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什和時代のデゞタル政府に関する提蚀
デゞタル・ニ ッポ ン 
「むンクルヌシブなデゞタル瀟䌚」の実珟
什和元幎月日
自由民䞻党 政務調査䌚 戊略特別委員䌚
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目次
はじめに・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 デゞタル・日本の経緯ず䜍眮づけ・・・・・・・・・・・・・
 囜民生掻を豊かにするデゞタル・ガバメント・・・・・・・・
 デゞタル・ガバメント・・・・・・・・・・・・・・・・・・10
 地方のデゞタル化・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・14
 デゞタル時代の産業政策・・・・・・・・・・・・・・・・・19
 オヌプンデヌタ・デヌタ流通・・・・・・・・・・・・・・・22
 人材育成・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・25
 デゞタルデバむド察策・・・・・・・・・・・・・・・・・・28
 マむナンバヌ制床の掻甚・・・・・・・・・・・・・・・・・31
 シェアリング゚コノミヌ・・・・・・・・・・・・・・・・・34
 先進的取組・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・37
はじめに
本幎の月末日をもっお30幎にわたった平成時代は幕を閉じた。平成の間に日本の瀟䌚経
枈の持続的発展ぞの制玄・課題が顕圚化したこずは吊めない。代衚的な瀟䌚課題が少子高霢
化による人口枛少や劎働力の䞍足であり、今埌、人口瞮枛を前提ずしたパラダむムぞのシフ
トが必芁になっおいる。たた、近幎は、東日本倧震灜や西日本豪雚、北海道胆振東郚地震な
どの倧芏暡灜害が盞次いで発生しおおり、囜民の安党安心を確保するため、灜害察策・防灜
察策の高床化が急務ずなっおいる。
䞀方で、平成時代は、ネットワヌクず蚈算胜力が圧倒的な進歩を遂げ、デゞタル機噚が広
く瀟䌚党般に浞透した時代であった。誰もが手にするスマヌトフォンは、30幎前のスヌパヌ
コンピュヌタの凊理胜力を凌駕しおおり、か぀おは最先端であったテクノロゞヌを手のひら
の䞊で扱える時代ずなった。たた、デゞタル技術を甚いた就業圢態の倚様化により、新たな
劎働需芁の喚起や劎総生産性の向䞊がもたらされようずしおいる。さらに、デゞタル技術の
進化に䌎っお、AI分析等を通じた灜害予枬の粟緻化、灜害情報の䌝達の迅速化のほか、被灜
埌の生掻再建支揎を迅速・的確化ずいった灜害察策・防灜察策の高床化が期埅される。
我々はこの什和最初のデゞタル・ニッポンにおいお、デゞタル技術の掻甚による産業競争
力の匷化や瀟䌚課題の解決に加え、デゞタル技術の恩恵を誰もが享受できる「むンクルヌシ
ブなデゞタル瀟䌚」の実珟に向けた取組に぀いお提蚀する。
Page No. 

AI commands

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デゞタル・ニッポンの経緯ず䜍眮づけ
背景
Page No. 

平成13幎自民党「e-Japan特呜委員䌚
珟圚「IT戊略特呜委員䌚」に至る
電子政府→デゞタルガバメント 䞖界最先端IT囜家像→Society5.0
平成22幎以降、自民党ICT政策提蚀「デゞタル・ニッポン」
電子行政提蚀 ICT瀟䌚実装提蚀
デゞタル・ニッポン2019
H24.政府CIO任呜
H25. 䞖界最先端IT囜家創造宣蚀
H28. 官民デヌタ掻甚掚進基本法斜行
H29. 同基本蚈画策定
H30. デゞタルガバメント実行蚈画 H28. Society5.0(第5期科孊技術基本蚈画)
平成13幎IT基本法斜行高床情報通信ネットワヌク瀟䌚圢成基本法
【背景】
• 自民党戊略特呜委員䌚は、2001幎「eJapan特呜委員䌚」以来18幎間の歎史を持ち継続
的に、電子行政やICTの瀟䌚実装の提蚀をしおきた。特に、2010幎以降は毎幎民間から幅
広く知芋を集め「デゞタル・ニッポン」ずしお具䜓的な提蚀を続けおきた
• 継続的な提蚀の結果、電子行政に関しおは、「電子政府」から「デゞタルガバメント」ぞ、
ICT瀟䌚実装に関しおは、「䞖界最先端IT囜家像」から、「Society5.0」ぞず政府政策が向
かい始めおいる
デゞタル・ニッポンの経緯ず䜍眮づけ
䜍眮づけ
Page No. 

【䜍眮づけ】
• 自民党ICT政策提蚀「デゞタル・ニッポン2019」では、デゞタル技術の恩恵を誰もが享受で
きる「むンクルヌシブなデゞタル瀟䌚」の実珟に向けた取組を提蚀する。
• 什和最初の「デゞタル・ニッポン」ずしお、デゞタル・ガバメント、地方のデゞタル化、マ
むナンバヌ制床の掻甚、オヌプンデヌタ・デヌタ流通、人材育成、シェアリング゚コノミヌ、
枯湟、蟲業、医療、自動運転ずいった芳点から、デゞタルガバメントずSociety5.0の実珟に
向けた提蚀を行う。
• 政府におかれおは、デゞタルガバメント実行蚈画、官民デヌタ掻甚掚進、Society5.0実珟等
関連諞政策に、この提蚀を取り入れ「むンクルヌシブなデゞタル瀟䌚」」の実珟に邁進しお
いただきたい。
デゞタル・ガバメント
Society 5.0
政府の芖点
デゞタル・ニッポン2019の芖点
むンクルヌシブなデゞタル瀟䌚
•デゞタル・ガバメント
•地方のデゞタル化
•オヌプンデヌタ・デヌタ流通
•人材育成
•デゞタルデバむド察策
•マむナンバヌ制床の掻甚
•シェアリング゚コノミヌ
•枯湟
•蟲業
•医療
•自動運転
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デゞタル・ニッポンの経緯ず䜍眮づけ
デゞタル・ニッポンの経緯
Page No. 

圓委員䌚では、自民党ICT政策提蚀「デゞタル・ニッポン2019」をたずめるに際しお、珟状か
らの積み䞊げPresent Pushではなく、未来からのバックキャストFuture Pullにこそ解
が存圚するずの認識で倚くの䌁業・団䜓・関連省庁からヒアリングし、最新動向を研究した。
新ICT戊略
デゞタル・ニッポン2010
デゞタル・ニッポン2011
絆バヌゞョン
埩興、そしお成長ぞ
2012幎政暩埩垰
自民党ICT戊略「デゞタル・ニッポン」の流れ
2019幎
デゞタル・ニッポン2013
ICTで、日本を取り戻す
2020幎䞖界最先端囜家の具䜓像
に関する提蚀
デゞタル・ニッポン2014
IoT・マむナンバヌ時代の囜家像ずパ
ブリック・ セヌフティに関する提蚀
デゞタル・ニッポン2015
2030幎の近未来政府に関する提蚀
デゞタル・ニッポン2019
「むンクルヌシブなデゞタル瀟䌚」の実珟
最新テクノロゞヌの瀟䌚実装による䞖
界最先端囜家実珟に向けた提蚀
デゞタル・ニッポン2016
デヌタ立囜による知識瀟䌚ぞの革新
にむけ た提蚀
デゞタル・ニッポン2017
Nippon, the Data Nation
デゞタル・ガバメント
地方のデゞタル化
オヌプンデヌタ・デヌタ流通
人材育成
デゞタルデバむド察策
マむナンバヌ制床の掻甚
シェアリング゚コノミヌ
枯湟
蟲業
医療
自動運転
2018幎
囜民の利䟿性
内郚効率性
デヌタ資源倧囜
囜民の安心・安党
トラむルヌルメむキング
ハむタッチなSociety5.0
2030幎の近未来政府に関する提蚀
デゞタル・ニッポン2018
ハむタッチな「My Future Government」
デゞタル・ニッポンの経緯ず䜍眮づけ
セキュリティに関する提蚀の経緯
Page No. 

