トミーです。
この数日で600通ほど、鬼の感想返ししていました。
で、
「売れる商品って、どんな内容にすればいいと思いますか?」
もう何百回も聞かれてきた質問です。
でも、この問いが出た時点で、すでにちょっとズレています。
多くの人は真面目だからこそ、「中身をちゃんと作ってから売ろう」とします。
自分の経験を詰め込んだり、ワークや構成を工夫したり。
でも、そうやって一生懸命作った商品ほど、なぜか売れない。
むしろ、反応がゼロだったときのダメージがでかすぎて、そこで止まってしまう。
私も昔、同じことをやりました。
「完璧な商品を作れば、きっと売れるはずだ」って。
でも、違ったんです。
売れる人たちは、順番が違う。
中身からじゃない。
「売れる空気を作ってから、中身を乗せる」んです。
どういうことかと言うと、
感情が動く一文から始まり
読み手の状況に刺さる問いがあり
「これは私のための商品かも」と思わせる流れが先にある
その流れに合わせて、商品をあとから整えていく。
今日お話しするのは、この逆転の発想についてです。
実際、私自身もこの逆転思考を取り入れてから、note経由のコンテンツ販売でたった2ヶ月で1160万円の売上を作れました。
今回のコラムでは、その裏側として、
まだ商品がなくても「売れる空気」だけで成約を取る方法
中身ゼロからスタートして、反応を見ながら後から整える逆転設計法
「何を売ればいいか分からない人」でも試せる、アイデア発掘メソッド
note1本で月10〜30万円を積み上げる、テーマ設定と導線の“売れる型”
このあたりを、すべて具体例と一緒にお伝えします。
読み終わる頃には、
「作る前に売る」
という思考が、当たり前になっているはずです。
目次
商品内容を先に考える人ほどズレる失敗プロセス
売れてる実力者が先に整えるある順番
「何を売ればいいか分からない人」への最短ルート
個人基準の商品作りから抜け出す、5ステップの設計法
========== ■1. 商品内容を先に考える人ほどズレる失敗プロセス ==========
これは本当に多いのですが、最初から
「中身づくり」
から入ってしまう人ほど、後でつまづきます。
「どんな内容なら価値があるか?」
「この構成で理解しやすいかな?」
「ワークやPDFも付けた方がいいかな?」
こんなふうに、頭の中で理想の商品像を組み立て始める。
すごく分かるんです。
真面目な人ほど、
「ちゃんと形を整えてから世に出したい」
と思うから。
でも、この順番がズレてるんです。
なぜなら、売れる商品は中身からじゃなく「流れ」から作られているから。
ここを知らないまま走ると、こうなります
たとえば、
●売れない人の典型的プロセス
内容を先に作る(コンテンツ重視)
↓
頭の中にある理想を形にしようとする
↓
途中で迷う(どこまで深掘るか? どこが重要か?)
↓
とりあえず完成まで持っていく(満足感あり)
↓
ようやく販売ページやコピーに手をつける
↓
売る段階で伝わらなさに気づく
↓
でももう出来てるから修正できない
↓
結果:時間かけたのに売れない
これ、ものすごく多いです。
しかも厄介なのは「どこで間違えたか」が本人に分からないこと。
そもそも、コンテンツの中身がいくら神でも、
「誰に・どんな言葉で届けるか」
がズレてたら、届きません。
商品を作る前にやるべきことは「読み手の感情を掴むための設計」なんです。
その人が今、何に悩んでいるのか。
どんな言葉でグサッと刺さるのか。
「この人、わかってる…」と思ってもらえるかどうか。
ここがズレていたら、いくら素晴らしいコンテンツでも「買う理由」が伝わらない。
結果、買われない。
だから私は言い切ります。
「作ってから売る」は、もう今日でやめてください。
次のセクションでは、売れている人たちが必ずやっている順番を明らかにします。
それを知るだけで、これまでの頑張りが一気に報われるかもしれません。
========== ■2. 売れてる実力者が先に整えるある順番 ==========
「じゃあ結局、何から整えれば売れるのか?」
これを知らずに突っ込むから、ほとんどの人は努力が空回りします。
売れている人たちは、例外なく中身よりも先に「売れる空気」を整えている。
彼らが最初にやっていることは、内容づくりじゃありません。
「届け方と響かせ方」から入っている傾向が多いです。
●売れる人たちが整える順番
読者の感情構造を明らかにする
→「どんな不安」「どんな願望」「何に怒ってるか」まで具体化
刺さるフレーズを先に作る
→「なんで私のこと分かるの?」と思わせる一言を、冒頭に配置できるか?
