続き質問

おそらく数千件にも上る投稿記事について、ひとまとめに提訴すると、訴状だけで数千ページから数万ページになります。書証も膨大となり、とても管理しきれません。自ずと争点も複雑になるため、裁判所も判断に困りそうです。迅速な審理のため、なるべく事件をコンパクトに収める必要があると判断しました。

以前、「(こくおう)みょーこー」と称する発信者によって送信された約200件の投稿記事について、一度に提訴しようと試しに訴状を作ってみましたが、優に1,000ページを超えてしまったため、やむを得ず分割して提訴しました。

また、様々な権利が複合的に侵害されている経緯から、必ずしも人格権だけを非侵害利益とする訴訟だけではないので、この観点からも訴訟を複数に分けました。特に、普通の裁判所は書面や書証の正本と副本だけ提出すれば足りる一方、東京地裁 知財部は裁判官手控えとして、それぞれ3通のクリーンコピーの提出を求めます。これらを印刷して梱包して発送することを考えるだけで、とても対応が困難です。

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倫理的ないし道徳的な責任の所在(誰が悪いのか)とは別に、裁判所も当事者双方の権利や手続を保障する必要があるので、さすがに投稿記事1件ずつ訴訟を提起するのは無理があると感じます。また、たとえば近接した日時に同じ文脈で送信された複数の投稿記事がある場合、投稿記事1件ずつではなく、まとめて訴訟を提起すると、裁判官にも文脈や話題を明瞭に示せて原告に有利、というケースもあるはずです。

「投稿記事1件ずつ訴訟を提起して事件が合計数百件〜数千件」は原告に有利すぎるし、「投稿記事数百件〜数千件をまとめて訴訟1件」は被告に有利すぎるので、ちょうど良いラインが「投稿記事数十件ずつにまとめて訴訟数十件」くらいではないかと考えています。

また、事件が数百件レベルに増えると、私も「てんてこ舞い」です。印紙や予納郵券といった費用はもちろん、コピー用紙やトナーも大量に必要です。印刷から発送までの工程も、きちんと管理しきれる自信かありません。

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堀口 英利 | Horiguchi, Hidetoshiさんの過去の回答