果について、私に文書にて報告されるよう、お願い申しあげます」と述べました。 抗議状を受けて上越市の中川市長は、「三田市様並びに三田市民の皆様に多大なるご迷惑をおかけし、また、ご不快な思いを抱かせてしまったことにつきまして、心から深くお詫び申し上げます。三田市様からの『抗議状』に対しましては、誠意をもって対応してまいります」とコメントしています。
- 348
- 1,346
- 527