民主、社民、国民新の3党連立政権は9月16日発足する。これに先立ち、民主党の鳩山由紀夫代表は15日夜、すべての閣僚候補を決め、本人に内示した。藤井裕久最高顧問(77)や前原誠司(47)、川端達夫(64)両副代表、長妻昭政調会長代理(49)、原口一博『次の内閣』総務担当(50)らの入閣が内定した。防衛相の方向で調整されていた国民新党の亀井静香代表(72)は、郵政・金融担当相に起用する。
鳩山氏は同日夜、閣僚人事について、党本部で記者団に「出来上がった。マニフェスト(政権公約)の実行に一番強力な布陣を敷いた」と強調。民間人は起用しないことを明らかにした。ポストを含めた公表は、16日の首相指名後とする考えを示した。
ほかに入閣が内定したのは、直嶋正行政調会長(63)、仙谷由人元政調会長(63)、中井洽元法相(67)、赤松広隆選対委員長(61)、小沢鋭仁国民運動委員長(55)、北沢俊美(71)、千葉景子(61)両参院議員。
民主党は15日夕、都内のホテルで両院議員総会を開き、小沢一郎代表代行の幹事長就任を承認した。この後、党役員の人事を一任されている小沢氏は、山岡賢次国対委員長(66)の留任と国対委員長代理への三井辨雄氏(66)の起用を決めた。衆院議院運営委員長には松本剛明前政調会長(50)を推す。
亀井氏は郵政事業を所管する総務相を要望。しかし、民主党には地方分権を所管するポストを他党に譲ることに異論があり、いったんは防衛相で調整に入ったが、鳩山氏は連立政権の結束を重視し、最終的に亀井氏の意向に配慮した。亀井氏は防衛相の打診はなかったとしているが、国民新党幹部は「亀井氏が防衛相を押し返した」と述べた。
民主党からは既に、副総理兼国家戦略局担当相に菅直人代表代行、外相に岡田克也氏、官房長官に平野博文役員室長を起用することが内定している。
社民党の福島瑞穂党首のポストは、少子化対策・消費者行政担当相と決まった。同氏は男女共同参画と食品安全の各担当も兼務する。(2009年9月15日配信)
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