『「悪」と闘う』の方でも書きましたが、再度掲載します。
(レビューを上げるための方便ととられるのは不愉快なので)
僕たち「何も持っていない者」の主張がここに書いている。
困っていない人、問題に直面していない人は形のみを挙げて、
「マスコミは反対のことを言っている、そもそもそんな事一言も言っていない」
「雰囲気が統一されてきて、良くなっているのに、また不安を増長させることを言うなんて」
「左翼、非国民」
など、自分がいつ現実的になるかもしれない問題を棚上げして、反論を打消し、見ないようにしている。
僕の周りでは、現在の国、地方、会社、町内会等関係なく、苦しくて溜息ばかりついている。
この本は、その内容が言いづらいことまでしっかりと書いてある。
中身を見て、周りに少し目を向けてみてください。
批判者みたいに、形だけみて、目次だけ見て、決めつけるのだけはやめてください。
それは、自分たち自身に降りかかってきます。
かつて、学生時代、「怖い、妄言」と決めつけていた僕がその1証人です。
(現在親も高齢になり、僕もいつ餓死者になるかわからず、不安でいっぱいです)
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宇都宮 健児
(著)
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振り込め詐欺の進化形、偽装質屋、貧困ビジネス、悪質NPO…
闘う弁護士が実態・手口を暴く!
闘う弁護士・宇都宮健児。彼は一九七〇年代から、サラ金・ヤミ金・貧困問題の最前線で社会悪と対峙してきた。そして、脅しや嫌がらせに屈することなく、これまでに六万社を超える悪質業者を告発している。その闘いは今も継続中だ。
本書では、振り込め詐欺等の新型詐欺、債務整理を名目に返済金を横領する悪質弁護士、いわゆる貧困ビジネスなど、弱者をターゲットにした現代の「わるいやつら」の手口や実態を、第一人者が具体的に解説。加えて、その背景にある政治の無策を鋭く告発する。騙されないための、必携の一冊!
[著者情報]
宇都宮健児(うつのみや けんじ)
一九四六年愛媛県生まれ。東京大学法学部中退、司法研修所入所。七一年、弁護士登録。日弁連多重債務対策本部長代行、同消費者問題対策委員長、東京弁護士会副会長、豊田商事破産事件破産管財人常置代理人、全国ヤミ金融対策会議代表幹事、オウム真理教犯罪被害者支援機構理事長、反貧困ネットワーク代表、「年越し派遣村」名誉村長、日弁連会長などを務める。
闘う弁護士が実態・手口を暴く!
闘う弁護士・宇都宮健児。彼は一九七〇年代から、サラ金・ヤミ金・貧困問題の最前線で社会悪と対峙してきた。そして、脅しや嫌がらせに屈することなく、これまでに六万社を超える悪質業者を告発している。その闘いは今も継続中だ。
本書では、振り込め詐欺等の新型詐欺、債務整理を名目に返済金を横領する悪質弁護士、いわゆる貧困ビジネスなど、弱者をターゲットにした現代の「わるいやつら」の手口や実態を、第一人者が具体的に解説。加えて、その背景にある政治の無策を鋭く告発する。騙されないための、必携の一冊!
