一般人というカテゴリーと特殊人というカテゴリーは明確に区別される。特殊人という概念は一般人という概念に属さない。一般人という概念も特殊人という概念に属さない。
肉体的に優位的な人というのは一般人でも特殊人でもない。しかし優位人ではある。
優位な人が特殊人とは限らない。優位な人の"何かに優る性質"が一般的ではないのがたしかなところである。アリストテレスの性質というカテゴリーにおいては何らかの目立った性質が加味される。
この目立った性質を質料と呼ぶこともある。目立った性質ではない一般的な性質を個体差として案ずることは面白くない。
目立った性質を他物の一般的な性質と比べて優位的であると判断することは考えられる。この優位的というカテゴリーも定義が必要であり、この定義を妥当な一般性から組み立てていくことが課題となる。
妥当な一般性というのは論理的な一般性というものでもあり得る。また、ヒュームによって意味の循環性という指摘がされており、意味を定義する際に妥当な一般性や整合性が必要となってくるのである。