|
第三回「毎日かあさん カニ母編」
今日も木工してたんですが、結局終わらなんだ。
てか、朝から洗濯とかしてたんだが
もう全然やる気なくしちゃって。
スタジオ入ってたんだがもう。しんどいしんどい。
体力は余ってんだが何かね。
さぼってずっと構内の桜眺めてたわ。
四月病だきっと。
ま、毎月病んでんだがね
てな訳で今日はこれ読んだ。

毎日かあさん カニ母編、つまるところ一巻です。
西原さんの本はリリーから「ぼくんち」を借りてから読み漁るようになり、
教育実習中も高校の図書室で「この世で一番大事なカネの話」借りてきて読む始末。
それぐらい、この人のマンガは"インパクト"がある。
重い。ほんとに重い。
とくにぼくんちは相当きつい。
でも、読まなくてはならない。
ところがこの本はすごく温まるシリーズ。
ごくごく普通(ではないだろうが)の子どもをもつ母親が描く、家族の日常。
ま、西原さんと旦那さんがぶっ飛びすぎているからどうしても"マンガみたいな"話になってくる。
朝起きたらおとうさんがドックフード食ってて、
なんだコレ、コンゴで食った国連の難民食よりうめえじゃないか!
ってキレてる。
日本人は今日から全員米くわないでドッグフード食ってろー!
何この日常…しんどいわ!
で、おとうさんもそうだが息子も中々ぶっとんでる。
五歳で字も読めん…娘は二歳で字を書けてるのに。
絶対…いや、言うまい。
それより何より。この本、実のところ娘萌え本なのである。
色々ニヤニヤするエピソードあるのだが、何より好きなのは泣く時の話。
この娘、怒られて泣くときに
「おかーしゃん、だいすきー しゅきー」
って泣くらしい。
そらもう怒れんわな。
で、動物の鳴き声を尋ねたら、
「犬は?」「わんわん」
「猫は?」「にゃーにゃー」
「おかあさんは?」「おとーしゃんだいすきーってなくの」
「おとーさんはおかーしゃんだいすきーってなくの」
この時、夫婦は別居中。
…あー娘欲しい。こんな娘欲しい。
うさぎドロップの凛、マイガールのコハルに並ぶ良娘。いいなあ…
まあそれより何より。西原さんが実に家族を愛しているのがよくわかる。
どんなささいな小話も、事細かに覚えていて。
どんな駄目な旦那も息子もらぶりー娘も、
ホント楽しそうに描かれている。
いいことも悪い事も覚えていて、かつ表現することは非常に難しい。
人は忘れる生き物だからだ。
どんな人生でも、結構毎日何かしらの事件は発生して、どんどん消化されている。
でも、そーゆー毎日を形に残せるから、彼女は素敵な漫画家なのだと思う。
家族を母親の視点で描くマンガだから、やはり家族っていいなあと思うのが一番目だが、
そーゆー感情が潜んでいる「日常」の愛おしさを感じれる自分になりたいと切に願う。
案外、自分の母もこれぐらい自分を見つめていて、事細かに覚えているのかもしれないなあ。
こればっかりは本人に聞いてみないと分からない。僕は一生母親にはなれないしね。
てか、朝から洗濯とかしてたんだが
もう全然やる気なくしちゃって。
スタジオ入ってたんだがもう。しんどいしんどい。
体力は余ってんだが何かね。
さぼってずっと構内の桜眺めてたわ。
四月病だきっと。
ま、毎月病んでんだがね
てな訳で今日はこれ読んだ。
毎日かあさん カニ母編、つまるところ一巻です。
西原さんの本はリリーから「ぼくんち」を借りてから読み漁るようになり、
教育実習中も高校の図書室で「この世で一番大事なカネの話」借りてきて読む始末。
それぐらい、この人のマンガは"インパクト"がある。
重い。ほんとに重い。
とくにぼくんちは相当きつい。
でも、読まなくてはならない。
ところがこの本はすごく温まるシリーズ。
ごくごく普通(ではないだろうが)の子どもをもつ母親が描く、家族の日常。
ま、西原さんと旦那さんがぶっ飛びすぎているからどうしても"マンガみたいな"話になってくる。
朝起きたらおとうさんがドックフード食ってて、
なんだコレ、コンゴで食った国連の難民食よりうめえじゃないか!
ってキレてる。
日本人は今日から全員米くわないでドッグフード食ってろー!
何この日常…しんどいわ!
で、おとうさんもそうだが息子も中々ぶっとんでる。
五歳で字も読めん…娘は二歳で字を書けてるのに。
絶対…いや、言うまい。
それより何より。この本、実のところ娘萌え本なのである。
色々ニヤニヤするエピソードあるのだが、何より好きなのは泣く時の話。
この娘、怒られて泣くときに
「おかーしゃん、だいすきー しゅきー」
って泣くらしい。
そらもう怒れんわな。
で、動物の鳴き声を尋ねたら、
「犬は?」「わんわん」
「猫は?」「にゃーにゃー」
「おかあさんは?」「おとーしゃんだいすきーってなくの」
「おとーさんはおかーしゃんだいすきーってなくの」
この時、夫婦は別居中。
…あー娘欲しい。こんな娘欲しい。
うさぎドロップの凛、マイガールのコハルに並ぶ良娘。いいなあ…
まあそれより何より。西原さんが実に家族を愛しているのがよくわかる。
どんなささいな小話も、事細かに覚えていて。
どんな駄目な旦那も息子もらぶりー娘も、
ホント楽しそうに描かれている。
いいことも悪い事も覚えていて、かつ表現することは非常に難しい。
人は忘れる生き物だからだ。
どんな人生でも、結構毎日何かしらの事件は発生して、どんどん消化されている。
でも、そーゆー毎日を形に残せるから、彼女は素敵な漫画家なのだと思う。
家族を母親の視点で描くマンガだから、やはり家族っていいなあと思うのが一番目だが、
そーゆー感情が潜んでいる「日常」の愛おしさを感じれる自分になりたいと切に願う。
案外、自分の母もこれぐらい自分を見つめていて、事細かに覚えているのかもしれないなあ。
こればっかりは本人に聞いてみないと分からない。僕は一生母親にはなれないしね。