[著者情報]
宇都宮健児(うつのみや けんじ)
一九四六年愛媛県生まれ。東京大学法学部中退、司法研修所入所。七一年、弁護士登録。日弁連多重債務対策本部長代行、同消費者問題対策委員長、東京弁護士会副会長、豊田商事破産事件破産管財人常置代理人、全国ヤミ金融対策会議代表幹事、オウム真理教犯罪被害者支援機構理事長、反貧困ネットワーク代表、「年越し派遣村」名誉村長、日弁連会長などを務める。
- 本の長さ192ページ
- 言語日本語
- 出版社集英社
- 発売日2013/9/13
- 寸法10.8 x 1.2 x 17.4 cm
- ISBN-104087207064
- ISBN-13978-4087207064
登録情報
- 出版社 : 集英社 (2013/9/13)
- 発売日 : 2013/9/13
- 言語 : 日本語
- 新書 : 192ページ
- ISBN-10 : 4087207064
- ISBN-13 : 978-4087207064
- 寸法 : 10.8 x 1.2 x 17.4 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 757,078位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
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上位レビュー、対象国: 日本
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- 2014年12月13日に日本でレビュー済みフォーマット: 新書Amazonで購入
- 2019年12月26日に日本でレビュー済みフォーマット: Kindle版 (電子書籍)Amazonで購入可もなく不可もなく。
専門的な話、数字の話が多く題名とは少し違った内容。
- 2014年2月17日に日本でレビュー済みフォーマット: Kindle版 (電子書籍)Amazonで購入都知事選で興味を持ったところで、リリースがあったので読んでみました。
弁護士会長ということでしたが、人のやりたがらないことで、一致して当たらなければ成果の出にくいことを色々やった結果組織の長にも」なったということなのでしょうかね。
本を読んで思ったのは、やはりあまり政治には向かない日本の国民性と、それに乗ってしまっている法社会の未成熟さ。
村社会のうちは合議で良かったりしたけれども、社会形態、家族形態が個人中心になったのであれば、慣例よりも明文でないと有効になりにくい。常に実効、実行を考えなければならない。
現実的に、貧困層を作ってしまうよりも、消費に正しく寄与する消費者が増えたほうが、集団としては豊かになるはずなので、上の方の人も搾取よりは適度に育てることを考えたほうが良いし、下の人はちゃんと上のすることを見ていなければいけない。
このあたりの、貧困ビジネスといわれるものがなんで蔓延するのか、債務整理弁護士の広告がなぜあそこまで胡散臭いのか。いくつか腑に落ちる事があったので、読んでみてよかったですよ。
- 2019年3月21日に日本でレビュー済みフォーマット: Kindle版 (電子書籍)Amazonで購入前半より、いかにも作者が、「私は正しいことだけをしています!」と言う主張をしたいがために書いた本に思え、読んでいていい気持ちがしなかった。
自費の自伝として出せば良いのでは...
作者のことなどどうでも良いので、コピーのような内容が知りたかった私には、少なくとも35パーセントまで読み進めただけでは、詐欺の内容も上っ面だけで知っているようなことばかりであることもあって、読むのをやめてしまった。
溝口氏の本のように、深いところを吐き出してくれる本と期待して読んでいる層が多いと思うのだが...
タイトルやコピーにつられてしまったようだ。
- 2013年9月22日に日本でレビュー済みフォーマット: 新書Amazonで購入反貧困運動や元都知事選候補としても著名な宇都宮さんの著書のうえ、タイトルが『わるいやつら』と超・直球!
内容は、「この道」に進んだ経緯から、サラ金・ヤミ金・詐欺・貧困ビジネス、そして都知事選を経ての新たなテーマまでと豊富。
駒場寮にいらっしゃったことに納得し、卓球経験者ってバラエティに富んでいるなと感じ
部落や炭鉱労働者の問題に関心を抱かれたというきっかけに膝を打ち。
また、弁護士さんになって以降の「実録!サラ金・ヤミ金・詐欺・貧困ビジネス」風の個所は大変興味深かった。
例えば、一人が二十、三十社から借り入れてしまうサラ金というもの、被害者支援の拡大を狙って
「サラ金被害者から、どうやったら弁護士費用をもらえるか」という講演会を開催したという話……。
豊田商事事件のくだりでは、私が最近、個人的に、バブル期に銀行から「押し貸し」された責任を問おうという方々の話を聞いたことを思い出した。
また、驚くべき超高金利、背筋が寒くなるような脅しの具体例なども書かれている。
昨今の新手の詐欺と貧困ビジネスについては、一時期深く調べたため知っていることも多かったが、それでも
「偽装質屋」「振り込め詐欺の三種の神器」「被害回復詐欺」、弁護団・消費生活センターなりすまし詐欺?
