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【注意】「25万円のワイン4本を仕入れて」高級コース6人分を予約→当日に音信不通 同様の手口は他県でも

2025年7月4日 18:51
【注意】「25万円のワイン4本を仕入れて」高級コース6人分を予約→当日に音信不通 同様の手口は他県でも

飲食店の予約客を装い、高級ワインの仕入れを持ちかけて金をだまし取ろうとしたとみられる悪質な行為が、佐賀市で確認されました。同様の手口はほかの県でも確認されていて、警察が注意を呼びかけています。

■奥村誠悟記者
「佐賀市内の景色を一望できる展望レストランに、1件の予約の電話がかかってきました。」

ここは佐賀県庁の最上階、13階に位置するレストランです。6月26日、医療関係者の「佐藤」を名乗る男から、予約の電話があったといいます。

■さがんれすとらん志乃 県庁店・中島隆吉 店長
「あした(6月27日)の夕方6時に6名様の予約を入れたいとのことでした。」

接待のため、1人1万1000円の高級コースを6人分予約したいという内容でした。その後。

■中島店長
「LINEを交換してほしいと言われました。献立や飲み放題メニューを上司に見せたいからと。」

予約客からLINEの交換を求められたのは初めてでしたが、丁寧な口調だったため、あまり疑わなかったといいます。

予約当日の朝、「佐藤」を名乗る男からLINEで、ある要望がありました。

『業者を紹介するので、1本25万円のワインを4本仕入れてほしい』

ワインの仕入れ業者だと紹介された人物に電話をかけると、そこでもLINEの交換を持ちかけられました。

■中島店長
「そのLINEに振り込み先を送ると言われ、IDを教えてもらいました。」

ワインが高額だったこともあり不審に思った店長は、業者とはLINEのやりとりをせず「佐藤」を名乗る男には「自分で購入してほしい」という内容の連絡をしました。すると。

■中島店長
「夕方の4時ごろLINEを見たら、『佐藤』さんのメッセージが全部消されていた。」

その後、何度連絡をしてもつながらず、予約時間の午後6時を過ぎても「佐藤」と名乗る客の一行は現れませんでした。

7月4日、記者が「佐藤」を名乗る男に電話をかけてみました。

■音声
「おかけになった電話は、お客様のご都合により、通話ができなくなっております。」
■奥村記者
「つながりませんでした。」

店では念のため6人分の前菜を用意し、コース料理の仕入れも行っていました。

■中島店長
「一生懸命作った料理を無駄にされてとても悔しいです。電話を受けた時に丁寧な口調でお客様が言ってきても、LINEの交換はしない方がいいです。」

富山県でも6月に、同じような手口で飲食店が96万円をだまし取られたことが確認されています。

佐賀県警は「予約を受ける時にSNSに誘導された場合は、しっかり断るように」と呼びかけています。

最終更新日:2025年7月4日 18:51
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