買う理由を先に作っておく
→中身が良いから買うのではなく、買うと変われそうと思わせる演出
商品は「最後に」形にする
→売れてから中身を組んでも、反応の良かった部分に合わせて設計できる
この順番で動ける人は、
「まだ内容はできてないけど、売れました」
という状態を普通に作ります。
反対に、売れない人は
情報を詰め込みすぎて
誰に向けた商品かも分からなくなり
結果として「届かない」文章になる
もちろん、良い商品を作ろうとしてるのは分かります。
でも、誰に刺さるかを決めずに書くのは、照準を定めずに銃を撃つのと同じ。
たとえば、私がnoteやセールスレターを書くときは、必ず以下の2つから始めます。
1行目で使う共感の言葉
買いたくなる理由付け
中身の構成や章立ては後回しです。
なぜなら、最初の一言が刺さらなければ、その先は読まれないから。
YouTubeなら「タイトルとサムネ」
noteなら「1行目と小見出し」
セールスなら「冒頭とベネフィット設計」
これが整っていない商品は、どれだけ中身が良くても、まず届きません。
大事なのは、
「伝える準備を整える=売れる仕組みを先に作る」
ということです。
中身を作ってから伝えようとするのではなく、買う流れの中に、中身を乗せていく。
この逆転思考があるかどうかで、売上は大きく変わります。
次のセクションでは、実際に「先に売ってから作る」ことで
どれだけ現場がラクになるか?
どれだけ成功率を高めてくれるのか?
リアルな感覚でお伝えします。
========== ■3. 「何を売ればいいか分からない人」への最短ルート ==========
ここまで読んで、
「でもそもそも、何を商品にすればいいか分からないんですよね」
という声もよくいただきます。
安心してください。
商品内容が決まらないのは才能不足ではありません。
感情ベースで考えていないだけです。
多くの人がやりがちなのは、
「自分の好きなこと・得意なこと・過去の経験」
などから商品を考えること。
もちろんそれも悪くはないんですが、現実問題として…
「それ、今、誰が欲しいの?」
という問いに答えられない商品は、やっぱり売れないんです。
じゃあどう考えるか?
最もシンプルで効果的な方法があります。
■「嫌だった体験」を逆転させる
これは私も実際によく使っていた方法です。
お客様が欲しがるものが分からないなら、まずは自分自身が過去にされて嫌だったことを100個書き出してください。
たとえば…
LINEを送っても返事が来ない
買った後のサポートが遅い
質問したら面倒くさそうにされた
高いのに中身が薄かった
言ってることとやってることが違った
こういう「不」の感情が、売れる商品の原点です。
そして、これを逆転させるだけで、商品設計の軸が出来上がります。
■逆転パターンの実例
サポートを無視された
→ 即レス保証サポート
情報量が薄かった
→ 情報の網羅性と深掘り
言ってることとやってることが違った
→ 「私がやってみた結果」の実録コンテンツ
高すぎて不安だった
→ 満足保証+返金制度+分割サポート
このように、「相手の不安や不満の裏返し」を設計に組み込むだけで、
「それ、まさに自分のための商品です!」
という空気が出始めます。
■「自分本位」になりすぎていないか?
ただし、ここで少しだけ立ち止まって、問いかけてみてください。
「私は誰かの役に立つ視点で商品を考えているだろうか?」
もしかすると、
自分が伝えたいこと
自分の経験を全部詰め込みたい
自分が納得する構成にしたい
そんなふうに、自分主語の発想が強くなっているかもしれません。
もちろん、それ自体が悪いわけではありません。
でも、そこに「相手の感情」が置き去りになってしまうと、どれだけ想いを込めても、届かなくなってしまうのです。
じゃあ、どうすれば届く商品になるのか?