「カモリスト」など、初めて知ったかもしれないこともたくさん。
そのようななか、「六万社を超えるヤミキン業者を摘発」し、悪質業者にさえある種「一目置かれた」存在の宇都宮さん。
さらに、弁護士の選び方、働けるうちに生活保護を利用できれば社会に出やすいためにコスト減になることなども納得した。
部屋の鍵を変えられて荷物を撤去されることは、私が一時期よく出入りしていたアパートでも実際におこなわれていたし
家賃保証会社の存在は現在も使用させられているが腑に落ちない面が多々あり、派遣労働者の給与の扱いについて、
ヨーロッパの失業保険の実状、日本の生活保護受給者と低賃金の労働者の消費水準比較に対する疑義、
見出しにもあるように「年収四三〇万円の労働者よりトヨタ社長の税負担率が低い」こと、ヨーロッパの税制の真実についてなども勉強になった。
特に、「基本的人権を『現実化』『具体化』するような運動の実践」と制度の問題については、深く考えていきたい。
- 2020年11月2日に日本でレビュー済みフォーマット: Kindle版 (電子書籍)宇都宮健児さんの本です。
宇都宮健児といえば、都知事選に出馬したとか、するとか、毎回話題になる人、というイメージでした。弁護士だったよなぁ。
宇都宮さんが弁護士になるまでが最初に書かれていて、そこから、サラ金、闇金、詐欺などの「貧困ビジネス」の解決を手がけていくまでが書かれます。
また、サラ金、闇金などの対処から、オレオレ詐欺などの手口へと話が展開していきます。
どれも、貧困につけこんだビジネスで、そういうビジネスが成立してしまうのは、
社会の格差が拡大していき、貧しい人間に政府が手をさしのべないから、ということから、政治への疑義が呈されていきます。
また、警察がとにかく動かないので、告発状、告訴状を書くことを提案しています。高校の頃からそういう書類の書き方を教えたら、などと提案されています。
また、悪徳弁護士についても触れていて、債権整理を手がける弁護士は、かなり怪しいというか、実質は弁護士の名義貸しになっている、などと指摘していて、そこいらへんは知らなかったので、勉強になりました。
宇都宮さんって、弁護士として貧困ビジネスにかかわっていて、そこから、政治への疑問が生じたのだな、ということが、よくわかりました。また、貧困が生まれると、それを食い物にする「わるいやつら」が生まれて、社会不安が生まれるわけで、
したがって、貧困を撲滅すれば、犯罪も起きづらくなる、ということは、よくわかりました。
とりあえず、宇都宮先生には、ぜひ政界に打って出て…と思いますが、ただ、権謀術数のうずまく政治の世界には向いてない人かも、と思ったりもしました。
- 2014年2月21日に日本でレビュー済みフォーマット: Kindle版 (電子書籍)Amazonで購入私は、理念(理想)ばっかり説いている人は、大嫌いです。
なぜなら、そういう人達は、「何もしない」からです。仕事上でも、カッコイイ事ばかり
言って、「何もしない」人はゴロゴロいます。
宇都宮氏は、実践家です。多重債務者に対して、「何を」「どうするのか?」を熟知しています。
そして、一緒に行動する。行動、行動、これが一番大事です。
だから、多重債務者に対して、非常に具体的なアドバイスが出来ます。
多重債務者の方は、自分のことを「もうどうにもならない状態」だと思っています。
その時に必要なことは、「きっと、良い事あるさ」「とりあえず、誰かに相談しなよ」ではありません。
とびっきり具体的な行動です。「わるいやつら」がいなくなることは、今の世の中考えられません。
逆に、どんどん増えていっています。弱者を食物にするのは、いけないことですが、それを、言っても、
何も、解決しません。
この本は、そういう社会に対して、「私たち知りたい具体的な行動」がたくさん書かれてます。
「どうして、こんな社会になってしまったんでしょう?」と言っても、誰も助けてくれません。
それだったら、本当に困った時(多重債務、病気になる、犯罪に巻き込まえる)に、
どう具体的に対処すればいいのかを、考え、そして実践した方が、よほど、建設的です。
- 2013年11月2日に日本でレビュー済みフォーマット: 新書Amazonで購入貧困問題を解決しようと奮闘される宇都宮健児さんの活力の源泉を見たように思います。非常に身近な存在に思われました。
また、いろんな事件、事項を科学的に分析して、私たちにもわかりやすく解説してくれました。貧困と圧迫のない社会をめざして私たちの身の回りでもがんばりたいと思いました。