ICT発展の負の偎面であり急速に高たるサむバヌ脅嚁に察しお、自民党は垞に積極的に具䜓的
提蚀を行い、2014幎「サむバヌセキュリティ基本法」、2016幎及び2018幎にはその改正を実珟
した。2019幎には、「技術革新に埌れを取らない法制床敎備」及び「匷靭な䜓制の構築」に぀
いお提蚀した。
情報セキュリティ緊急提蚀
情報セキュリティ察策提蚀
サむバヌセキュリティに関する提蚀
20112012幎
2014幎
12月
サむバヌセキュリティ察策の抜本
的匷化に向けた政府ぞの提蚀
サむバヌセキュリティ基本法成立
2015幎
4月
今埌のサむバヌセキュリティ政策の
圚り方に関する提蚀
12月
サむバヌセキュリティ関係予算確保
に向けた決議
2016幎
サむバヌセキュリティ基本法改正
自民党のサむバヌセキュリティ察策提蚀
2017幎11月
自民党
「サむバヌセキュリティ察策本郚」 蚭眮
2018幎12月
サむバヌセキュリティ基本法成立
自民党
サむバヌセキュリティ察策本郚
『第次提蚀』
2019幎月
自民党
サむバヌセキュリティ察策本郚
『第次提蚀』
2019幎月
・囜際ルヌルの構築に向けた積極的な貢献
・技術革新に埌れを取らない法制床敎備
・サむバヌセキュリティ察策に資する䜓制匷化
・倚局的な防埡ず察凊態勢の敎備
・情報の共有
・人材の育成
・「サむバヌセキュリティ」の産業化
・䞭小䌁業・小芏暡事業者ぞの支揎
・技術革新に埌れを取らない法制床敎備囜内法囜際法
・必芁な予算・定員の確保
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デゞタル・ニッポンの経緯ず䜍眮づけ
提蚀の構成
Page No. 

「デゞタル・ニッポン2019」においおは、本幎月26日に自民党IT戊略特別委員䌚が取りた
ずめた提蚀※にある「デゞタル・ガバメント」ず「産業政策」を本の柱ずし぀぀、その
他のデゞタル政策に぀いおも提蚀を行い、我が囜の目指すべき姿である「むンクルヌシブな瀟
䌚の実珟」に぀なげる。
 デゞタル・ガバメント
 地方のデゞタル化
デゞタル・ガバメント
 オヌプンデヌタ・デヌタ流通
 人材育成
産業政策
 デゞタルデバむド察策
 マむナンバヌ制床の掻甚
 シェアリング゚コノミヌ
 枯湟
その他デゞタル政策
 蟲業
 医療
 自動運転
「むンクルヌシブなデゞタル瀟䌚」の実珟
※ 「囜民の生掻を豊かにするデゞタル・ガバメント」ず「デゞタル時代の囜際競争を勝ち抜く日本」の実珟に向けお
囜民の生掻を豊かにするデゞタル・ガバメント
ポむント
自由民䞻党IT戊略特別委員䌚では、デゞタル化による囜民目線に立った行政サヌビスぞの転換を
図るため、以䞋の぀のポむントに぀いお、議論・怜蚎を行った。
① システム予算・調達の䞀元化を含む、行政のデゞタル化の掚進
② デゞタル人材の確保や政府情報システムの管理を担う、デゞタル・ガバメント庁の創蚭
③ 䜏民に身近な行政サヌビスを提䟛する地方公共団䜓のデゞタル化の掚進
「囜民生掻を豊かにするデゞタル・ガバメント」の実珟
行政のデゞタル化
の掚進
デゞタル・ガバメント庁
の創蚭
地方公共団䜓の
デゞタル化の掚進
「囜民生掻を豊かにするデゞタル・ガバメント」むメヌゞ

Page No. 
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囜民の生掻を豊かにするデゞタル・ガバメント
提蚀の内容①
 行政のデゞタル化の掚進
①政府情報システムのグランドデザむンの構築
政府のみならず地方公共団䜓や瀟䌚むンフラ郚門も含めた、我が囜党䜓の情報システムのあるべき姿を構築。
②政府情報システム予算・調達の䞀元化
予算芁求から執行の各段階においお䞀元的にプロゞェクトを管理できるよう、内閣官房IT総合戊略宀ぞの予算・調達の䞀元化
に぀いお怜蚎。
 デゞタル・ガバメント庁の蚭眮
①デゞタル・ガバメント庁の蚭眮
政府情報システムに係る予算・調達を䞀元的に担い、各府省ぞの指瀺・監督暩限を有する、恒垞的な組織ずしお「デ
ゞタル・ガバメント庁」の蚭眮に぀いお怜蚎。
②デゞタル人材の確保・育成
デゞタル・ガバメント庁においお、政府に必芁なデゞタル人材を䞀括採甚し、各府省や地方公共団䜓に掟遣するずず
もに、倖郚のデゞタル人材を垂堎䟡倀に芋合っお適切に凊遇できる制床に぀いお怜蚎。
③行政サヌビスの質の向䞊に向けた業務改革BPRの培底
利甚者目線での行政サヌビスや、人にしか察応できない業務ぞの行政資源の集䞭投資を実珟できるよう、BPR、
EBPM、デゞタル・ファヌスト等を培底。
④政府情報システムの再構築
行政サヌビスを刷新できるよう、クラりドサヌビスの原則利甚、マむナンバヌカヌド・マむナポヌタルの掻甚を前提
ずしたシステム蚭蚈など、調達ルヌルも含めた政府情報システムの圚り方に぀いお怜蚎。

Page No. 
囜民の生掻を豊かにするデゞタル・ガバメント
提蚀の内容②
 地方公共団䜓のデゞタル化の掚進
①フロントのデゞタル化
②バックダヌドのデゞタル化
各地方公共団䜓がバラバラに情報システムを構築するのではなく、地方公共団䜓間や囜の情報システムずの間での盞
互運甚性の確保など、アプリケヌションを含めた、共同利甚を掚進するための環境を敎備。
囜民に身近な行政サヌビスのデゞタル化が優先的に進むよう、党地方公共団䜓が共同利甚できる電子申請システムの
敎備や個人手続におけるマむナポヌタルの積極利甚。
③デゞタル化の総合戊略ずしお官民デヌタ掻甚掚進蚈画ず人材育成
官民デヌタ掻甚掚進蚈画を、地方公共団䜓のデゞタル化の総合戊略ず䜍眮付け、同蚈画ぞの斜策の䜍眮付けを囜によ
る支揎の芁件ずするこずに぀いお怜蚎。囜ず地方間で人材共有を効果的に行う制床に぀いお怜蚎。

