はしか感染確認の男性が訪れた万博パビリオン一覧 判明分は8カ所、大阪府が注意呼びかけ

麻疹ウイルスの電子顕微鏡写真(米疾病対策センター提供)
麻疹ウイルスの電子顕微鏡写真(米疾病対策センター提供)

6月21日に大阪・関西万博の会場(大阪市此花区)を訪れた男性がはしか(麻疹)に感染したことが5日、初めて明らかになった。大阪府によると、男性はシャトルバスで会場入りし、少なくとも8カ所のパビリオンに立ち寄ったという。府などは不特定多数と接触した可能性があるとして注意を呼びかけている。

府によると、男性が訪問したことが判明しているパビリオンは、よしもとwaraii myraii館▽飯田グループ×大阪公立大学共同出展館▽ORA外食パビリオン「宴~UTAGE~」▽欧州連合(EU)パビリオン▽アルジェリアパビリオン▽カンボジアパビリオン▽チリパビリオン▽チュニジア共和国パビリオン-の8カ所。詳しい順番や時間帯は不明という。

府によると、男性は神奈川県在住の10代で、6月21日午前8時ごろに堺市のパーク&ライド(P&R)駐車場からシャトルバスで会場に移動。同9時ごろに入場し、午後3時ごろまで滞在した。複数のパビリオンに立ち寄り、帰りもシャトルバスを利用したという。

万博で初のはしか感染 神奈川の10代男性 6月21日に訪問、複数のパビリオン回る

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