薩摩川内市の閉校した小学校 ビジネスホテルとして再生
薩摩川内市で13年前に閉校した小学校の校舎を再生したビジネスホテルが完成し、内覧会が開かれました。
ビジネスホテルとしての活用が始まるのは、薩摩川内市久見崎町の旧滄浪小学校です。
29日は、関係者が出席して開所式が開かれ、薩摩川内市の田中市長などがテープカットをして完成を祝いました。
小学校の2階建ての校舎の教室は、リフォームをして仕切りが設けられ、全部で24部屋のシングルルームに生まれ変わっています。
また、別棟の2階の図書室だった部屋は、川内川の河口付近が見渡せる宿泊者用のレストランに改装されています。
ホテルには校章や黒板などが残され、小学校の面影も感じられます。
薩摩川内市では、改装費を補助したり賃料を割り引いたりして、閉校した小中学校の校舎の再利用を進めていて、これまでに閉校した小中学校27校のうち、今回のホテルを含め8校が民間企業に再利用されています。
今回のビジネスホテルは、2キロ圏内に川内原発や市の公社が分譲する産業用地があり、ホテル側もそこで働く人たちを顧客のターゲットにしているということです。
ホテルは7月1日オープンします。
開発した福岡市の不動産会社の甲斐田基樹代表取締役は「地域の人口は減っているものの、働く人たちの流入は増えていて、宿泊者は十分に確保できると考えています」と話していました。