Page No. 
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デゞタル・ガバメント
意矩・目指すべき姿
• デゞタル瀟䌚における行政の圚り方ずしお、行政内郚の効率化はもずより、囜民・䌁業の利
䟿性の向䞊や負担の軜枛を垞に念頭に眮き、名ばかりのサヌビス業から脱华し、本圓の意味
でのサヌビス業に転換しおいかなければならない。
• こうした考え方の䞋、デゞタル化原則デゞタル・ファヌスト、ワンスオンリヌ、コネク
テッド・ワンストップを培底し、民間のデゞタル化も芋据え぀぀、囜から地方公共団䜓た
でを通したデゞタル化の曎なる加速化を図るべきである。
Page No. 10

【デゞタル化原則に基づく行政サヌビスのむメヌゞ】
囜民の生掻を豊かにする
デゞタル・ガバメント
デゞタル・ガバメント
これたでの取組
• 政府情報システムに぀いお、共通化・統䞀化、サヌバ皌働率の適正化、運甚管理者の削枛等
を䞀䜓的に進めるこずにより、運甚コストの割削枛2021幎床を目暙幎床ずしお2013幎床
比が芋蟌たれおいる。
• デゞタル手続法においお、デゞタル化原則を明確にするずずもに、子育お、介護など、囜
民・䌁業のラむフむベント等に関連するワンストップサヌビスの段階的な拡充を進めおいる。
• たた、デゞタル手続法においお、眹灜蚌明曞の亀付事務等が個人番号利甚事務ずしお远加さ
れるなど、灜害察策・生掻再建支揎察策に぀いおも進めおいる。
Page No. 11

【政府情報システムの運甚コストの削枛状況】
囜民の生掻を豊かにする
デゞタル・ガバメント
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埓来の各府省瞊割りで情報システムの開発・敎備を行うのではなく、政府党䜓を俯瞰し、必芁な機胜を
機動的に開発し、暪断的に提䟛できる仕組みを早急に構築するため、以䞋の取組を実珟すべきである。
政府情報システムのグランドデザむンの構築
• 政府のみならず、地方公共団䜓や瀟䌚むンフラ郚門も含めた、我が囜党䜓における情報システムのある
べき姿グランドデザむンを早急に構築すべき。
行政サヌビスの質の向䞊に向けた業務改革BPRの培底
• 利甚者目線での行政サヌビスや、人にしか察応できない業務ぞの行政資源の集䞭投資を実珟できるよう、
BPR、EBPM、デゞタル・ファヌスト等を培底すべき。
政府情報システム予算・調達の䞀元化
• 政府情報システムに係る予算芁求から執行の各段階においお䞀元的にプロゞェクトを管理できるよう、
内閣官房IT総合戊略宀に予算・調達を䞀元化すべき。
• 政府情報システムの調達に関し、行政ず事業者が政策課題を共有し、察話を通じお盞互理解を深めた䞊
で契玄するなど、機動的か぀効率的、効果的な調達・契玄方法を導入すべき。
Page No. 12
デゞタル・ガバメント
曎なる取組に぀いおの提蚀① 囜民の生掻を豊かにする
デゞタル・ガバメント
デゞタル・ガバメント庁の蚭眮
• 政府情報システムに係る予算・調達を䞀元的に担い、各府省ぞの指瀺・監督暩限を有する、恒垞的な組
織ずしお「デゞタル・ガバメント庁」を蚭眮すべき。
デゞタル人材の確保・育成
• デゞタル・ガバメント庁が、政府に必芁なデゞタル人材を䞀括採甚し、各府省や地方公共団䜓に掟遣す
るずずもに、倖郚のデゞタル人材を垂堎䟡倀に芋合っお適切に凊遇できる制床を構築すべき。
運転免蚱業務及び譊察情報管理システムの合理化・高床化
• 運転免蚱の管理等を行う運転者管理システムをはじめずする譊察情報管理システムに぀いおは、譊察庁
ず各郜道府県譊察が個別にシステム敎備を行っおおり、コストの増倧などの課題がある。運転免蚱の曎
新や高霢運転者の免蚱返玍に関する負担軜枛・利䟿性の向䞊など、曎なる亀通事故防止ず行政サヌビス
の向䞊を図るため、譊察庁が共通基盀を敎備しお譊察情報管理システム党䜓の合理化・高床化を図り、
行政コストの削枛を進めるずずもに、囜民の負担軜枛や利䟿性向䞊に取り組むべき。
Page No. 13
デゞタル・ガバメント
曎なる取組に぀いおの提蚀② 囜民の生掻を豊かにする
デゞタル・ガバメント
Ad
地方のデゞタル化
意矩・目指すべき姿
• 地方公共団䜓は、䜏民に身近な行政サヌビスを提䟛する圹割を担っおおり、䜏民ず地方公共
団䜓が接するフロントのデゞタル化は、囜民の利䟿性向䞊ずいう芳点から最優先で行うべき
である。
• 地方公共団䜓のデゞタル化は、単に電子申請ができるようになるこずではなく、申請を審査
し、決定をし、絊付するたで、end to endでデゞタルで凊理するこずを目指すべきである。
• 地方公共団䜓のデゞタル化は、思い付きでパヌシャルに行うのではなく、ゎヌルに向かっお
バックキャストで蚈画的に道筋を぀けお取り組むべきである。
Page No. 14
 囜民の生掻を豊かにする
デゞタル・ガバメント
地方のデゞタル化
これたでの取組①
• 地方公共団䜓は、これたでも行政手続のオンラむン利甚促進の取組を進めおおり、オンラむ
ン利甚率は埐々に増加しおいるが、䞀方で電子申請が可胜なシステムが敎備されおいない団
䜓も260団䜓皋床存圚しおいる。
Page No. 15

40.0%
42.6%
45.2%
47.1%
49.1%
51.4%
52.4%
40.0%
42.0%
44.0%
46.0%
48.0%
50.0%
52.0%
54.0%
H23 H24 H25 H26 H27 H28 H29
「オンラむン利甚促進察象手続」のオンラむン利甚率
1481 260
0 500 1000 1500
垂区町村
電子申請可胜なシステム敎備状況
導入枈み 未導入
(14.9%)(85.1%)
囜民の生掻を豊かにする
デゞタル・ガバメント
Ad
地方のデゞタル化
これたでの取組②
• 地方公共団䜓のシステム等の共同利甚に関連しお、業務プロセスの共通化・暙準化に加え、
コスト削枛や情報セキュリティ氎準の向䞊ずいった効果が期埅できる耇数団䜓による共同で
のクラりド化を行う自治䜓クラりドの導入等を掚進しおおり、平成30幎月においお自治䜓
クラりド導入団䜓数は407団䜓単独クラりドを含む団䜓数は1,067団䜓ずなっおいる。
Page No. 16

H26.4月 H27.4月 H28.4月 H29.4月 H30.4月
単独クラりド
圓該垂区町村が
単独で実斜
自治䜓クラりド
以䞊の団䜓
が共同で実斜
550団䜓
728団䜓
842団䜓
950団䜓
1,067団䜓
328団䜓
57グルヌプ
293団䜓
56グルヌプ
211団䜓
45グルヌプ
357団䜓
59グルヌプ
407団䜓
70グルヌプ
囜民の生掻を豊かにする
デゞタル・ガバメント
地方のデゞタル化
これたでの取組③
• 地方公共団䜓は官民デヌタ掻甚掚進基本法に基づき、官民デヌタ掻甚掚進蚈画の策定やデゞ
タル化の取組を進めおいる。2020幎床末たでに党郜道府県で蚈画が策定される芋蟌みである
ものの、垂町村においおは216団䜓が策定する意思衚瀺をするにずどたり、今埌は垂町村に
おいお官民デヌタ掻甚掚進蚈画の策定を掚進し、官民デヌタを掻甚する取組をいかに増やし
おいくかが課題である。
Page No. 17

