参政党を語るのに、スピや反ワク、龍馬プロジェクト、日本人ファースト、憲法案その他もろもろの政策を語る必要はない。また、それらの間の矛盾を指摘したり、それによる支持者の知能を批判することも無意味である。
そもそも政治とは政策論争ではない。権力闘争である。だから、右とか左といったイデオロギーによる分析はことごとく間違っている。それらは後付けの論理に過ぎない。
郵政民営化が良いことなのか、この国の行き先を考えるのに重要な論点だったのかなど当時の国民は何も考えていなかった。なんかよくわからんが、古い既得権益によって自分に甘い汁が回ってこない、なんかじじいの顔がむかつく、それなら壊してしまえ、程度である。
民主党の政権交代を思い出してほしい。いまでは悪魔の民主党などと呼ばれるが、当時の民主党はほぼ第二自民党だし、そのように認識されていた。政策は自民党と同じでいい、ただ自民党の連中がむかつく、程度の気持ちで政権交代をした。
みんなその程度で変化を求める。その原因は大衆の貧困化と主流になれていない政治家の権力欲の悪魔合体である。神谷宗幣の過去の発言や思想、イデオロギーをどんなに分析しても参政党の人気はわからない。神谷宗幣を突き動かしているのはイデオロギーではなく、挫折とコンプレックスによる本流になりたいという権力欲だ。
参政党支持者が参政党を支持するのは、反ワクだからでもスピだからでも、愛国右翼だからでも、反移民だからでもない。だからでもないというのは言い過ぎだが、それらのどれか一つに賛同している程度で、支持の原動力は生活の貧困と自分たちが甘い汁を吸えないことによる既存の政党や既得権益層に対する怒りである。だから、支持者にアホだとか、参政党の政策に矛盾だらけとか指摘しても意味はない。そんなことみんな織り込み済みで、既存のエスタブリッシュメント層の破壊が目的である。トランプ現象とまったく同じである。そこを読み間違えてはいけない。
もしあなたが参政党を支持していないのであれば、そして参政党支持者の心理がわからないのであれば、残念ながら今後の衝撃に備えるしかない。ガラガラポンの始まりである。
当時の民主党が第二自民党だと思われてたってのは別の世界線としか思えない 自民党は官僚主導でダメな政治をしているが政治主導の民主党なら日本を立て直せるッてな雰囲気だったろ ...