このたび、東京地方裁判所は、2024年12月5日に、当方を原告、X Corp.を被告とする訴訟事件(東京地裁 令和6年(ワ)第20639号 投稿記事削除請求事件)について、当方の請求を全面的に認容する判決を言い渡しました。具体的には、この訴訟において、裁判所は、X Corp.に対して、「暇空茜」こと水原清晃によって送信された、当方を「タキシードぱんだ」なるアカウントの管理者と断定する投稿記事について、削除を命じました。

　また、裁判所は、本件記事について虚偽事実の摘示と社会的評価の毀損とともに、本件記事の内容について「その根拠は……薄弱なものに過ぎず、……真実であるとうかがわせるような証拠や事情は見当たらないのであり、真実であるとは認められない」かつ「本件記事の内容からして、本件記事の表現が公共の利害に関する事実に当たらないことは明らかである」と判示しました。

　この判決について、ご報告が漏れていたため、遅ればせながらお知らせいたします。控訴審判決については、以下のWebページをご覧ください。

記

1. 判決を言い渡した裁判所および年月日

   • 裁判所: 東京地方裁判所

   • 判決言渡し期日の開催された年月日: 2024年12月5日

2. 当事者

   • 原告: 堀口 英利

   • 被告: X Corp.

3. 本訴の概要

   • 事件番号: 令和6年(ワ)第20639号 投稿記事請求事件

   • 請求の趣旨の概要:

     1. 人格権を侵害する投稿記事の削除を求める(妨害排除請求)

     2. 訴訟費用を被告の負担とする

4. 判決の主文の概要

   1. 被告は、Webサイト「X」(旧: Twitter)に掲載された投稿記事を削除せよ

   2. 訴訟費用は被告の負担とする

以上

※この訴訟を始めとする法的措置の費用について、ご支援を集めるため、判決正本の写しを有料で公開しています。以下より購入の手続をしてください。