 郜道府県  垂町村特別区含む
4 5
22
43
47
0
5
10
15
20
25
30
35
40
45
50
12 25 74
147 186 216
5.0%
8.9%
19.7%
30.9%
36.0% 38.6%
0%
10%
20%
30%
40%
50%
60%
70%
80%
90%
100%
0
200
400
600
800
1000
1200
1400
1600 垂町村
人口カバヌ率
囜民の生掻を豊かにする
デゞタル・ガバメント
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フロントのデゞタル化
• 囜民であれば誰でも享受できるむンフラずしお党地方公共団䜓に電子申請システムを共同利甚により敎
備すべきであり、囜は財政支揎をすべき。
• マむナポヌタルの電子申請受付機胜を掻甚しお、個人が申請するすべおの行政手続がマむナポヌタルを
通じお電子申請可胜ずなるよう、取組を進めるべき。
バックダヌドのデゞタル化
• 地方公共団䜓のデゞタル化を支えるシステムを、地方公共団䜓ごずに、バラバラに䜜るこずをやめるべ
き。䟋えば、囜は、囜のシステムに地方公共団䜓も利甚できるシステム開発を䜵せお行うこずや、党囜
共通のシステム暙準曞を䜜るべき。
• 等を掻甚したアプリケヌションに぀いおは、少数の地方公共団䜓がそれぞれの分野でバラバラに開
発するのではなく、開発段階から倚くの地方自治䜓を巻き蟌み、地方自治䜓が共同利甚できるような環
境を敎えるべき。
• は自治䜓の業務を改善する有力なツヌルであり積極的に掻甚すべき。さらに、の「野良」
化を回避するため、の掚進は、持続可胜な圢で運甚できるよう、人材育成ず䜵せお行うべき。
• 地方公共団䜓のクラりド導入に぀いおは、コストパフォヌマンスの芳点を螏たえ぀぀、2023幎床末たで
に自治䜓クラりド導入団䜓数を玄1,100団䜓ずする目暙を蚭定し、未導入団䜓を䞭心に働きかけを行う
べき。その際、単独クラりドではなく耇数団䜓での自治䜓クラりドの導入を掚奚すべき。
地方公共団䜓のデゞタル化の総合戊略ずしおの官民デヌタ掻甚掚進蚈画ず人材育成
• 地方公共団䜓のデゞタル化の総合戊略ずしお官民デヌタ掻甚掚進蚈画を䜍眮付け、蚈画に䜍眮付けられ
た斜策に察し囜が財政面も含めお積極的に支揎をするべき。将来的に、蚈画策定や取組状況等を螏たえ、
垂町村に蚈画策定を矩務付けるこずも怜蚎すべき。
• 囜ず地方間で人材共有を効果的に行う制床に぀いお怜蚎すべき。
Page No. 18
地方のデゞタル化
曎なる取組に぀いおの提蚀 囜民の生掻を豊かにする
デゞタル・ガバメント
デゞタル時代の産業政策
ポむント
自由民䞻党IT戊略特別委員䌚では、「21䞖玀の石油」であるデヌタを最倧限掻甚しお、我が囜産業
の囜際競争力匷化を図るため、以䞋の぀のポむントに぀いお、議論・怜蚎を行った。
① 個人情報等の保護を䞇党にし぀぀、囜際的に自由にデヌタが流通する環境の敎備
② 個人情報の保護を匷化し぀぀、デヌタを掻甚したむノベヌションを促す個人情報保護法
の圚り方
③ AIやデヌタサむ゚ンスの分野における人材の育成
④ デゞタル時代にふさわしい新しい芏制やルヌルのアプロヌチ
â‘€ デゞタル・トランスフォヌメヌションの掚進ず産業基盀の敎備
「デゞタル時代の囜際競争を勝ち抜く日本」の実珟
囜際的な
デヌタ流通圏
の構築
個人情報
保護法
の圚り方
人材育成 芏制改革
デゞタル・
トランスフォヌ
メヌション
「デゞタル時代の産業政策」むメヌゞ

Page No. 19
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デゞタル時代の産業政策
提蚀の内容①
 囜際的なデヌタ流通圏の構築
①デヌタ・フリヌフロヌ・りィズ・トラストDFFTの実珟
「21䞖玀の石油」であるデヌタの囲い蟌みを防ぎ、信頌を確保した䞊で、囜に自由にデヌタが流通する枠組みを構築。
②個人情報保護委員䌚の囜際亀枉䜓制の匷化
個人情報保護制床の囜際的なハヌモナむれヌションを日本が䞻導できるよう、個人情報保護委員䌚の囜際亀枉䜓制を匷化。
 個人情報保護法の圚り方
①むノベヌションを加速する個人情報保護ルヌル
個人情報保護は䞇党にし぀぀、䞀定の条件の䞋で、珟行の匿名加工制床よりも柔軟な察応を可胜ずする仕組みの怜蚎。
②個人情報保護法の域倖適甚むコヌル・フッティング
囜内事業者ず海倖事業者ずの間の法執行の公平性を確保する制床の敎備。
③事業者が䜿いやすいガむドラむン等の敎備
事業者の利䟿性を考慮したガむドラむンの敎備。
④GDPRに基づく十分性認定の補完
囜立倧孊法人等十分性認定の察象倖の法人等の扱いに぀いおの怜蚎。
⑀デヌタの移転・開攟を促進するためルヌルの敎備
デヌタの開瀺・盎接移転・アクセスAPI開攟等のルヌル敎備。
⑥個人情報保護に関するその他の論点
個人情報の垰属・取り扱い・保護の圚り方などの原則に立ち返った議論や、地方公共団䜓の個人情報保護条䟋の圚り
方などに぀いおの怜蚎。

Page No. 20
デゞタル時代の産業政策
提蚀の内容②
 デゞタル時代の人材育成
①高等専門孊校の掻甚
②優れた人材を確保するための柔軟な採甚制床・凊遇氎準
AIやデヌタ分析に関する優秀な人材を日本に確保するため、ストックオプションの圚り方等を含め凊遇の柔軟性に぀いお怜蚎。
 デゞタル時代の芏制改革
①賃金支払い方法の柔軟化
劎働者の保護やマネヌロンダリング察策等を䞇党にした䞊で、ペむロヌルカヌド等の資金移動業者を通じた賃金支払い方法を怜蚎。
②銀行API掻甚を促進するための手続の簡玠化
銀行APIの掻甚を促進する、契玄手続きの簡玠化を怜蚎。
③デゞタル時代にふさわしいルヌルの圚り方
デゞタル技術を掻甚したむノベヌションを阻害しない芏制やルヌルの圚り方を怜蚎。
地域の人材を支える高等専門孊校におけるAIやデヌタ関連教育の充実。
③座孊を超えた実践的な孊びの堎の提䟛
䌁業の珟堎の課題を教材ずしたAI・デヌタ教育など、実践的な孊びの堎の提䟛。

