「変わらない政治を変えたい」「票の重みかみしめる」。首相指名選挙が行われる特別国会が召集された9月16日午前、衆院選の激戦を制して当選した新人議員らが初登院した。政権交代を勝ち取った民主党の議員も、歴史的大敗に終わった自民党の議員も、それぞれに1票の重みを感じ、緊張感に満ちていた。
午前8時、国会議事堂の正門が一気に開かれると、当選証書を手にした議員が続々と入った。長崎2区で久間章生元防衛相を破った元薬害肝炎訴訟原告の福田衣里子氏(民主党)は「奇蹟(きせき)」と書かれたバッジを胸に。大勢の報道陣に囲まれ「(肝炎)被害者が訴えても変わらない政治を変えたい」と意気込み、「『先生』ではなく、いつまでも『福田さん』と呼ばれる身近な存在でいたい」と目指す政治家像を語った。
気合十分なのは、元テレビ局記者の同党三宅雪子氏。午前3時前から正門前で待機していたという。門をくぐる際は仲間の議員とともに一礼。「この意気込みを買ってほしい。(獲得した)9万票の重みをかみしめて頑張りたい」と話した。
自民党議員では、神奈川11区の小泉進次郎氏が午前9時半ごろ姿を見せた。「総理になってほしい人と思われる議員を目指したい。健全な強い新自民党をつくるため頑張りたい」と、はきはきした口調で語った。(2009年9月16日配信)
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