第27話 皇女様のIカップの感触は!?

(私なんてこの中で一番不細工だから、私のブラなんてチェックしたくはないだろうけど、このIカップの触り心地のいい柔らかすぎるおっぱいだけが私の自慢だから、できれはこの機会にしっかりアピールしたい! 勇気を出して、事故に見せかけて美しい紫と金のオッドアイのこのお方がボタンを外そうとした瞬間に胸を思いっきりその手に押しつけちゃおう! それで私のIカップおっぱいの虜になってくれればいいんだけど、私なんて不細工だから絶対無理だよね)


 エミリア・ランドリアとかいうIカップの超大国ランドリア帝国の第一皇女おうじょ様のそんな心の声がはっきりと聞こえていた俺は、最大限に警戒しながら彼女のワイシャツのボタンを1つ外したのだった。


 すると、エミリア・ランドリアはこちらが心配になってしまうくらい赤面しながら、こう言ったのだ。


「あっ。・・・・・・う、うううううっ。・・・・・・ぐふっ・・・・・・ぐへっ・・・・・ぐひょっ・・・・・・きゃん♡」


 ・・・・・・ぐふっ・・・・・・ぐへっ・・・・・ぐひょっ・・・・・・きゃん?


 なんだ? この果てしなくかわいいリアクションは!


 俺はその全く予想外の反応に興奮してしまい、思わず連続で2つ目のボタンを外してしまった。


 そしたら、エミリア・ランドリアとかいうIカップの超大国ランドリア帝国の第一皇女おうじょ様はさらに心配になってしまうほど赤面して、肩で息をしながらこう言ったのだ。


「むふっ。う、ううううっ! うううううっ・・・・・・きゃひん♡」


 きゃひん?


 さすがに、きゃひんが出たらもう限界ってことかな?


 そう思った俺は、彼女にこう訊ねたのだった。


「・・・・・じゃあ、今日はこの辺でやめておこうか? この続きはまた明日ということで」


 すると、エミリア・ランドリアは思いっきり赤面し、肩で息をしている状態で俺にこう訴えてきたのだ。


「・・・・・・いっ、いえ。みっ、3つまで外さないとブラチェックができないじゃないですか! ・・・・・・わっ、私は大丈夫なのでどうぞお続けになってください!」


 しかし、彼女はどう見ても限界そうだったので、俺はこう言ったのだった。


「・・・・・・あの、実は、後ろの席からあんたのピンクのブラジャーが透けているのをじっと見てたんだけど、明らかにホックみたいなものが見えたような気がしたんだよ。だから、今、君がバックホックブラを着用していることは俺が証明してやるから、もう本当にこのくらいで今日は──」


 だが、そこまで言ったところで、俺はそのエミリア・ランドリアとかいうIカップの超大国ランドリア帝国の第一皇女おうじょ様に思いっきり頬をはたかれたのだ。


 そして、すぐにエミリア・ランドリアはこう言ったのだった。


「ごっ、ごめんなさい! 後ろの席から透けてるブラのホックの位置がわかるくらい凝視されてたかと思ったら恥ずかしくって、つい! 本当にごめんなさい! 私の体のことを心配していってくださったのに・・・・・・本当にごめんなさい!」


 しかし、その直後、彼女のこんな心の声が俺には聴こえてきていたのだ。


(お気に入りのピンクのブラつけてきてよかった! まさか後ろからそんなに見られてたなんて! それって私のことが気になってるってことなのかな? このクラスで一番不細工な私のことが? ・・・・・・ひょっとしてこの人、こんなカッコいい見た目なのにブス専なのかな? ブス専だから私のことが気になってしかたないのかな? それだったら私にもチャンス大ありかも! 事故に見せかけてこのIカップの信じられないほど柔らかいおっぱいを触らせれば、もしかしたら落ちてくれるかも! そのためにももう1つボタンを外してもらえるようにうまく誘導しなくっちゃ!)


 この子、まだ俺にボタンを外させる気だぞ!


 俺がそう思った次の瞬間だった。


 そのエミリア・ランドリアとかいうIカップの超大国ランドリア帝国の第一皇女おうじょ様が突然意識を失って俺の方に倒れかかってきたのは!


 それで、これは罠なのか? と一瞬思いながらも俺はその体を反射的に抱きとめたのだった。


 だから、その時、エミリア・ランドリアのIカップのおっぱいが俺の胸に押しつけられたのは全くの事故だったわけだが、俺はその偶然によってもたらされた信じられない柔らかさによってそのまま天に召されてしまいそうになるのをぐっと堪えてこう言ったのだった。


「・・・・・・おっ、俺は今からこのクラスのブラチェック担当者として彼女を保健室に連れていくから今日のブラチェックはこれで終了だ! ・・・・・・俺はもうメインの相棒となる魔物を選択したから、彼女が意識を取り戻すまで傍にいてあげてもいいですよね? リンドナ先生?」

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る