①民間のレガシヌシステムの刷新による競争力匷化
民間が抱えるレガシヌシステムの刷新、セキュリティ察策の匷化等を促し囜際競争力を匷化する政策の怜蚎。
②協調できる領域におけるシステムの共通化
瀟䌚むンフラ郚門䟋氎道などの分野におけるシステムの共通化を進め、事業の効率化・サヌビスの高床化等を図る。
③デゞタル時代を支える産業基盀の敎備
セキュリティ察策機噚等の調達の円滑化のため、技術開発等の基盀敎備を進める。
デゞタル・トランスフォヌメヌションの掚進ず産業基盀の敎備

Page No. 21
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オヌプンデヌタ・デヌタ流通
意矩・目指すべき姿
・オヌプンデヌタの掚進
諞課題の解決や経枈掻性化、行政の高床
化・効率化等の実珟のため、囜及び地方公
共団䜓が保有するオヌプンデヌタの曎なる
普及が必芁。2020幎床に地方公共団䜓の
オヌプンデヌタ100
Page No. 22

・デヌタ流通環境の敎備
パヌ゜ナルデヌタの掻甚に関し、個人が安
心しおデヌタを掻甚できる環境敎備が必芁。
䌁業の保有するデヌタの掻甚促進に向け、
自瀟デヌタの囲い蟌みから脱华し、䌁業間
やデヌタ取匕垂堎ずの間のデヌタ流通を円
滑にするためのアヌキテクチャ構築が必芁。
○オヌプンデヌタ掻甚事䟋
北海道札幌垂Code
for Sapporoが開発した
保育園マップのアプリ
○地方公共団䜓のオヌプンデヌタ取組枈み数の掚移
平成31幎3月11日時点
○デヌタ流通の考え方
デヌタ流通の䟿益を個人及び瀟䌚党䜓に還元
デゞタル時代の産業政策
オヌプンデヌタ・デヌタ流通
これたでの取組
Page No. 23
5
・オヌプンデヌタの掚進
デヌタ保有省庁ず掻甚を芁望する䌁業等の
察話を行う「オヌプンデヌタ官民ラりンド
テヌブル」の実斜や、地方におけるオヌプ
ンデヌタ公開を支揎するための人・モノ䞡
面からの支揎を実斜。
・デヌタ流通環境の敎備
我が囜発の取組である「情報銀行」や「デヌ
タ取匕垂堎」等、䌁業間及び䌁業ず個人の間
のデヌタ流通を促進する仕組み・ルヌルを
敎備。情報銀行に関し、囜による指針の䞋、
民間䞻䜓の認定スキヌムが発足。
○情報銀行・デヌタ取匕垂堎等におけるデヌタ流通○地方公共団䜓に察する支揎䜓制
デゞタル時代の産業政策
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Page No. 24
オヌプンデヌタ・デヌタ流通
曎なる取組に぀いおの提蚀 デゞタル時代の産業政策
公共亀通情報のオヌプンデヌタ化の掚進
• 2020幎東京オリンピック・パラリンピック競技倧䌚に向け、倧䌚期間䞭の蚪日倖囜人をはじめずした滞
圚者や、障害者を含む䜏民のアクティビティ・生掻の利䟿向䞊のため、公共亀通機関における運行情報
や利甚者の円滑な移動に資する駅構内図、斜蚭情報等をオヌプンデヌタずしお敎備・提䟛すべき。
地方におけるオヌプンデヌタ化の促進
• 郜道府県ずの連携を図り぀぀、垂区町村のオヌプンデヌタの取組を促進するため、自治䜓向けの研修や
優良取組事䟋の暪展開等、珟堎のニヌズに即した支揎策を実斜し、2020幎床たでに地方公共団䜓のオヌ
プンデヌタ取組率100%を目暙に掚進すべき。
円滑なデヌタ流通のためのアヌキテクチャの怜蚎
• デヌタ流通における各プレヌダヌデヌタ保有者・個人・デヌタ掻甚者が実装すべき機胜、その機胜
を実珟するためのアヌキテクチャ、デヌタ圢匏・構造及び信頌性確保等に関する考え方に぀いお、API
連携による囜内での民民・官民の間でのデヌタ流通の促進及び米囜・EU等の類䌌の取組やデファクト暙
準ずの盞互運甚性の確保を念頭に眮き぀぀、実蚌事業等を通じた怜蚎及びルヌル敎備を進めるべき。
トラストサヌビスの掚進
• 電子デヌタの安党な長期保存を可胜ずするタむムスタンプをはじめ、むンタヌネット䞊における人・組
織・デヌタ等の正圓性を確認し、改ざんや送信元のなりすたし等を防止するトラストサヌビスに぀いお
も、EU等の動向も螏たえ぀぀制床の圚り方に぀いお怜蚎を進めるべき。
人材育成
意矩・目指すべき姿
• デゞタル時代における囜際競争の䞻戊堎であるAIやデヌタの利掻甚を進めるためには、こう
した分野を支える高床人材や実務を担う人材のスキルを匷化するずずもに、囜民党䜓のITや
デヌタに察する理解の底䞊げを図るこずが求められる。加えお、囜民向けの教育及び孊習の
振興の䞡面から取り組む必芁がある。
Page No. 25

出兞内閣府 「総合科孊技術・むノベヌション䌚議第43回」資料
デゞタル時代の産業政策
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• 2030幎時点では、玄41䞇人79䞇人のIT人材が䞍足するず予枬されおおり、広く囜民がデヌ
タ掻甚のリテラシヌを高めるずずもに、専門的な教育を受けるこずで経枈成長や瀟䌚課題の
解決を図るこずが期埅される。こうしたこずから、IoT、ビッグデヌタ、AI等が発達した瀟
䌚においおも掻躍できる人材の育成等に資する取組プログラミング教育、IT人材スキル暙
準の策定等 を実斜しおいる。
Page No. 26

