#全員市長 —「改革続行」宣言
奈良市長選から始める、これからの民主主義
奈良市長 仲川げんです。
私は2009年の初当選以来、既存政党や大企業など一部の「声の大きな人」ではなく、一人ひとりの「市民の小さな声」を大切に、様々な市政改革を進めてきました。市役所や議会に寄せられる課題や要望はもちろん重要なものばかりですが、一方で政治家や市役所に直接声をあげられる方はごく一部であることも痛感します。
価値観が多様な時代において、全員の希望をひとつに集約することは至難の業です。政治や社会に失望したり、数年に一度の選挙で政治家が掲げる政策や見せる人柄を、100%信じ切れないという方も多いと思います。形式的には完成されているはずの民主主義の結果生み出される政策に対して、皆さんが感じる違和感をどう受け止めれば良いかずっと悩んできました。一体、私たちの社会は誰のものなのでしょうか。
奈良だからできること
国と地方の政治に関して最も大きな違いはリーダーの選び方です。地方では有権者が直接リーダーを選ぶことができます。国政のように自分に投票してくれた議員や派閥、また彼らを支える様々な利害関係者に遠慮せず、市民にとって本当に必要な事は抵抗を恐れずやり切ることができます。あとはリーダーの「ハラ」ひとつ。
私が今回、5期目に挑戦するにあたり大切にしたい事は、街の隅々まで光を当て、耳をそばだてて小さな声を汲み上げる政治です。誤解を恐れずに言えば、これまでの政治が「スルー」してきた、いわばサイレントマジョリティの声を顕在化し、皆さんの手に再び政治を取り戻したい。「民主主義のあり方そのもの」を進化させ、皆さんの意見を直に政策づくりへと反映するための「民主主義のアップデート」を一緒に進めませんか?
#全員市長とは
市政の重要課題や長年の難問題だけでなく、皆さんの暮らしの小さな変化や気づき、アイデアや提案を自然体で届けられる仕組みとして、「#全員市長」という新たな取り組み。これは、政策をより良いものにするだけでなく、より多くの人が政治を身近に感じ参加するための挑戦でもあります。
是非「私が市長だったら、こんな課題に取り組む」や「将来こんな街をめざしたい」という、皆さんの意見やアイデアをSNSやオンラインフォームでお寄せ下さい。私、仲川げんが一つひとつ目を通し、時にはオンライン上で政策の優先順位を問いかけるなど、皆さん自身が政策の「作り手」に回れる仕組みをスタートします。「35万人の市長」が作った政策案は、実際に次年度以降の市の予算や取組に反映、議会に諮って実行に繋げていきます。
参加方法は、とてもシンプル
選挙権の有無に関わらず、奈良に住む人、奈良に関わりのある人、誰でも参加できます。何度でも、どんなトピックでも構いません。たくさんの意見やアイデアをお寄せください。
SNSで一言
ハッシュタグ#全員市長を付けてあなたの「こうしたい!」をポストしてくださいオンラインフォームから送信
リンク先のフォームから自由に意見やアイデアを送ってくださいhttps://forms.gle/Rgm933nyqJovdr4DA
また個々の意見を閲覧することもできます。
テクノロジーを活用する
「#全員市長」にとってデジタル技術を駆使することは欠かせません。これまでの仕組みだけでは拾いきれない人々の意見をいかに集めるか、小さな、しかし重要な声をいかに反映することができるか。これからの民主主義において、新たなテクノロジーを取り入れることは必須となるでしょう。
現在、広聴AIをはじめとした、新たな民主主義支援のためのツールが「デジタル民主主義2030」プロジェクトを中心に有志で開発が進められています。#全員市長もそうした動きと連動しながら、実証を進めていきます。またデジタルツールだけに頼ることなく、様々な機会やチャンネルを通して意見を集め、工夫と改善を重ねて、目指す新しい民主主義を実現したいと考えています。
奈良はあなたと、進化する
未来の奈良は、一人の市長が「つくる」ものではなく、私たちが「ともにつくる」舞台のようなものです。 #全員市長 の一員として、あなたの発信が次の市政を動かします。そして小回りのきく地方行政だからこその試行と修正によって、これからの民主主義モデルをつくっていけるはずです。
改革を止めず、進化を加速させる奈良を、ここから一緒にはじめましょう。
まずは#全員市長で、あなたの声をお聞かせください。
いただいたご意見やその分析結果については、YouTubeやnoteを中心に仲川げんが発信していきます。
YouTube https://www.youtube.com/@gen_supporter


コメント
1神谷よしえです。奈良が好きなものとして、とてもうれしい取り組みです。応援しています。