それが、
「他人の感情から設計を始める」
ということです。
あなたの過去の失敗体験こそが、最高の設計素材。
それ自体を
「どう逆転させれば、安心・納得・信頼に変わるか?」
ここに徹底的に向き合ってください。
こうした「感情構造から設計する」商品開発は、初心者でも確実にスタートできる、再現性の高いメソッドです。
次のセクションでは、さらにその先。
個人基準の商品作りから抜け出す、5ステップの設計法についてお伝えします。
========== 4. 個人基準の商品作りから抜け出す、5ステップの設計法 ==========
ここまで、
自分の体験から嫌だったことを思い出す
その逆を商品に転換する
という感情構造の逆転メソッドをお伝えしました。
これは「主観からの出発」において、非常に強力なアイデア発掘法です。
ただし、ここからもう一歩進むなら、自分の感情を起点にしつつも、
「市場と接続させる視点」
が必要となります。
なぜなら、どれだけ自分の想いや体験に意味があっても、市場に存在しない問題には、買い手が存在しないからです。
そのために必要なのが、「売れている構造」を先に見ること。
その上で、自分の体験や強みを掛け合わせること。
これによって、
自分よがりな独り善がり商品を回避し
市場にマッチした実用型コンテンツへ進化できる
という、王道ルートを踏むことができます。
その具体的なステップが、こちらです。
■ 売れるコンテンツ制作の5ステップ
儲かりやすい市場をリサーチする
→売上が立っている商品が多いジャンルを見極める
その市場で売れている商品を見つける
→note、Udemy、Amazonなどを観察し、レビューや人気順を分析
コンセプトをちょっとだけ変える
→切り口やターゲット層、順序、特典内容などをアレンジ
作れる人 or 持ってる人を見つける
→外注、協業、既存ツールの活用など他人の力を借りる
お金を払って作ってもらう
→構築フェーズは「誰かに任せる」ことで速度を最大化する
このステップで重要なのは、商品を0から自分で作らないことに抵抗を持たないということ。
自作にこだわるあまり、完成せず、疲弊して、諦めてしまう人が本当に多いです。
逆に言えば、
売れる市場を選び
売れている構造を見つけ
そこに自分の視点を少しだけ加える
この流れを忠実にたどるだけで、実績ゼロでも売れる商品は組めるようになります。
しかも、これはアフィリエイトやプロデュースにも応用可能。
「自分の商品を売る」だけでなく、
他人の商品に掛け合わせて特典設計をする
クライアントの商品の構造を見直す
といった場面でも使える、普遍的な売れる構造設計スキルになります。
========== ■ 結論:商品は「売れる順序」で設計する ==========
ここまでお伝えしてきた通り、商品を作るときに最も重要なのは、
「中身から考えない」
という順序の逆転です。
多くの人は、
何を教えようか?
どんな構成にしようか?
自分の経験はどう活かせるか?
と、つい「自分起点」で商品を考えてしまう。
でも、売れる商品というのは常に「他人起点」で設計されています。
誰の感情に刺すのか?
どんな一文で振り向かせるか?
どんな悩みを「解決できそう」と思わせるか?
つまり、売れる順序はこうです。
1:読者の感情を明確にする
↓
2:刺さる一文・切り口を設計する
↓
3:「買う理由」になるストーリーを作る
↓
4:売れる流れを作った上で、そこに中身を乗せる
これが本当に売れる人たちがやっている“商品開発の裏側”です。
最初からコンテンツを作り込まなくていい。
最初から正解を出す必要もない。
「売ってから作る」
「反応に合わせて微調整する」
この動き方さえ掴めれば、あなたもコンテンツ販売で確実に成果を積み上げていくことができます。
========== ■ 今すぐ実すべきアクションプラン ==========
過去に「嫌だった購入体験」を最低5つ思い出して書き出す
それぞれの逆転要素(例:遅い→即レス)を1行でメモする
SNSの反応が良かった投稿を3つピックアップする
その中の刺さった一言をもとに「1行目の導入文」を考えてみる
実際の商品はまだ作らず、売れるまでの流れだけを設計してみる
「内容はあとで整える」と自分に許可を出すメモを目につく場所に貼る
PS.
正直に言うと、昔の私は「商品作り=自分の経験や知識をまとめること」だと思っていました。
誰にも負けないボリュームを詰め込み、構成も何度も見直して、丁寧に作り上げたつもりでした。
でも…
ぜんっぜん売れなかった。
「こんなに頑張ったのに、なんで?」
何度もそう思いました。
でもある時、現場で感想をもらったり、読み手の反応をひたすら拾い続けてるうちに、ようやく気づいたんです。
人は中身の正しさよりも、
「これは自分のことだ、と思えるかどうかで動くんだ」
という事実にです。
それからは、完璧な構成よりも「相手の感情に刺す言葉」から考えるようにしました。
その小さな変化が、売れ方を大きく変えてくれました。
今ではnote1本で100万を超える月もありますが、それは「売れる空気を先に整える」という順番に変えたからです。
中身を整えてから売ろうとすると、動けなくなります。
まず売ってみる。
反応を見て、整えていく。
この動き方こそが、あなたの時間と気力を無駄にしない最短ルートです。
========== ■「売れる流れ」から商品を自動化で作れる ==========
今回お伝えしてきた、
読者の感情から設計を始める
刺さる言葉を先に決める
買いたくなる理由を先に作っておく
反応が取れてから中身を整える
この売れる順序を、まるごと仕組み化しているのが、AIトミーくんです。
私自身、この動き方にたどり着くまでに、14年以上の試行錯誤と現場経験が必要でした。
でも、その全工程をたった10分の指示だけで再現できるツールを開発しました。
✔ 読者の感情に刺さるコピー
✔ 刺さった投稿から逆算する商品設計
✔ 感情ベースで買われるセールスレター
✔ 中身より先に売れるステップメールの流れ
これらを一気に“形”にしてくれる相棒が欲しいなら、AIトミーくんを使ってみてください。
あなたの「売れる順序」を忠実に再現してくれます。