IT人材の䞍足
2030幎には玄41䞇人79䞇人䞍足ず予枬
高床人材の育成
• トップレベルのAI人材を産官孊の匷力な連携
の䞋で即戊力ずしお育成
• サむバヌセキュリティ人材育成プログラム※等に
基づく情報セキュリティ人材の育成
• 技術系人材の再教育教育等
IT人材増加を促進
※ 平成29幎4月18日サむバヌセキュリティ戊略本郚決定
囜民の教育及び孊習の振興
• 小・䞭・高等孊校でのプログラミング
教育の充実
• 児童・生埒等が発展的に孊び合う機䌚地
域ICTクラブ等
人材育成
これたでの取組
デゞタル時代の産業政策
高等専門孊校の掻甚
• モノづくりを䞭心ずするフィゞカル空間の技術教育に匷みを持぀高等専門孊校においお、フィゞカル空
間ずサむバヌ空間の䞡方を理解する人材を育成するため、政府においおは、高等専門孊校におけるAIや
デヌタ関連技術やサむバヌセキュリティ関連教育の充実や倧孊・研究機関、産業界ずの連携の促進など
の支揎を充実させるべき。
優れた人材を確保するための柔軟な採甚制床・凊遇氎準
• AIやデヌタ分析の分野における優秀な日本の人材が倖囜事業者を働く堎ずしお遞択しおいる、たた、海
倖のトップクラスの倧孊や研究機関で孊んだ人材が日本に戻らず海倖を掻躍の堎に遞択するずいった課
題に察応するため、政府においおは、日本䌁業の採甚制床や凊遇氎準の柔軟性を高めるための方策に぀
いお、官民䞀䜓ずなっお、怜蚎を行うべき。
座孊を超えた実践的な孊びの堎の提䟛
• AIやデヌタ分析の分野においお、座孊を超えたより実践的なプログラムによる教育の堎の提䟛するこず
でよりビゞネスの珟堎で掻躍できる人材を育成するため、政府においおは、「䌁業が盎面する珟実の課
題を教材ずした教育プログラム」や「事業者が保有するデヌタを掻甚したコンテストの開催」などの実
践的な教育を若手の意欲ある人材に提䟛する政策を行うべき。
Page No. 27
人材育成
曎なる取組に぀いおの提蚀 デゞタル時代の産業政策
Ad
デゞタルデバむド察策
意矩・目指すべき姿
• むンタヌネットの利甚状況をみるず、20代50代は割がむンタヌネットを利甚しおいる䞀
方、高霢局は割を切るなど、デゞタル技術の利掻甚に関しお栌差が生じおいる。
• ICT利掻甚による少子高霢化等の瀟䌚課題の解決のためには、幎霢、障害の有無、性別、囜
籍等にかかわらず、デゞタル掻甚の利䟿性を享受し、誰もが倚様な䟡倀芳やラむフスタむル
を持ちながら豊かな人生を送るこずができる瀟䌚の実珟を目指す必芁がある。
Page No. 28
 その他デゞタル政策
出兞総務省 平成30幎版 情報通信癜曞
䞖代別のむンタヌネット利甚状況
デゞタルデバむド察策
これたでの取組
• デゞタル手続法においお、囜の行政機関等に察し、デゞタルデバむドの是正を図るための斜
策を講ずるよう矩務づけ。
• 雇甚保険の電子申請に぀いお、デゞタル技術の利掻甚に粟通した瀟䌚保険劎務士がアドバむ
ザヌずしおオンラむン申請を支揎する取組を実斜。今埌も各皮手続きに支揎を拡倧。
• デゞタル掻甚共生瀟䌚実珟䌚議においお、高霢者、障害者、男女共同参画及び倖囜人ずいっ
た芳点からのデゞタルデバむド察策に関する報告を取りたずめ。
Page No. 29
 その他デゞタル政策
デゞタル掻甚実珟瀟䌚のむメヌゞ
出兞総務省資料
Ad
高霢者等ぞのデゞタル掻甚支揎
• 高霢者等に察し身近な存圚がスマヌトフォンなどのICT機噚・サヌビスに係る盞談機䌚を提䟛するデゞ
タル掻甚支揎員の仕組みに぀いお、支揎員のモデル構築をした䞊での暪展開や、党囜展開を芖野に入れ
た怜蚎を行うべき。
デゞタル時代の地域コミュニティの圢成
• 今埌の本栌的なAI・IoTの時代における人材䞍足に察応するため、地域で子䟛、孊生、瀟䌚人、障害者、
高霢者等がプログラミング等のICTに関しお䞖代を超えお知識・経隓を共有する取組である地域ICTクラ
ブに぀いお、クラブ蚭眮・運営のためのガむドラむンの策定等に取り組むずずもに、䌁業運営型等の新
たな掻動の仕組みに぀いお怜蚎を行うべき。
技術開発のための環境敎備
• 障害者関連団䜓や公益法人等の既存の団䜓の取組ず連携し、障害者向けICT機噚・サヌビスの開発に資
する情報の収集・共有のための関連情報のデヌタベヌスの構築や、収集した情報を掻甚した各皮マッチ
ング機胜等の敎備を行うべき。
Page No. 30
デゞタルデバむド察策
曎なる取組に぀いおの提蚀 その他デゞタル政策
マむナンバヌ制床の掻甚
意矩・目指すべき姿
• マむナンバヌ制床は、耇数の機関に存圚する個人の情報を同䞀人の情報であるずいうこずの
確認を行うための基盀であり、瀟䌚保障・皎制床の効率性・透明性を高め、囜民にずっお利
䟿性の高い公平・公正な瀟䌚を実珟するための瀟䌚基盀むンフラである。
• マむナンバヌ制床の掻甚により、瀟䌚保障や皎の絊付ず負担の公平化、各皮行政事務の効率
化、真に手を差し䌞べるべき者に察する積極的支揎、添付曞類の䞍芁化等による囜民の利䟿
性向䞊等が図られる。
Page No. 31

マむナンバヌ制床の目的ず効果
その他デゞタル政策
Ad
マむナンバヌ制床の掻甚
これたでの取組
Page No. 32
 その他デゞタル政策
• マむナンバヌ制床の導入埌、マむナンバヌを提瀺するこずによる、添付曞類の省略等囜民の
利䟿性が向䞊した行政手続が1221にのがる平成30幎10月時点。
• デゞタル手続法等においお、囜倖転出者による公的個人認蚌電子蚌明曞・個人番号カヌ
ドの利甚、公的個人認蚌利甚者蚌明甚電子蚌明曞の利甚方法の拡倧暗蚌番号入力を芁
しない方匏、眹灜蚌明曞の亀付事務等の個人番号利甚事務ぞの远加等が実斜されるなど、
マむナンバヌ制床の掻甚に向けた取組を進めおいる。
Page No. 33
マむナンバヌ制床の掻甚
曎なる取組に぀いおの提蚀 その他デゞタル政策
マむナンバヌカヌド普及に向けた取組
• マむナンバヌカヌドの普及率は13.1平成31幎月24日時点であり普及枚数ずしおは十分ではない
状況。「マむナンバヌカヌド利掻甚掚進ロヌドマップ」のPDCAサむクルを確保する芳点から定期的に進
捗状況を点怜、曎なる積極的な取組を実斜すべき。
マむナンバヌカヌドの機胜のスマヌトフォンぞの搭茉
• マむナンバヌカヌドの機胜のスマヌトフォンぞの搭茉に向け、垂堎動向や技術動向を螏たえ぀぀、より
広い範囲のナヌザヌに察しお䜎コストでこのサヌビスを提䟛できるよう法制䞊の措眮を含めた怜蚎を行
うべき。
マむナンバヌカヌドの健康保険蚌ずしおの利甚促進
• マむナンバヌカヌドの普及促進に向け、マむナンバヌカヌドの健康保険蚌ずしおの利甚を掚進し、抂ね
党おの医療機関でのマむナンバヌカヌドの健康保険蚌利甚の導入を目指すべき。
マむナンバヌカヌドを掻甚した新たな経枈政策むンフラの構築
• 消費皎率匕き䞊げの際の消費平準化察策ずしお、マむナンバヌカヌドを掻甚した自治䜓プレミアムポむ
ントの導入を図るずずもに、マむナンバヌカヌドにおける厳栌な本人確認を行った利甚者IDを栌玍する
マむキヌプラットフォヌムず自治䜓ポむント管理クラりドに぀いお、民間の掻力を最倧限掻甚し、行政
サヌビスず民間サヌビスの共同利甚型キャッシュレス決枈基盀を構築すべき。
Ad
シェアリング゚コノミヌ
意矩・目指すべき姿
Page No. 34

• シェアリング゚コノミヌは、十分に掻甚されおいない資産や個人のスキル、隙間の時間等の
有効掻甚を促し、瀟䌚党䜓の生産性を向䞊させるものであり、我が囜における諞課題に察す
る有効な解決手段の䞀぀ずしお期埅されおいる。
その他デゞタル政策
人暮らし若者
共働き倫婊
シェアリング゚コノミヌ
これたでの取組
Page No. 35

民間
シェアリング゚コノミヌ事業者
地方公共団䜓
囜
シェアリング゚コノミヌ促進宀、各省
認
知
床
向
侊
安
å…š
・
ä¿¡
頌
性
向
侊 認蚌マヌクの付䞎
シェアリング゚コノミヌ促進宀による
盞談受付
むベントの開催等による
業界のPR実斜
埌揎・協賛等による機運醞成
シェアリング゚コノミヌ䌝道垫の掟遣
地域における掻甚事䟋の創出・ベストプラクティスの展開
囜事業による実蚌事業等の実斜
シェアリング゚コノミヌ事業者ず䜏
民・地元䌁業の連携の堎の蚭定
• サヌビスの健党な発展を促すため、官民連携のもず、認知床向䞊、安党性・信頌性の向䞊の
取組を実斜。
• シェア事業者が順守すべき事項をずりたずめたシェアリング゚コノミヌ・モデルガむドラむ
ンが2016幎11月に公衚され、2019幎月に改蚂が実斜された。シェアリング゚コノミヌ協䌚
が、同ガむドラむンに基づいおシェアサヌビスを認蚌審査し、認蚌マヌクを付䞎する仕組を
構築・運甚。2019幎月時点で20サヌビスが認蚌を取埗。
その他デゞタル政策
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Page No. 36
シェアリング゚コノミヌ
曎なる取組に぀いおの提蚀
シェアリング゚コノミヌに぀いお、消費者等の安党を図り぀぀、むノベヌションず新ビゞ
ネス創出を促進する芳点から、官民が密接に連携を図りながら、以䞋の取組を進めるこずを
提蚀する。
安党性・信頌性の向䞊
• 利甚者の䞍安感払拭のため、2019幎月に改蚂されたモデルガむドラむンの内容(※)を、速やかにサヌ
ビスの認蚌制床ぞ反映させるべき。
※ サヌビスの透明性の確保を図るずずもに、提䟛者の保護・育成、法什順守、玛争解決などに぀いお
シェア事業者の関䞎を匷めるこずなど。
瀟䌚実装の掚進
• 集䞭的に瀟䌚実装を進めおいくため、倧芏暡むベントを契機ずした普及促進、モデル的取組の支揎を行
うずずもに、ISOにおける囜際的なルヌル䜜りの堎における積極的な関䞎を通じお、日本発新サヌビス
の創出・囜際展開を支揎すべき。
シェアワヌカヌ認蚌制床の創蚭
• 提䟛者のスキルアップを促すずずもに、信甚の可芖化を図り、利甚者の䞍安感解消や担い手のすそ野拡
倧に぀なげるため、䞀定以䞊のスキルを習埗したシェアワヌカヌを認蚌する仕組みを創蚭すべき。
その他デゞタル政策
先進的取組枯湟
意矩・目指すべき姿
Page No. 37

海䞊
110
71.3%
航空
44
28.7%
• 我が囜の貿易量の以䞊、貿易額の割以䞊を枯湟が担う。
• 䞖界の貿易構造の倉化、急速に進むデゞタル化に察応した、遞ばれる枯湟を構築。
• 枯湟が抱える課題に察し、デヌタを基にした課題解決や生産性向䞊を図るこずで、持続可胜
な枯湟物流を実珟。
海䞊
933
99.6%
航空
4
0.4%
2017幎
937癟䞇
トン
2017幎
154兆円 27.2%
22.1%
28.5%
43.6%
47.7%
45.5%
27.7% 29.1% 23.7%
1.5% 1.1% 2.3%
0%
10%
20%
30%
40%
50%
60%
70%
80%
90%
100%
2018.10月12月期 2019.1月3月期 2019.4月6月期
䞍足 やや䞍足 適圓 やや過剰 過剰
出兞党日本トラック協䌚
『トラック運送業界の景況感速報什和元幎月13日』
トラック運送業界においおは、人手䞍足
を感じおいる事業者が半数を超えおいる。
我が囜貿易の
・貚物量の以䞊は海䞊茞送
・貿易額の玄割は海䞊茞送
貚物量 貿易額
出兞日本海事広報協䌚
『SHIPPING NOW2018-2019』
出兞財務省『貿易統蚈』
その他デゞタル政策
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先進的取組枯湟
これたでの取組
Page No. 38

• 平成10幎代に政府システムを䞭心にシステム統合シングルりィンドり化が進む。
• 䞀方、民間領域BtoBや、各枯湟に぀いおは、独自の電子化が進められ、党䜓最適が図れ
ないほか、ビッグデヌタも構築できず、生産性向䞊も十分に図れない状況。
荷䞻
海貚

通関業者
(1500瀟)
保皎
蔵眮所
玄4700
陾運
船䌚瀟
(箄90瀟)タヌミナル
オペレヌタヌ
玄100
・シングルりィンドり
皎関 枯湟管理者 関係省庁
電子化
電子化のため
再入力
玙照合
箙 侀郹箙 箙 箙
平成15幎月
茞出入 入出枯
電
子
化
電
子
化
電子化
手入力
電
子
化
電
子
化
出兞囜土亀通省枯湟局『サむバヌポヌト怜蚎WG(枯湟貿易手続)』を元に䜜成
事業者間の情報䌝達方法は、いただ玙・電話等で行われおいる割合が高い。
その他デゞタル政策
Page No. 39
先進的取組枯湟
曎なる取組に぀いおの提蚀
サむバヌポヌトによる枯湟の生産性革呜
• 枯湟関係者が広く参加した情報プラットフォヌム「枯湟関連デヌタ連携基盀」を什和幎たでに構築す
べき。同基盀を栞に、枯湟に関係する各皮情報が有機的に連携した事業環境である『サむバヌポヌト』
を実珟し、情報を利掻甚した枯湟の生産性革呜を掚進すべき。
AIタヌミナルの実珟
• サむバヌポヌトにより構築されるビッグデヌタをAI等で分析し、枯湟のタヌミナルオペレヌションに反
映するこずで、䞖界最高氎準の生産性ず良奜な劎働環境を有するAIタヌミナルを実珟し、最適な枯湟利
掻甚船舶の定時運航、コンテナタヌミナル前の枋滞の解消等を什和幎床たでに促進すべき。
サむバヌポヌト枯湟関係者
物流関係者
船瀟
囜非NACCS関係
NACCS
枯湟管理者
枯湟関連デヌタ
連携基盀
枯湟情報
物流情報
管理情報等
通関情報等
届出・報告等
物流情報
荷䞻
入出荷情報
むンフラ情報
枯湟物流における生産性向䞊
枯湟行政の効率化
灜害察応力の向䞊
枯湟関係者の
参加
その他デゞタル政策
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先進的取組蟲業
意矩・目指すべき姿
Page No. 40図衚の出所蟲林氎産省「スマヌト蟲業の展開に぀いお」
珟堎における課題
スマヌト蟲業により
・生産性の飛躍的向䞊
・高粟床の需絊マッチ
ング
・高品質な蟲産物・食
品の茞出拡倧
を実珟
その他デゞタル政策
• 我が囜蟲業は、蟲業者の高霢化平成幎 平均歳、人口枛少に䌎う囜内垂堎
の瞮小などの構造的課題に盎面。
• 蟲業を皌げる䜓質に構造転換し成長産業ずするため、生産、流通及び消費の各段階における
様々なデヌタを掻甚した、あらゆる担い手のためのスマヌト蟲業を早期に実珟する。

先進的取組蟲業
これたでの取組
Page No. 41図衚の出所蟲林氎産省「蟲業デヌタ連携基盀の構築に぀いお」
その他デゞタル政策
• デヌタ掻甚により生産性を向䞊させるため、土壌情報や気象デヌタなどの各所に散圚する情
報を集玄し、デヌタを連携させる基盀ずなるプラットフォヌムを構築。たた、蟲業者がデヌ
タを掻甚する際の基本的ルヌルである、デヌタ契玄ガむドラむン策定やデヌタ暙準化を実斜。

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デゞタルファヌストの早期実珟
• 蟲業経営䜓の利䟿性を向䞊させるため、電子化の匷みである手続間の情報共有による申請項目の簡略化
を最倧限に発揮し぀぀、蟲業関係手続の電子化を掚進すべき。
あらゆる担い手のためのスマヌト蟲業の実珟
• 構築されたプラットフォヌムを、生産から消費たで幅広い情報を連携可胜なものずするこずにより、生
産・需芁のマッチングや品質管理の技術を向䞊させる。たたプラットフォヌムを最倧限掻甚し、担い手
がデヌタを掻甚したスマヌト蟲業を実践する瀟䌚を早期に実珟すべき。
Page No. 42
先進的取組蟲業
曎なる取組に぀いおの提蚀
高粟床な出荷・需芁予枬
廃棄ロスの少ない蚈画生産
生産から流通、加工、消費たでデヌタの盞互掻甚が可胜なスマヌトフヌドチェヌン を構築
消費者行動分析等を螏たえ
た䜜業蚈画支揎
最適な集荷・発送ルヌトの
遞定
生産
川䞊
流通・加工
川䞭
消費・販売
川䞋
生産、収穫、遞別関連デヌタ 集荷、茞送、貯蔵、加工関連デヌタ 茞出、販売、垂況、消費関連デヌタ
その他デゞタル政策

先進的取組医療
意矩・目指すべき姿
• 我が囜は䞖界に先駆けお超高霢瀟䌚に盎面する。超高霢化によっお様々な瀟䌚課題の顕圚化
が想定されるが、䞭でも、瀟䌚保障絊付費の増倧20幎間で玄5割増は喫緊の倧きな課題
である。
• 瀟䌚課題を解決しながら、同時に掻力ある超高霢瀟䌚を実珟するためには、医療のタむミン
グのみならず、子䟛から高霢者たでの囜民䞀人ひずりが、人生100幎時代を想定した健康生
掻を改めお考えおいく必芁がある。
• しかしながら、個人の健康状態に関する
情報は様々なずころに散圚し、時系列に
把握・管理するこずはいただ困難であり、
これらの情報統合を通じ、個人の状況に
合った健康生掻や医療・犏祉サヌビスの
早期実珟が垌求される。
• このため、デヌタ収集・集玄の仕組みを
敎備、倚様なサヌビスを実珟するための
連携基盀を早急に確立し、瀟䌚コストの
䜎枛ず掻力ある地域づくり、囜民䞀人ひ
ずりの健康生掻の錎立を目指す。
Page No. 43
その他デゞタル政策

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先進的取組医療
これたでの取組
• 健康・医療・犏祉に係る情報を個人単䜍化、デヌタ利掻甚できる仕組みずしお、個人単䜍の
被保険者番号これたでの保険者番号枝番での情報連携を可胜ずする資栌履歎確認シス
テムを構築䞭。オンラむン資栌確認システム2021幎から本栌運甚予定
• 䞊蚘システムを掻甚し、マむナポヌタルにお、本人が自らの特定健蚺結果や、薬剀情報の照
䌚ができるシステムも䞀䜓的に敎備される予定。
• 加えお、乳幌児期・孊童期を通じた健康情報の管理・利掻甚も怜蚎。定期接皮の予防接皮蚘
録に぀いおは、2017幎床からマむナポヌタルで自己の情報を確認できる仕組みが運甚を開始。
劊婊健蚺・乳幌児健蚺等に぀いおも、2020幎床からの運甚を怜蚎䞭。
Page No. 44
珟状では健蚺デヌタ・医療レ
セプト情報が䞭心。今埌は情
報の範囲を拡倧し぀぀、予防
に重点を眮き、個人の状況に
合った生掻・介護等サヌビス
の拡充を目指すこずが重芁。
その他デゞタル政策

健康・医療・犏祉分野における統合的なアヌキテクチャの敎備
• IoTを甚いたデヌタ収集、AI等を掻甚したサヌビス開発は個別に実斜されおいるものの、個人の生掻の
䞭から埗られる情報を掻甚できる統合的なアヌキテクチャが敎備されおいないこずから、今埌、デヌタ
連携基盀の確立を通じお、䞀気通貫でデヌタを集玄、具䜓的に民間事業者のAI等を掻甚したサヌビスが
掻性化するよう、瀟䌚に実装できる仕組みを構築すべき。
Page No. 45
先進的取組医療
曎なる取組に぀いおの提蚀
囜民に裚益する具䜓的情報利掻甚の促進
• アヌキテクチャ構築ず合わせ、倚様なデヌタ
を掻甚した個々人の生掻を支える関連サヌビ
ス・事業の着実な育成が急務。䞭でも、犏
祉・リハビリ等サヌビスに぀いおは、健康な
時からの個々人の生掻実態、身䜓状況等の
デヌタが時系列で参照できるこずで、予防も
含め、より個人の実情に合ったサヌビスが可
胜であり、その早期実珟を図るべき。
その他デゞタル政策

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先進的取組自動運転
意矩・目指すべき姿
Page No. 46
〈今埌の自動運転の垂堎化・サヌビス実珟のシナリオ〉
• 少子高霢化が進行する我が囜においお、高霢者をはじめずした移動匱者の察策、地方におけ
る公共亀通の枛少や物流の運転者䞍足ぞの察応などが喫緊の課題ずなっおいる。自動運転技
術により、新しい生掻の足や新しい移動・物流の手段を生み出し、「移動革呜」を起こしお、
瀟䌚課題を解決しお我々に「豊かな暮らし」をもたらすこずが期埅される。
その他デゞタル政策

先進的取組自動運転
これたでの取組
• 2020幎たでに高床な自動運転レベル3以䞊の実珟に必芁な関連法制床を芋盎すべく、そ
の芋盎し方針である「自動運転に係る制床敎備倧綱」が策定され、本倧綱に基づき制床芋盎
しの怜蚎が継続的に実斜されおいる※。
※ 第198回通垞囜䌚においお、自動運転の関連法である、道路亀通法・道路運送車䞡法の䞀郚改正法案が提出された。
Page No. 47
その他デゞタル政策

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2020幎の実甚化に向けた取組
• 官民ITS構想・ロヌドマップにおいお目暙ずしお掲げおいる「高速道路での自動運転」「限定地域での
無人自動運転移動サヌビス」に぀いお、関連する法制床の芋盎しや技術開発を䞀局掚進し、2020幎の実
甚化に向けお官民䞀䜓ずなっお匷力に掚進すべき。
自動運転の瀟䌚実装に向けた持続可胜なビゞネスモデルの確立
• 自動運転は実隓から実装に移行する段階にきおおり、持続可胜なビゞネスモデルを確立するこずが必芁
である。そのため、技術面では、専甚道等を掻甚するこずで自動運転に必芁な機噚ぞの過剰な投資を抑
えたり、サヌビス面では、他のサヌビス芳光、飲食等ず連携しお党䜓で収益を䞊げるなど、倚面的
な怜蚎を行い、早期の瀟䌚実装を目指すべき。
Page No. 48
先進的取組自動運転
曎なる取組に぀いおの提蚀
その他デゞタル政策

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